今年もあと僅かとなりました。当院の診療も本日12月28日をもって終了、来年は明けて1月4日からとなります。
今年は、年初めの診療台の入れ替えに始まり、2月には病院の水道管の漏水の発覚とそれに伴う緊急工事、4月からは約1年間の予定で矯正の勉強会が始まり、5月にはホームページの作成、7月には鹿児島大学歯学部卒後25周年の記念事業の準備と開催、9月には新人スタッフの加入…そしてその合間に、講演会の依頼や趣味のゴルフ…と、50歳の節目の年にふさわしく、何かと慌ただしくも充実した一年でした。御陰さまでいろんな方と接する機会も増え、今年の漢字の『絆』をあらためて考えさせられた年でもありました。
今年一年間、自分を支えてくれた家族、スタッフ、友人、そして患者様に感謝致します。来年も、心を新たにして“幸せを噛みしめられる医療”に取り組んでいきたいと思っております。
それでは皆様、良い年をお迎え下さい。そして来年も前田歯科クリニックを宜しくお願い致します。
一昨日の土曜日は前田歯科の忘年会でした。場所は鹿児島市山之口町にある懐石料理の『さき川』http://www.yukusas.com/pg/pshop.htm?sid=00321です。ここのお店は、和洋中華に使われる様々な食材が懐石風にアレンジされて戴けるのが特徴です。一つ一つの料理の量はかなり少なめですが、種類が豊富なので最後は男性の方でも十分過ぎる程お腹が満たされます。うちの女性陣も、“ねぎ嫌い”や“光り物嫌い”など若干名おりましたが、みんなで力を合わせて何とか最後まで完食していたようでした。
かく言う私は、2週連続の雨中極寒ゴルフのために久しぶりに体調を崩し、10年ぶりぐらいに風邪をひいてしまい、ほとんど料理の味はわからずじまい… 実に残念でした。何とかクリスマスまでには復調したいと思います。
師走も半ば、毎日が慌ただしくなってきました。実は開業以来、毎年この時期に続けていることがあります。それは、前田歯科に来てくれた乳幼児から中学生までの子供たちに送るクリスマスカード作りです。今年で18年目になります。最初はカラースタンプなどを用いた手作りでした。そのうちに、インクジェットプリンターの性能が向上したので、PCで作ったものをプリントアウトするようになりました。それでも当時はプリンターの印字速度が遅かったので、一日掛かりでやっていました。最近は、PCで作ったファイルをネット上の印刷屋さんに送って印刷してもらっています。今年のクリスマスカードがようやく昨日完成しました。師走のこの忙しい時期に、カードのデザインやレイアウトなど正直いって大変です。始めた当時はいつまで続くかな〜?と思っていましたが、ここまで来ると意地でもやめられません。不思議なものです。。
12月に入りました。ノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行の兆しをみせています。過去10年で最も流行した2006年に次ぐペースで患者は増加し、特に西日本と九州がその傾向が強いようです。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に感染すると激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、悪寒などを伴います。免疫力の低下した老人や乳幼児では長引くこともあり、死亡した例も報告されるほどで、昨今の感染症の中で油断のできないものの一つとなりました。
このウイルスの厄介なところは、石けんや、逆性石けん、エタノール類では消毒できないところです。有効なのは塩素系漂白剤(ハイターやキッチンハイター)などに含まれる次亜塩素酸ナトリウム(化学式:NaClO)です。
実は、以前このブログでご紹介したインフルエンザ対策としての“酸化電位水”は水に食塩を加えて電気分解して作られるので、この次亜塩素酸ナトリウムが多量に含まれています。なので、ノロウイルスに対しては抜群の消毒並びに殺ウイルス力を発揮します。
酸化電位水によるお口の中の消毒はもちろんのこと、現在、当医院では酸化電位水による手指の消毒、機器や器具、タオル、雑巾などの消毒、床や設備の消毒に力を入れて、患者様が安心して治療を受けられる環境をスタッフ全員で維持しています。
“その昔、伝染病が流行っていました。山の中の鳥たちは次々に命を落としていきます。そんな中、鳥たちが賑やかに集う場所がありました。それは1本の柿の木でした。生き延びた鳥たちはその熟した実を食べていたのです…”
『柿が赤くなれば、医者が青くなる』といわれるように、柿にはイチゴやレモンに負けないぐらいのビタミンC、他にもビタミンK、B1、B2、カロチン、タンニン、ミネラルなどが多く含まれています。柿の実や葉は、古来より風邪の予防や滋養のための食べ物として重宝されてきました。
構造医学ではこの柿を日本古来の感冒対策“本草寒野柿”として紹介しています。その作り方です。
① 熟した柿を蒸し籠でやわらかく、じゅくじゅくの状態になるまで蒸し、冷凍庫で凍らせます。(保存期間は冷凍庫で1年)
② 食べるときに、乾燥した生姜をひとつまみかけて、1日1個を目安に食前に摂るようにします。
寒さも本格的になってきました。“備えあれば憂い無し”です。皆様、インフルエンザの季節を乗り切っていきましょう。
先週の水曜日の夜8時から放送されたNHK“ためしてガッテン”は『歯ぎしり:http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20121114.html』がテーマでした。番組では歯ぎしりが及ぼす影響をタイプ別に分けて、その症状や対策方法などわかりやすく説明されていました。その中で興味深かったのは、どちらかといえば悪者扱いされる歯ぎしりを“良い歯ぎしりもありますよ…”と、肯定的に捉えているところがあった点です。
その一つ目は、鹿児島大学歯学部の矯正学教室の研究として紹介された、就寝中歯ぎしりをすることにより反射的に出た唾液が、食道に逆流した胃酸を中和してくれるというものです。患者数1200万人ともいわれる『逆流性食道炎』などの炎症の予防にもなり、他にも血圧や血糖値も下がるという効果もあるということでした。
二つ目は、番組のコメンテーターでもある神奈川歯科大学教授の佐藤貞男先生がお話しされていた“歯ぎしりはストレス発散の現れである.”というものです。番組の中では詳しい説明がなかったので、もう少し佐藤先生の文献からご紹介します。動物では、“歯”は食べ物を補食するための道具として使われていますが、その他に威嚇(いかく)や攻撃などの情動性攻撃のための武器として使われています。ヒトは高度に進化した脳の発達により、その攻撃行動を理性によって抑制するようになりましたが、就寝中はその理性を抑制することができません。つまり、“歯ぎしり”はその攻撃性が変化したもので、就寝中に本能的にストレスに対して攻撃し、それを解消(回避)しているということなのです。
隣で寝ていらっしゃるご主人?奥様?の“歯ぎしり”が気になっている方、まだ噛みつかれていないだけでもまし…と思ったほうがいいかもしれませんね。。
昨日の日曜日、自分が所属している国際顎頭蓋機能学会日本部会(ICCMO Japan)の学術大会が東京都千代田区の全国町村会館で行われました。
自身久しぶりの上京だったので、前日の土曜日の夜に関東在住の高校の時の同級数名が集まってくれてミニ同窓会を開いてくれました。場所はJR錦糸町駅から歩いて2,3分の『塚田農場』の錦糸町店。目立たないビルの4階にあるお店でしたが、夕方の6時半の時点で100以上はありそうな席はほぼ満席の大にぎわい。料理は宮崎の“地頭鶏”を中心としたもので、炭火で焼かれた鶏は非常にヘルシーで女性にも大人気ということでした。驚かされたのはスタッフの対応で、一人々がお店の看板を背負っているんだよ〜!という自覚たっぷりの個性溢れるマンパワーの持ち主ばかりでした。写真はその中の一人、看板娘の“まいちゃん”です。このお店に来ると肩書きの書かれた名刺が渡されます。最初の肩書きは主任、来店が重なる毎に昇格して社長と呼ばれるまでになるそうです。現在、このお店の役員は8万人を超えて、社長は約50人ほどだそうです。社長になると、かなり我がままをきいてくれます。なんと、今回このお店の段取りをしてくれた同級生(女性)はその50人の中の一人でした。スタッフに無理を承知でいろんな事を頼み込むその姿、ウーマンパワー恐るべしと思いました。。
11月の3日・4日の連休を利用して、鹿児島県歯科医師会の委員会のメンバーと二泊三日の慰安旅行に行ってきました。慰安旅行といっても、鹿児島を2日の夕方に出発して熊本に向かい、翌日と翌々日の二日間ゴルフを楽しむという、いわばゴルフのための遠征みたいなものです。写真は到着したその日の宴会と、その後ホテルに帰ってみんなで“部屋飲み”をしている様子です。
初日のゴルフ場は熊本市内から車で約40分、“バブル”の頃にオープンしたといわれる“阿蘇大津カントリークラブ”でした。クラブハウスから中の設備まで、確かにあの頃の“バブリー”な雰囲気を漂わせていましたね〜。キャディーさんもそれに恥じないようにしっかりと教育されていて、天候にも恵まれて気分上々のゴルフができました。スコアも43・45=88とベストスコアを出すことができ、2年前に約15年ぶりに再開したゴルフでしたが、少しずつ階段を登ってはいるようです。その夜は、後から遅れてきた3名も加わり、宴会そしてまた部屋飲みと疲れ知らずの遠征は続きます。
二日目は前日のゴルフ場よりも高台に位置する“阿蘇グリーンヒルカントリークラブ”でした。到着して車から出ると思わず肩を丸めてしまいました。前日とは打って変わっての“低温”しかも“強風”。コースはアップダウンがきつく、最初の3ホールで“もう帰ろうかな”と思った程で、後半になり何とか風も弱まってくれたものの、スコアは50・46=96。我慢々の1日でした。
2時過ぎにはメンバー全員無事にゴルフを終える事ができ、家路に着いたのは夕方の6時過ぎでした。帰ると家内が自分の顔をみて唖然としていました。11月の気候を甘く見て、うかつにも紫外線対策を怠った顔は赤く腫れあがり見るも無惨な状態だったようです。ゴルフをされる方、気をつけましょう。まだまだUVケアは必要なようです。
明日から霜月(しもつき・11月)です。朝夕もめっきり冷え込むようになり油断のできないこの季節、そろそろインフルエンザ予防のワクチン接種を…と考えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
インフルエンザ予防の基本は外出先から帰った時の“手洗い”と“うがい”ですが、その“うがい”に使用すると予防に非常に効果的な『酸化電位水』をご紹介します。このお水は、水道水に食塩を加えてできた0.05%の食塩水を医療機器で電気分解することにより作られます。巷でよく耳にする“酸化還元水”と呼ばれるものと異なる点は、このお水が殺菌に比較的に有効なpH2.70以下の酸性度を有しているだけでなく、細菌やウイルスの生物学的構造を瞬時に破壊することのできる酸化還元電位1100mV以上の電荷を持っているところです。東北大学の細菌学教室の研究で、インフルエンザウイルスだけではなく、ヘルペス、ポリオ、HIV(エイズ)など様々なウイルスに対してその殺ウイルス効果が実証済みです。通常の薬剤殺菌と比べて廃液も出ないので環境にも優しく、また細菌やウイルスを瞬時に破壊するので変異するまでの時間が限られており、通常の薬剤殺菌で生じ得る耐性菌や耐性ウイルスの出現を極力抑えることができます。
このようなことから、一般の医療におけるこの酸化電位水の応用は広範囲にわたり、病棟、病室、手術室、ファイバースコープ、治療器具、手指などの消毒はもとより、アトピー性皮膚炎や長期間ベッドに寝ている患者さんの床ずれ等の治療にも使われています。私の医院ではこの酸化電位水を歯周病の予防や抜歯後の消毒などにも使用しています。冷暗所で保存すれば効果は約1ヶ月間持続するので、患者さんには遮光されたボトルでお分けして、お家で色々なことに役立ててもらっています。
実は、秋になると私の病院の裏にはブタクサがいっぱい生えます。私の鼻アレルギーの元凶なのですが、現在のところ毎日鼻を酸化電位水で洗浄することにより症状はストップしているようです。鼻炎の方、お試しあれ。。
まさかの3連敗から劇的な3連勝でのCS突破。
おめでとう!!読売ジャイアンツ!…とはいっても、野球の経験もほとんどない自分がなぜジャイアンツのファンなのか?… それは… 紛れもなく父親の影響です。
父は高校時代、私の母校でもある鹿屋高校の野球部のピッチャーをやっていたようで、社会人になってからも暇を見つけてはボールを追っかけていたみたいです。野球好きが高じて審判(アンパイア)の免許を取った父に、休みの日になるとバイクの後ろに乗せられて野球場に連れて行かれた思い出があります。
そんな父親ですから、ごひいきのジャイアンツへの入れ込みようは半端ではありませんでした。野球中継の日は、TV中継が始まるまでの間、ラジオの実況にひたすら耳を傾け、夕食は一言も話さず黙々と食べ、いざTVが始まるとTVの音声を消してラジオの音声だけで観戦していました。そして、ジャイアンツが勝った折には、夜遅くまでNHKや民放各局のスポーツコーナーを片っ端から見て、その勝利の余韻に浸っているのが日課でした。そんな父ですから、ジャイアンツが負けた時の様相はひどいものです。さすがに、星一徹の“ちゃぶ台返し”とまではいきませんでしたが、普段は柔和な父のその変貌ぶりに子供ながらも落胆していました。
そんな野球狂の父ですが、不思議なことに自分とはキャッチボールすらしたことありませんでした。何故なのか?…ずっと疑問でした。残念ながら一昨年の冬に急逝したために、今となっては確かめる術がありません。でも、そんなことどうでもいいんです。世の中には理屈では説明できないことが多々あります。かく言う私も読売ジャイアンツの熱烈なファンなのですから…。
昨日の日曜日の夕方から夜にかけて、鹿児島市民文化ホールで行われたチューリップのライブ『 TULIP “THE LIVE” 40th memorial tour 』を高校の頃のバンドのメンバーと一緒に見に行ってきました。チューリップのライブ自体が実に33年ぶりで、半ば興味津々の自分でしたが、まず最初に驚いたのは受付け前で開場を待つファンの年齢層です。どうみても自分と同じ年代か60代、ひょっとすると70代もいるのでは?という人々が大半を占めており、まさにチューリップ結成40年という時間の流れを大いに感じさせるものがありました。開場は午後5時、開演が5時30分、そして終焉は8時過ぎで、ちょうどライブの真ん中あたりで15分間の休憩が入ります。これらの時間の割り振りも、きっとファンの年齢を気遣ってのことなんでしょうね〜。
さて、本題のライブは、オープニングの『夏色のおもいで』に続いて全曲フルコーラスでの演奏が続きます。途中、財津さんの “すべらないMC” と安部さんのそうでない…もありのライブで、いい意味で、昔と少しも変わってないな〜。そして、最後はみんな総立ちで『魔法の黄色い靴』の大合唱!!33年前にタイムスリップしたみたいで、いい年して、叫び出してしまいそうなくらい懐かしく楽しいひと時でした。
懐かしいといえば、故郷の博多の思いを曲にしたという『博多っ子純情』の姫野さんのあの超個性的な癒しの声に、大学を卒業して鹿児島を離れ、初めて勤め出した頃の自分が思い出されて、ちょっと“うるうる”きてしまいました。もうひとつ、生ギターコーナーの中で財津さんが歌った『僕のお嫁さん』(歌詞:http://www.kashizo.com/data/017ti/001_tulip/014.html)でしょうか?そういえば昔は、お嫁さんを守るんだ!と思っていたよな〜って。で、今では… 娘も次第に大きくなり、病院でも… 自分では守っているつもりが逆に守られているの〜?と思える今日この頃です。
9月21日より新しいスタッフ(歯科衛生士)が加わりました。
スタッフ紹介ページ更新しました。
オリジナルメンバー共々宜しくお願い致します。
院長も宜しくお願い致します。。
現在、巷で評判の『ロングブレスダイエット』は息を吐き続けることにより身体の代謝能を高めていく方法です。
ヒトは大きく息を吸って息を引き取るといいます。息を吐く力が尽きて最期を迎える訳です。これは、息を吸って肺に空気を取り込む行為に比べて、肺の中の息を吐き出すという行為がプラスαの何らかのエネルギーを必要としていることを意味しています。そのエネルギーとは、自然な状態では膨らもうとしている肺を押さえ込む力です。
肺が収められている脊椎(せきつい)や肋骨(ろっこつ)で囲まれたかご状の構造を胸郭(きょうかく)といいます。肺はこの胸郭で抑えられた比較的陽圧の中でその生理的な役割りを果たします。もし、胸郭の構造にゆるみが出て肺の抑え込みが阻害されるならば、肺は膨張傾向に陥ります。膨張により引き延ばされた肺の細胞は変成を起こし、換気障害の原因となる肺線維症や肺気腫へと転化していきます。構造医学ではこれらを胸郭・過拡張症と呼び、胸郭の構造に障害をもたらし得る上体をそらす習慣や、座って上体を捻る習慣、猫背などに注意を呼びかけています。また、この胸郭の中には心臓も収められており、同じような経緯をたどり心筋症へと発展する場合もあるので注意が必要です。
このようなことから、息を長く吐き続ける行為は、正しい姿勢でそれが行われるならば、胸郭の構造の保全と強化のために非常に有効な手段と思われます。肺の中の最後に残った空気を絞り出すように咳をされている方、少しずつ始められてみては如何でしょうか。
朝夕がめっきり涼しくなり、秋らしくなってきました。実りの多い秋は食物も美味しく、また夏場に比べて動きやすくなるので代謝も盛んになります。
まさに“食欲の秋”。でも、考え方によってはこの季節、食事に工夫を凝らせるならば、ダイエットには格好の季節となるかもしれません。
実は、5年前より継続してダイエットに取り組んでいます。一時期話題になった「いつまでもデブだと思うなよ」の作者である岡田斗司夫氏が紹介している『レコーディング・ダイエット』と呼ばれるものです。食べたものを手帳に記録していくだけで痩せられるという前振りだったので気軽に始めましたが、その効果は自分にとっては絶大で、当初82.8kgあった体重が1年も経たないうちに73.4kgまで落ちてしまいました。しかも、リバウンドを起こしません。この5年間、約1kg〜2kg程の幅で変動はあるものの何とか落ち着いていました。図は、その5年間の体脂肪量をグラフに表したものです。
しかしながら、グラフからもお分かりのように、何とか落ち着いていた体重も50歳前辺りからやや増加傾向となっています。やはり、何でも3年たったら見直しが必要なんですね〜。
そこで、TVで紹介された『ロングブレスダイエット』にチャレンジしてみました。確かに、効果はあるようです…が、息を思いっきり吐くと時折“めまい”がするので、自分にとってはちょっと怖いところもあり、どうかな〜?と思っています。でも、この秋を逃してしまうとすぐに忘年会シーズン。そして正月突入。何かをしなければ自分は変わらない! そこで、人生始まって以来の大決断!! 週3日の“休肝日”を設けました。おまけに、家内の協力の下、知り合いの先生が成功した『キャベツ・ダイエット』を始めました。目標は2ヶ月で3kg減です。さてどうなることか。。。
昨夜は、月に1回の割合で行われている一三会の例会でした。一三会とは一三歯科臨床研究会を略したもので、開業直後の15年前に入会し、現在でもそのメンバーとしてお世話になっている会です。例会ではその月の担当者が、自分が関わってきた患者さんをどのように治したか、プレゼン形式で報告し、それぞれのケースについて会員同士で意見を交えていきます。今月は自分と川内市で開業されている林先生が担当でした。
担当は年に一回の割合で回ってきますが、自分のやってきたことを振り返るために欠かせない時間となっています。
絵は構造医学の講座の中で教えて頂いた、南米のアンデス地方に伝わるお話し“ハチドリのひとしずく”の一場面です。ご紹介します。
森が燃えていました
森の生きものたちは
われ先へと逃げていきました
でもクリンキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
『そんなことしていったい何になるんだ』
と笑います
クリンキンディはこう答えました
『私は、私にできることをしているだけ』
この話を耳にした時、果たして自分は逃げ惑う動物なのか? それともハチドリなのか? 考えさせられた時期がありました。現在でもまだ迷いはあります。今回の例会、自分は“ハチドリ”のつもりでいても… おそらく、『まだ森が見えていない!』と、吉田勧持先生に一喝されていたかもしれません。
昨年から続いている左右のゴルフ肘の痛みは、
❶ 練習やラウンドの後に肘を冷却する。
❷ 練習と練習の間隔を少なくとも3日間はあける。
❸ 四つん這い姿勢で肩と肘の関節の潤滑を促す。
などで、だいぶ楽になってきました。あとは、スイングによる腕の引き抜きに抵抗できる筋力をつけて、痛みをもっと減らしていこうと思っています。
右図は『アナトミートレイン』という医学書からのものです。この本では、ヒトの筋肉は、ある一定の動き(姿勢も含む)に対して、それに関与する筋肉群が筋膜というものを介して “列車のように繋がっている” と紹介しています。この図はその中の“らせん線”と称されるもので、ヒトの体の回旋(ねじる)に関与している筋肉群です。
左図は、スイング中の腕の引き抜きに抵抗して、腕を体に引きつけるように外旋(外側に回転)させる動きに関与する筋肉群です。
ゴルフをされる方で、この図をみて“おや?”と思われる方も多いかと思います。ゴルフの左手グリップの要といわれる小指球筋が群の中に含まれています。
ゴルフ肘対策の筋肉強化のために、この筋肉群の中で特に大事なのでは?と個人的に思っているのがインナーマッスルといわれている棘下(きょくか)筋です。
トレーニング方法はこちらhttp://www.cudan.ws/kinyo/kata/rotator-cuff2.htmlを参考にして下さい。昨年から続けていますが、肘の痛みが心無しか少なくなってきている感じがします。それにも増して嬉しいのは、ドライバーの飛距離が増してきていることです。お試しあれ。。。
先週の金曜日の夜、NHKの“プロフェッショナル仕事の流儀・高倉健スペシャル”を、そして昨晩、その続編である“高倉健インタビュースペシャル”見ました。
第一夜は、高倉健が6年ぶりに主演する映画『あなたへ』の製作現場を通して、その知られざる素顔を紹介していくというものです。今まで彼の素顔は深いベールに包まれたままでした。彼が決して私生活をあらわにしない理由それは、インタビューの中での言葉『生き方が芝居に出る』が示しているように、一度きりの人生をかけて真摯に取り組んでいる映画俳優という職業に対しての誇りと、彼独特の不器用さの現れであるということを知ることができます。
そして第二夜では、御年81歳の彼が、自分の余生というものを希望とか嫉妬とかを交えながらしみじみと語り綴っています。その中で、自分が尊敬する俳優であるイヴ・モンタンが晩年に秘書と再婚したことを“こんちくしょう”と羨ましがっていたのが、何となく寂しそうで印象的でした。
30年前にタバコをやめ、酒も飲まない。朝食はナッツの入ったシリアルヨーグルトで、昼食はとらない。そして、毎日のウォーキングも欠かさない彼が健康管理の一貫として行っていたのが、歯にマウスピースをはめて思いっきり噛んで脳に刺激を与えているというものです。おそらく彼はこれから、老いないために刺激を求めてライフスタイルを変えていくのでは…?と思わせる二日間でした。
昨夜、鹿児島ミッテ10で9月1日より1週間の限定で上映されている“山下達郎シアターライブ”に行ってきました。自分と達郎との出会いは33年前の高2の時です。文化祭の出場枠を競っていた他のバンドが達郎の『Paper Doll』のコピーをやっていて、その時はお世辞にも上手とはいえない(笑)演奏のせいなのか、変わったテンポの曲だな〜?という印象しかありませんでした。それからしばらくして、『Ride On Time』と共に達郎自身も出演していたMaxellのオーディオテープのTV・CMを見て、これは?…!!と思い、すぐにレコード屋に走りました。ステレオから流れる達郎の声を最初に耳にした時の、背中を走った戦慄を今でも覚えています。あの時以来、虜になってしまいました。彼の作る楽曲の質の高さ、素晴らしさは言うまでもありません。それ以上に尊敬して止まないのは、音楽に携わる職業人としてのその姿勢です。“最高の選曲を最高の音質で…”でお馴染みの“サンデーソングブック”は、気取らない彼のその人間性をとても身近に感じることができる日曜のお昼の一時だと思います。
今回のシアターライブは達郎がこれまで行ってきた1984年から2012年までのライブ映像をシネコン用に編集したものです。オープニングは予想した通りの『SPARKLE』でしたが、開始からほとんどMCなしの90分間は、達郎がシネコン用にリマスタリングを施した音質に圧倒されっぱなしのあっという間の時間でした。1984年当時のライブのメンバーで今でも参加しているのは、伊藤広規(Bass)と難波弘之(Keyboards)だったと思います。二人とも目立たないけどいい味出してましたね〜!
実は、医院を開業してからというもの、ライブに足を運ぶことが少なくなりました。時間帯が診療時間と重なり、なかなか…というところがあります。そんな自分にとって今回のシアターライブは過去を埋める貴重な時間となりました。それにしても、達郎の声量にはびっくりです。声を聞くのが久しぶりだったので、年齢等を考えて少しは危惧するところもありましたが、彼曰く“声は年をとらない”だそうで、ひょっとして昔より出ているのでは?と思える程でした。
シネコンのいいところは期間内であれば感動を何度でも味わえるところだと思います。もう一回、感動を味わいに行ってきます。
( You Tube : http://www.youtube.com/watch?v=FFLjDzRa8SY )
昨日のお昼休み時間に、自分が校医をしている鹿児島市立広木小学校の先生方を対象に、『むし歯予防の指導を効果的に行うために』という演目で約1時間の講話を行ってきました。まず初めに“むし歯を正しく理解しよう”ということで、むし歯のでき方や予防についての考え方など最近の知見について述べ、その後に“歯みがき”や“食事指導”、“フッ化物の利用”など、むし歯予防のヒントについて様々な方向からお話しをさせて頂きました。
図はその中の資料のひとつで、清涼飲料水と呼ばれているポカリスエットや100%果汁ジュースの中の糖質の5〜10%は、お口の中の歯垢に浸透してむし歯(脱灰)を引き起こしますが、残りの90%強は酸性食品として歯のエナメル質に直接作用して歯を溶かしている(脱灰)ことを説明したものです。現在、清涼飲料水と呼ばれる商品のほとんどが酸性食品であることをお話しして、夏場の過度の摂取に注意を呼びかけてきました。
実はこの講話、行った場所は学校の職員室でした。初めに案内された時はちょっとびっくりでしたが、約30年ぶりの職員室で、どこか懐かしさを感じながらの一時でした。
今日は終戦記念日、病院のお盆休みも今日までとなりました。昨日のお昼過ぎ、中二の長女の夏休みの課題の美術鑑賞に付き合って、鹿児島市の長島美術館で開催されている『加藤久仁生展』を見てきました。加藤先生は1977年鹿児島生まれです。展示場ではアニメーション作家である加藤先生の作品の原画やスケッチ、絵コンテなどの展示の他、実際のアニメーションも放映されています。その中の一つである「つみきのいえ」は2009年に米国アカデミー賞短編アニメーション賞を獲得している作品です。
あらすじは、海に沈みゆく街で一人、“積み木”を積むように家を建て増しながら住んでいる主人公の老人が、ある日、お気に入りのパイプを海の中に落としてしまいます。パイプを捜すために海に潜った老人が見つけたものは、“つみきのいえ”に残された数々の思い出、妻との出会い、子供の誕生、成長、結婚、そして妻との別れ…でした。最後、テーブルの上の二つのグラスにワインを注ぎ、グラスを傾ける主人公の姿に涙がこぼれました。
(You Tube : http://www.youtube.com/watch?v=SccfoIbkKIw)
昨年のFIFA女子ワールドカップで“なでしこジャパン”のメンバーとして大活躍した澤穂希選手が、その後原因不明の体調不良に陥ったことは記憶に新しいことだと思います。まだ病名のはっきりしなかった頃、自分はおそらく、バーンアウト“燃え尽き症候群”ではないかと思っていましたがそうではなかったようです。正式な病名は「良性発作性頭位めまい症」。これは、内耳の耳石がはがれて、体のバランスを保つ三半規管というところに入り込んで起こるものだそうです。これとは全く異なりますが、「メニエール病」の“めまい”も内耳のリンパが増えすぎたために起こるむくみが原因とされています。この二つ、構造医学では多くが左側の仙腸関節の潤滑不全が原因とされ、それに伴う整復処置と1日40分程度の歩行により完治が見込めるとしています。
実は2年前ぐらいに、朝起きてから急な“めまい”に襲われ立てなくなり、救急で脳外科に駆け込んだことがあります。MRIとかCTとか検査をしましたが原因がわからず、わかったのは通常2本ある椎骨動脈が先天的に1本無いということだけでした。おそらく脳へ送られるはずの血液が虚血状態になって起こったのではと思います。その他にも首や肩の凝り、ストレス、運動不足など様々な原因が重なって起こったものだと考えています。不思議だったのは、その時、じっとしていると立てないのですが、構造医学の教えを守り、家の中をぐるぐる歩き回っていると“めまい”が軽くなっていたことです。“足は第二の心臓”と呼ばれる所以を実感した瞬間でした。
麻酔や技術の発達のおかげなのか、最近では滅多に言われなくなりましたが、“言うこと聞かないと歯医者さんに連れて行くわよ!!”といった言葉が表しているように、歯科治療は痛いもの、また怖いものの代名詞として使われ、そして考えられていたところがあります。原因は歯を削るときの不快な器械音や麻酔時の痛みなど色々考えられると思いますが、その中の一つに歯科治療を受ける患者さんの姿勢も大いに関係しているのでは?と思っています。
どういうことかというと、ヒトは体を起こしている状態で大きく口を開けようとすると、下あごは下の方に向かって、それと反対に顔は上の方を向くように、つまり頭は頚椎(首)を支点として後ろに傾くように動きます。
これを協調運動といいますが、これは逆に頭を後ろから押さえると口は開けづらくなり、無理に開けようとすると支点となる頚椎や筋肉群に過度なストレスがかかることを意味しています。これが、歯科医院で診療台に仰向けに寝た状態で、頭の動きを押さえられて治療を受けている状態です。つまり、これらの状態を危険なものとして察知して、そのシグナルとして恐怖心が現れているのでは?と考えています。
写真は構造医学の吉田先生が考案されたもので、歯科治療における頚椎障害を防ぐための“デンタルピロー”と呼ばれる枕です。この枕を治療時に頭部にあてがうことで頭を動きやすくし、頚椎へのダメージを極力少なくすることができます。
もうおわかりだと思いますが、口が開けづらいなどの症状は、あごの関節に問題がある場合もありますが、過去に交通事故で頚椎を障害した方など、口を開ける時の支点となる頚椎自体に問題がある場合も多いようです。現在、私の医院では子供から年輩の方全ての患者さんにこの枕をあてがい、首を優しく守りながら治療を行っています。
日曜の夜、豊川悦司と芦田愛菜ちゃんが共演しているドラマ『ビューティフルレイン』を見ています。若年性アルツハイマーと診断された父親と、その父親をひたむきに支えていく幼い娘の愛情溢れる物語です。愛菜ちゃんの好演にはいつも目頭を熱くさせてもらってますが、実は自分はトヨエツの方のファンです。特に今回のような、身体的、心理的なハンディーを抱えた役所は“はまり役”だと思っています。
トヨエツを最初見たのは、TBS系のドラマ『愛していると言ってくれ』で、耳が不自由な青年画家役を演じた時だったと思います。ほとんど台詞のない役を目力で演じ切りましたよね。ドラマ挿入歌のドリカムの“Love Love Love”は大ヒットしました。でも、これ以上に今でも脳裏に残っているのは、13年前ぐらいだと思いますが、夜の10時から始まっていたドラマ『危険な関係』です。あらすじは、不幸な人生を生きるタクシー運転手・豊川悦司が、偶然乗り込んできた同級生の石黒賢に屈辱を受け殺してしまいます。運命の悪戯か、石黒が就くはずだった社長の座に就任。しかし、殺したはずの石黒は生存状態で見つかる、身内に疑いを持たれ始める、そして・・・と次第に追いつめられていく主人公。劇中歌の“Over The Rainbow”が今でも耳に残っています。
物心ついた頃からだったと思います。実は似たような夢をよく見ます。自分の前世は一体何だったのだろうと思ったりします。機会があれば、心理カウンセラーに相談してみようかな?とも考えてます。
夏場の連日ゴルフから今日で4日目になりますが、なかなか大変です。仕事場でも暇があれば体を横にするといった調子で、無理を承知で望んだゴルフですが、これからはもっと気をつけようと思っています。驚いているのは、おそらく一番長引くだろうと思っていた肘の痛みがほとんど無くなっているということです。最近取り組んできた“四つん這い”姿勢のおかげなのか、それとも朝、昼、晩と絶えず肘を冷やしているせいなのか、とにかくまたひとつ、構造医学の恩恵に授かったなという感じです。構造医学ではこの“冷やす”ことを『生理的局所冷却療法』と呼び、病変組織を改善の方向へ向かわせる療法として重要視しています。やり方は、一度水にさらした氷をビニール袋などに入れて、患部に20〜30分あてるだけです。水にさらした氷は零度以下になることはなく、凍傷などを引き起こすことがないので安全です。氷で冷却することにより、患部の病変熱を奪い、循環と物質代謝を抑制して、過剰な免疫反応をおさえながら、一方で病変の進行も抑止します。
この“冷やす”、例えばスポーツの世界では“アイシング”として、また医療では脳が障害を受けた際の“脳低温療法”としてもおなじみです。
鹿児島大学歯学部4期生の卒後25周年の記念同窓会が、7月15日(日)の17時より、鹿児島市天文館のホテルパレスインにて開催されました。沖縄から北海道まで総勢38名の同窓生が集まり、まず初めに鹿児島大学病院・口腔外科の杉原一正教授をお招きしての記念講演が行われ、そして懇親会へと続いていきました。
今回の同窓会では、準備のできた先生方は自身の近況報告をコンピューターを用いたプレゼンテーション形式で行うことになっており、みんなそれぞれ工夫を凝らしたプレゼンで、最初から最後まで笑い声の絶えない素晴らしい会となりました。写真左は大分の壇上先生が、大学時代の十八番、出身高校の応援歌を振り付きで歌っているシーンです。この後、場所を移して二次会、三次会へと夜通し盛り上がっていきましたが、この日、同窓13名が集まってのゴルフコンペも行われており、酷暑の中のゴルフはさすがにこたえて、自分は三次会では半ば意識がもうろうとしている状態でした。
実は、関東から参加した同窓生のリクエストで次の日もゴルフをやりたいということで、夏場の連日ゴルフに勇士6名が集い、16日もゴルフをすることになりました。最初はどうなることかと思われましたが、猛暑を乗り切って何とかみんな無事に帰路に着くことができました。
疲労困ぱいのはずなのに、昨夜は眠りが浅かったような気がします。今夜は爆睡でしょう。そして、おそらく明日は筋肉痛がピークとなることでしょう。
昨年の春頃、大分の壇上先生に勧められて百田尚樹の『永遠の0』という本を読みました。読み始めるとなかなか手放せなくなって、診療の合間を利用して一気に読み上げた本でした。何度となく目頭を押さえながら、最後は奥の部屋で一人号泣していたのを覚えています。
あらすじは、戦時中、天才的な零戦操縦士で、絶対に生きて妻子に会うと宣言した主人公の宮部久蔵が、終戦間近自ら特攻に志願してしまいます。そのような行動をとった祖父・宮部のなぜ?を追い求めた姉弟が、生き残った戦友たちのインタビューの中で、その真の姿を明らかにしていくというものです。フィクションではありますが、読み終わった時に自分の在り方を考えさせられる秀逸の作品です。
この『永遠の0』が2013年に映画化されます。
http://www.eienno-zero.jp/index.html
おそらく、映画館の片隅で一人号泣していることでしょう。
昨年の夏あたりから左のゴルフ肘に悩まされています。正式病名は上腕骨外側上顆炎といい、物を持ち上げたり、タオルをしぼる時に肘の外側から前腕にかけて痛みが出現します。これまで、練習やラウンドのあとの肘の冷却や、回数を減らすなどして何とか凌いできましたが、最近になって右肘も痛み出したので改めて原因を考え直してみました。
どうやら昨年の暮れあたりから今年の初めにかけて悩まされた、左の五十肩も症状のひとつではないかな?と思っています。もともと五十肩の症状である肩の運動制限は、肩の関節がひっぱられることによる潤滑不全が原因とされており、治療方法はクリニックで肩関節に軸圧をかけてもらい潤滑を取り戻していくか、もしくは家の中で“四つん這い”の姿勢で移動、またはその姿勢で腕立て伏せなどを行うことにより軸圧をかけて治していくかです。肘の痛みも軸圧をかけると痛みが軽減することから、現在この“四つん這い”の姿勢で頑張ってます。来週の大学の同窓会コンペまでに間に合って欲しいです。
昨日のお昼頃に歯の移植を行いました。25歳の男性の患者さんです。レントゲン写真で、右下奥歯のむし歯が進行して残すことができないことを確認できたので、患者さんにはやむ終えず抜歯となること、抜けたままの状態では将来的に噛み合わせなどに影響を与える可能性があるために、噛み合わせに参加していない右上の親知らずを抜歯して移植する治療方法があることを説明し、同意が得られたので治療に踏み切りました。この後は、約2週間後に移植した歯の神経の治療、そして2ヶ月後にかぶせものをして治療終了の予定です。
最近、歯の移植がまた見直されてきているようです。昨今のインプラント治療の失敗例の過剰報道も少しは関係しているのかもしれません。医療はあくまでも患者主体です。流行にとらわれない治療を目指していきたいと思います。
昨夜は鹿大歯学部同窓会理事会OBの集まりでした。鹿大歯学部同窓会は現在、卒業期5期の先生方が主体となって活動しており、自分は監事として補佐する立場にありますが、理事会OBとはその前の旧執行部のことで卒業期4期が主体となっています。約4年間、毎月行っていた理事会の後の食事会が今でも続いて、2、3ヶ月毎にみんなで集まって食事をしたりカラオケに行ったりしています。写真は一次会のステーキハウス『セゴビア』での食事風景です。
食事の後はお店を替えてのカラオケでしたが、途中急に胸に痛みを感じてそれどころではありませんでした。初めての経験だったので、家に帰って眠るのが一瞬怖かったのですが、次の朝目が覚めたのでほっとしました。目が覚めて “幸せだな”と初めて思いました。
土曜の午後から歯科医師国保組合が行っているスクリーニングテストでした。主な検査項目は血液検査・尿検査・血圧測定・心電図などで、毎年この時期に国保組合員を対象に行われています。自分の健康状態はどうかというと、毎日の晩酌のせいなのかもしれませんが、若干肝臓GPT・GOTの数値が高めです。でも、毎日のウォーキングのおかげなのかその他は正常値を維持しているようです。ただ、残念なのは身長が計るたびに少しずつ低くなり、腹囲は増していることです。結果としてはメタボ症候予備軍らしいですが、“計り方”もうちょっとどうにかなるんじゃないの…? と毎年のように思ってます。
さて、この検査の最も辛いところは前日の飲酒の禁止と当日検査前のお昼の飲食の禁止です。写真は検査が終わってお腹ペコペコで家内と入ったお店のランチ。がっつり食べようと意気込んで頼んだメンチカツランチですが、中身はほとんどキャベツのヘルシーな一品でした。やっぱりメタボ、気になります。
土曜日の午後から日曜日の午前中にかけての2日間、熊本県民交流館パレアホールで行われた構造医学セミナーに参加してきました。このセミナーは医師・歯科医師・柔整師・鍼灸師など医療に係る先生方を対象に、熊本で年に4回行われているものです。主催は構医教育機構の吉田勧持先生です。このセミナーに通い始めて9年になりますが、大学教育では教わることのなかったヒトの構造の成り立ちと疾病との関連性について話される吉田先生の講話は毎回斬新で、聴講するたびに自分の不勉強さを身にしみて感じています。
今回のセミナーで印象に残ったのが “舌脳反射”という言葉でした。聞き慣れない言葉だと思います。もちろん自分も初めて耳にする言葉でした。吉田先生は慢性疼痛と不安が同居する患者さんを例に、そのような人たちは “食が荒い” 傾向にあり、ヒトとして感覚できる “食” の本質つまり味覚が置き去りにされ、食事が 単なる “えさ” となっている場合が多いと話されていました。そして、その味覚が投射される脳の特定部位の機能低下が疼痛や不安の発症と関連しており、回復のためには本来の原始的な味覚を取り戻すことが重要であると指摘され、そのためには味の濃度を極めて薄めること、そして水や食物の素材本来の味を理解するなど、意識的に “食” の改善を行っていく必要があると話されていました。
美味しく食べるということを改めて考えさせられた2日間でした。
今日から、携帯電話をかざすだけで前田歯科クリニックのHP携帯サイトに自動的に繋がる機器が設置されました。今回、携帯サイトの作成をお願いした㈱スフィーダの一連の契約の中に組み込まれているものです。QRコードを読み取る手間が省けて非常に優れものです。これが時代の潮流なのかと思う次第でした。
昨夜は鹿児島県歯科医師会の学術委員会でした。毎月第二火曜日の7時45分から行われています。主な仕事は、歯科医師会会員の学術的な向上のための各種セミナーや講演会・研修会の設定です。3年前から委員として活動していますが、講演会当日のお手伝いとして参加することも多くなり、いろんな分野での情報収集に助かってます。写真は委員会終了後の毎度おなじみの“飲ん方”です。ちょうどサッカーの最終予選の豪州戦の時間帯で、お店の中の受信状態が悪いためにケータイTVを高くかざしながらの飲み方&応援でした。
右側、歯科医師会の常務理事の堀川先生です。先生が飲み方の中で、“歯科医師は[色気]を無くしたら終わりだよね”と話されていたのが印象的でした。[色気]とは赤ちゃんからご老人まで全ての人に好かれる雰囲気のことだそうです。もちろん男性にでもです。なるほどなと思いました。
前田歯科クリニックのホームページ携帯サイトができました。病院検索サイト“FineDoctor”から入ります。バーコードを読み取っていただくか、
URL:http://fdoc.jp/welcome3.html?h_invi=153130からお入り下さい。
昨夜は鹿大歯学部サークル代表者と同窓会理事会との親睦会でした。毎年この時期に、歯学部に在籍する各サークルのキャプテンに集まってもらい、8月に行われるオールデンタル(全日本歯科学生総合体育大会)の壮行と同窓会との交流を兼ねて行われています。学生と同窓会の交流の場は他にもありますが、さすがにキャプテンを任される若者の集まりだけあって、全員が礼儀正しく、サークル紹介など発言力も豊かで、“今の若者は”のマイナスイメージを伴わない、非常に気分を良くしてくれる楽しみな会のひとつです。飲み放題・食べ放題の『ビーダッシュ』という店でしたが、さすがにみんなよく食べます。特に自分の横の柔道部キャプテンは最初から最後まで食べっぱなし飲みっぱなしでした。息子と同じ年代です。食べっぷりを目を細めて眺めている自分でした。
昨夜は、月一回行われる鹿児島大学歯学部同窓会の理事会でした。鹿大歯学部も今年で29期目の卒業生を送り出し、同窓会員数も約1800名となりました。現在の理事会は主に5期卒の先生方で構成されており、4期卒の今の自分は監事という役柄を担っています。この活動に関わり始めて約6年あまりですが、ほとんどボランティアのようなこの活動に最初の頃は“なぜ自分が?”と思うこともありましたが、やってみるとそれ以上に得るものが多く、“理屈よりもまず行動”の大切さを思い知らされてます。でも何と言っても楽しみは会が終わってからの“飲んかた”で、これがあるからやめられません。
昨日の日曜日、歯科医師仲間4人で鹿児島高牧カントリークラブでのゴルフでした。例年であれば梅雨入り当然の時期ですが、曇り時々晴れ・微風、おまけに鹿児島市の降灰から逃れての最高のコンディションの中でのラウンドでした。ゴルフ場に入り気がついたことは、女性ゴルファーの多さでした。ここ、高牧CCは女子プロゴルフのトーナメント会場にも指定されており、今年の3月にも“Tポイントレディスゴルフトーナメント”が開催された場所です。女性が多いのはそのせいなのかな?とも思いましたが、さすがにトーナメント会場に指定されるだけあって、設備やメインテナンス、フロントやレストランのウェイトレスさんの対応など、女性の目線で考えられたサービスは我々男性の側からみても感心させられるものがありました。TV放映されるという環境も手伝っているのでしょう、“見られている”という意識が共有されているように感じられました。“また来たいね”と仲間と話しながらゴルフ場をあとにしました。
大分の壇上先生が木下晴弘の感動セミナーのことを話していたんで、ちょっと気になって検索してたら・・・[感動]ものをみつけました。
( You Tube : http://www.youtube.com/watch?v=2M08p9leBio )
昨晩は一三会でした。一三会とは一三歯科臨床研究会の略で、私が15年前から参加している勉強会のことです。メンバーは約20名、月一回みんなで集まって日頃の臨床をテーマに意見交換やってます。南林寺の北薗先生に勧められて入会したのですが、この会のいいところは勉強以上に“飲んかた”もするところです。勉強会自体は毎月第四水曜日の夜の8時から10時まで、それが終わってからの“飲んかた”がだいたい夜中の1時くらいまで続きます。昨晩はレストラン『HONDENO』http://hondeno.jimdo.com/でした。お店はうちのメンバーで貸し切り状態でしたが、いろんなお肉ありの結構ガッツリ系の食事でした。飲み放題付きで1人3000円はリーズナブルでお勧めです。感動したのはトイレでした。いつもきれいにされているって感じでした。チェックポイントですよね。
土曜日の午後と、日曜日で矯正セミナーに参加してきました。今年の4月から一年間、矯正をみっちり勉強します。今回はその2回目で、講師は鹿児島市の南林寺で開業されている北薗先生です。土曜日は午後2時から8時までスライドを使った口演が主体で、夜は懇親会、日曜日はまる一日実習という矯正漬けの二日間でした。もともと小さなことは嫌いではありませが、土曜の懇親会で飲み過ぎたせいなのか、日曜は久しぶりの鼻アレルギーで辛い実習となりましたが、それでもイライラしなかったのは、斎藤一人さんのCDのせい??かもしれないです。
先日、大分の壇上先生から、ためになるからとCDをもらいました。あまりの感動ものだったので、早速焼き増ししてスタッフにも配りました。CDの音声をアップロードしたかったんですがなかなかできなくて、どうしたものかと思っていたところ、さすがYouTubeですね。みつけました。
( You Tube : http://www.youtube.com/watch?v=GIcAtGUjaIQ )
昨日、福岡の国際会議場で13時より行われた、福島正伸先生のセミナー『メンタリング・マネジメント公開講座』に鹿大歯学部の同期生である大分の壇上先生と参加してきました。あまりの前評判の高さにちょっと懐疑的な気持ちでの参加でしたが、福島先生登場の出だしから最後の最後まで聴講者を引きつけて離さないセミナーの構成力、充分に吟味選択された福島先生の一言々とその説得力に久しぶりに感動して帰ってきました。昨日からすでに自分は自立型姿勢を持った歯科医となりました。
留守の間に鹿児島市は久しぶりのドカ灰に見舞われたようです。病院のまわりは灰だらけ。。。チャーンス!!!これから、楽しんで掃除にとりかかりま〜す。
4年前からレコーディングダイエットなるものを始めてなんとか73kg前半を維持していた体重も、今年の冬場のウォーキングを怠けていたせいか、はたまた晩酌のマッコリ酒のせいか、74kg台後半に突入。どうしたものかと思っていた矢先、昨晩TBSの金スマで『ロングブレスダイエット』なるものを発見。早速今日から始めました。効果の程はまたの機会に。。
( You Tube : http://www.youtube.com/watch?v=9iJCGcDmygo )
前田歯科クリニックのホームページを作りました。製作期間約1ヶ月、なんとか形になったかな〜??という感じです。これから少しずつ充実させていきたいと思いますので皆様よろしくお願いします。
幸せかみしめるために
前田歯科クリニック
鹿児島市田上5-34-60 1F
099-275-0730