まず始めに、年末のお忙しい中『焚き火・クリスマスライブ』を観に来て下さった皆様、本当にありがとうございました。ライブの開始時刻は5時過ぎ…日没と同時に急激に下がり始めた気温と、ステージ後方を流れる川から伝わってくる冷風には心底参りました。大方の予想をして着込んできたつもりでしたが、情けないかな演奏中に鼻水が出てくる始末で、格好悪いところをお見せしたかもしれません。それより何より、身動きのとれない観客席で寒さを堪えながら暖かい応援して下さった皆様に心より感謝致します。手前味噌かもしれませんが、お客様の熱気はミッシェルのライブの時が一番熱かったと確信しております。
『焚き火・クリスマスライブ』http://www.youtube.com/user/youone320
演奏後は寒さを紛らわすために熱い焼酎をガブ飲みし、ライブの締めでは出演者全員でステージに上がり、「ラスト・クリスマス」の曲に合わせて何故か?ラインダンス… アルコールは体中を駆け巡り、しまいには何時帰ったのか分からないほどの酩酊状態… 今年の締めのライブにふさわしい打ち上げとなりました。
寒いライブは今回で終了ということで、ミッシェルの次の活動は来年の春以降になりそうです。来年はまた違う雰囲気でお会い出来るのでは?と思っております。宜しければ、またお付き合い下さいませ。
さて、今年もあと僅か…
個人的には35年ぶりに再開したバンド活動、仕事面ではスタッフの入れ替えに伴い新たに考え直した病院の運営システム、そして歯科医師会関係の新たな業務と… 出会いもあり、チャレンジもありで、それと同時に様々な再発見と再確認ができた年ではなかったかな?… と思っております。
来年もまた楽しみな一年となりそうです。
今年の診療は28日の土曜日の午前中まで、明けて来年は4日からの診療開始となります。来年も皆様を気持ち良く迎えるべく、診療の合間を縫いながら今年最後の大掃除をスタッフ全員で頑張っております。良い年をお迎え下さいませ。そして、また元気でお会いしまししょう。それでは… (o^-^o)
今年もあと2週間を切りました。学校も今週いっぱいで終了。子供達にとっては、クリスマスやお正月とイベント盛りだくさんの待ちに待った冬休み… それでも、年が明けると待ったなしの受験シーズン到来。大事な時期です。受験生を抱えられたご家庭の皆様、子供も親も切り替えを上手にやっていきましょうね。
さて、お知らせです。鹿屋高校のOBバンド・ミッシェルが来週の12月22日の日曜日、『焚き火・クリスマスライブ』に参加します。
『焚き火ライブ』とは、毎月第4日曜日の夕方から鹿屋リナシティ前水辺ステージで定期的に開催されているもので、出演者は10代から50代?のバンドや音楽好きの面々。ジャンルはJPOP、ロック、ジャズetc.…ライブ会場には屋台の出店多数ありの “みんなで楽しく飲んで、食べて、歌って、聴いて!”をモットーに開催されている入場無料の鹿屋の名物ライブです。
今回はそのクリスマスバージョン!! 会場にはクリスマスを彩るイルミネーションや大抽選会などなど、いつもとは一味違うライブの雰囲気を味わえること間違いなしです。そして、我々ミッシェルもそうでありますが、他のバンドもクリスマス用に趣向を凝らしてくること… それも間違いなしでしょう。
17日正午現在の予報では、22日の天候は曇りのち晴れ、急に冷え込むことも予想されますが、お時間のある方、是非ともお立ち寄りくださいませ。心も体もほんのり熱くなるライブをお届けしたいと思います。(o^-^o)
先週の土曜日の夜、前田歯科の忘年会を騎射場の『莫逆(ばくげき)』で行いました。子供さんの止むを得ない事情のため急遽来られなくなったスタッフには非常に申し訳なく思いましたが…
今、鹿児島で話題の店『莫逆』の味と雰囲気をこっそりと堪能してきました。
果たして莫逆とは? なかなか聞き慣れない言葉だと思いますが、「非常に親しい間柄」のことを意味するようです。人間関係を和やかにする「食」へのこだわりを表しているのでは?… と思った次第です。
お店の場所は騎射場電停の斜め前。自分の学生時代の騎射場にはあり得なかったお洒落なお店構えです。当たり前のことですが、騎射場電停前も随分様変わりしました。昔から変わらないのは、「餃子の王将」と浪人時代に朝から晩までお世話になった「パチンコ第五富士」だけかも… です。
さて、写真(左)は料理の最初に出てくるお刺身の盛り合わせです。お店の人にひとつひとつ丁寧に説明を受けましたが、どれもが新鮮かつ抜群の味で区別の付けようが無く、おまけに種類が多すぎるので覚えることはできませんでした。料理作りは全般的に細やか丁寧で、通常の居酒屋料理とは確実に一線を画しています。写真(右)は、料理の締めに出てくるお店の名物、炊きたての銀舎利(白米)です。銀鱈(ぎんだら)の焼き物とお味噌汁付きでかなりの量ですが… 別腹でいけます。スタッフも完食でした。
さてさて、この日の自分のトピックはこの年にして生まれて初めて食べた「亀の手」です。スタッフも初めてだろうと思いきや、知らないのは自分と一番若いスタッフの二人だけ… ちょっと驚きでした。確かに亀の手に見えるけれど、果たしてこれは何なのか? 味は貝のようだけど… というわけで、お店の人に尋ねたところ、エビと同じ甲殻類ということ。味は抜群に美味いというわけではないけれど、得てしてこの類いの食物は食べだしたら切りがない… お酒好きにはたまらない一品であることに間違いはないでしょう。
騎射場といえば思い出します… 騎射場飯店のレバニラ炒め、米沢食堂の湯豆腐定食、平和軒の餃子ラーメン、中華喫茶リーベの焼き肉丼、みかどの焼き飯、とんこのミックスフライ定食… どれもが学生時代にお世話になった御馳走ばかり… 「食」は個人の歴史です。いつの時代にも感謝!感謝!です。(^▽^)/
12月に入りました。忘年会、クリスマス、年末年始の準備などなど… 何かと慌ただしい一月が始まりました。特に年末の大掃除はどこの家庭でも職場でも、一年を締めくくるための一大イベントですね。分別ゴミの収集日のことも考えながらコツコツと計画的に、そして最後はスッキリといきたいものです。
さて、掃除といえば… 実は6年前ぐらいから続けていることがあります。それは、病院のトイレ掃除です。大分の同級生の檀上先生に勧められたのがきっかけでした。
「何で自分がトイレ掃除?」
「いや、やれば何かに気付くから。」
「一体何に気付くの?」
「いや、やった者しか分からない。」
押し問答の末、結局始めることにしました。有言実行、スタッフの前で誓いを立ててのことでした。最初はビニールの手袋を付けて嫌嫌ながらの毎日でした。“これ見よがし” にやっていたと思います。おそらくスタッフも “永くは続くまい…” と思っていたことでしょう。
でも、面白いものです。ある時から手袋を使わず素手でやるようになりました。掃除用具も次第に増え、便器、床、ドア、壁… と、掃除範囲も増えていきました。そのうちに、人に任せられなくなりました。掃除時間も増えたので、病院への出勤時間も早くなりました。不思議なものです… 次第にいろんなことに気付くようになりました。今まで見えなかったものが見えてくるようになります。視覚に限らず、見方や考えたかも含めて…
八百万(やおよろず)の神とは、数が多くて数えきれない神のことを指します。山の神様、田んぼの神様、トイレの神様、台所の神様など自然のもの全てに神が宿っているとする日本古来からの考え方です。もしかすると、トイレ掃除の “気付き” は神様のお導きかもしれません… ね。
さあ、年末何かとお忙しいご主人様たち。一念発起、我が家のトイレ掃除を始められてみては如何でしょうか。ほら、きっと、お家の女神様(奥様)が微笑みになりますよ… (o^-^o)
先週の土曜日の夜11時より、NHK福岡放送局が制作したドキュメント『財津和夫“夕陽を追いかけて” 〜チューリップと歩んだ40年〜 』が放送されました。番組は、昨年デビュー40周年を迎え記念ツアーを行ったチューリップのリーダー財津和夫の半生を追うものです。
高校時代のビートルズとの出会い、その憧れから音楽活動に目覚めた大学時代、そしてチューリップの結成… と、大学時代の友人との再会を交えながら昔の記憶を辿るように番組は進んでいきます。
「成功するまでは、故郷博多には絶対に帰るまい…」「これだけ良いものを作ったのだから売れないはずはない…」と決意と確信を持って臨んだ上京と念願のレコードデビュー… そして、3枚目のシングル『心の旅』の大ヒット…
しかし、自分の思惑とは全く異なる方向へ動きを見せる周りの状況や芸能界というものに、財津は疑問を持つようになります。「このままでは世間に埋もれて見捨てられてしまう…」
それから財津は、新しい楽曲の創作と、ファンとの接点であるライブの完成度に重きを置くようになっていきます。しかしながら、番組の中での財津の言葉「今まで音楽をやっていて楽しいと思ったことは一度もない…」が表しているように、いつも何かしらの重圧と責務を背負った状況は、周りとの軋轢を生むようになり、メンバーの脱退、交替、そしてついには… 解散を迎えることとなります。
結局一人になり、ソロとして音楽活動を続けていくことになるのですが、その創作意欲は老いることなく、50歳を過ぎて大阪芸術大学の教授という職に就きながらも、そのエネルギーを若い学生から見出そうとしていたようです。
そのように人生をまだ一人歩きしている50歳半ば…
財津は突然の病に見舞われることとなります。「朝起きて何をしていいのか分からない…」「何の意欲も湧かない…」つけられた病名は『更年期障害』 。
この更年期障害、女性の場合は閉経という大きな変化と症状が結びつきやすく医学的にも認知されやすいのですが、男性の場合はそのようなものも無く、非常に個人差があるのでその存在さえも認知されていません。主な症状は、疲労、うつ、不眠、性欲減退… 原因は加齢およびストレスによる男性ホルモン(テストステロン)の減少です。
しかしながら、この病はそれからの財津にとって貴重な体験となります。好きな音楽を好きなだけ聴き… 自分の自由な時間を自由に使い… これまでとは異なるところに身を置くことによって、病状は徐々に回復していきます。「たまには周りの人の愛とか親切心とかに救われてみろ… と神様に告げられたような気がしましたね〜」と後に話しているように、それからの財津は以前のように自分一人で切り開いていく人生ではなく、周りの力に支えられながら、自分の目の前に自然と開けた自分に合った道を歩めるようになっていったようです。
五木寛之と精神科医の香山リカの対談集『鬱(うつ)の力』(幻冬舎新書)から…
五木:「鬱蒼(うっそう)たる樹林」とか「鬱然(うつぜん)たる大家」というときの鬱(うつ)は、全部肯定的な表現です。だから僕は、無気力な人は鬱にはならないと言ってるんだ(笑)。エネルギーと生命力がありながら、出口を塞がれていることで中が発酵するものが鬱なんですよ。
財津和夫は現在65歳、今年の秋からはソロのコンサートツアーも再び始まるようです。このエネルギーを見習いたい… というか欲しい!と思う今日この頃です。
先週末の土曜、日曜と“かのやばら園”で行われた「秋のばら祭り・ファンタジーナイト」が無事終了致しました。鹿屋高校のOBバンド・ミッシェルの出番は土曜の夕方… 4月のバンド再結成後初めてのライブから約7ヶ月、今回がミッシェルにとって4度目のライブとなりましたが、段取り、メンバーの体調、ステージの設備、会場の雰囲気などなど… いつもとは違う要素満載で、やりがいもあり、プレッシャーもあり、アクシデントありの記憶に残る貴重な一日となりました。自分だけかもしれませんが、祭りのあとの侘しさかな… ちょっと寂しい今週です。
さて今回のライブ、同じ日に“英明”と“荒川美咲”、知名度のある二人が出演することもあって、お客さんの数に圧倒されて緊張するのでは… との思いもありましたが、いざ始まってみるとそんな不安はどこへやら。 いや〜 実に気持ちよかったですね〜 バンド冥利に尽きるとはこのことなんだな〜と改めて思った次第です。当日、応援してくださったお客様、同窓生の皆様、諸先輩の皆様方に感謝致します。ありがとうございました。特に今回、音響設備を担当されたスタッフの皆様方、ステージ開始前の短い時間帯での手際の良い準備のお陰で、リハーサルも十分に行うことができ、バンドとしての日頃の練習不足を解消することができました。改めて感謝致します。ありがとうございました。
さてさて以前このブログでもお話しましたが、ミッシェルの課題は、お客様も一緒に楽しむための“おもてなし”のパフォーマンスを如何に発揮するか… でした。 始まりと締めをしっかりと… 動きのあるステージを… メンバー同士は常にアイコンタクトを… お客様へのスマイル目線を忘れずに… そして服装はきらびやかに派手目に… ということを心掛けながらの今回のライブでしたが、メンバー全員がいつも以上に気を遣い、努力したのでは?… と思っております。ピンクのレギンス、スヌーピーの黄色のTシャツ、赤シャツに七色のストールなどなど… さて、皆様の評価は如何に?
最後にメンバーの皆様へ
後援会長は、もっと派手目を望まれてましたよ〜 来月の「焚き火ライブ」も、もっと上を目指して頑張りましょうね〜 ♪(*^ ・^)ノ⌒☆
お知らせです。以前このブログでもご紹介した“かのやばら祭り”の「ファンタジーナイト」が今週末の16日(土)と17日(日)に催されます。(ばら祭り情報:http://www.baranomachi.jp)
実は、鹿屋高校OBバンドのミッシェルもこの催しに参加致します。5月に行われた「ファンタジーナイト」では、毎週第4日曜日に鹿屋のリナシティで行われている「焚き火ライブ」の出張ライブという複数バンドでの参加でしたが、今回は何と!バンドとして単独での参加になります! しかも、同じ日の出演者がTVでもお馴染みの “荒川美咲” と “英明” ということで、バンドメンバー自体も非常に楽しみにしているところです。
“英明”は1977年鹿屋市生まれ。徳永英明のものまねで2012年「ものまねグランプリ ザ・トーナメント」で優勝したこともあり、皆様ご承知の通り、その実力は折り紙付きですよね。
“荒川美咲”は鹿児島出身の若干21歳。主に福岡で活動中のシンガーソングライターです。
実は、彼女は「重症筋無力症」という難病と闘いながら歌っています。「重症筋無力症」は神経の異常で筋力が低下する難病です。呼吸障害を起こすこともあり、症状を抑えるために薬はかかせません。その副作用に悩み、自殺を考えたこともあるという彼女は、自分の社会の中での疎外感、存在意識を確かめるために歌い続けているということです。そんな難病だと思わせない彼女の透明感のある歌声はなかなかものです。(左動画)
さて、当日天候に恵まれれば、この二人を見に来られるお客様は相当な数になることでしょう。
やりがいもありますが、年甲斐もなく少しだけ緊張気味なのは確か… w(゚o゚)w
固い頭を柔らかくして、楽しんできたい思います。(⌒-⌒)
東北楽天ゴールデンイーグルス・日本シリーズ優勝おめでとう。球界に参入した2005年、レギュラーシーズンを制したソフトバンクに51.5ゲーム差をつけられ“史上再弱”とも言われたチームが、僅か8年での栄冠獲得は実にお見事!!巨人ファンとしては実に残念なところですが、勝負事に不可欠な“闘争心”でしょうか?シリーズ当初から既に楽天に軍配あり!…と感じていたのは自分だけかな? (・・;)
さて、この楽天の優勝の立役者として、今年のドラフトの目玉である桐光学園の松井投手の交渉権をクジで引き当て“持っている人”と噂されているのが、昨年8月、楽天グループの三木谷浩史会長に誘われ、若干42歳で楽天球団の社長に就任した立花陽三です。立花氏は1971年東京生まれ、成蹊高校から慶応義塾大学総合政策学部に入学、大学時代は慶応大学ラグビー部に所属し、チームの司令塔・スタンドオフとして活躍します。卒業後は外資系証券マンとして海外を渡り歩き、日本企業に就いたのは楽天が初めてという異色の存在です。就任の会見では「私の闘争心というものをチーム・会社に送りたい」と述べ、自分の取るべきスタンスというものを明らかにしています。
野球に関して全くの素人である彼が、社長就任後にまず行ったのはチームを数学的に徹底的に分析することでした。そして、得られた答えが“強力な右打者の補強”。そこで、目を付けたのがメジャーリーグで通算434本塁打、1988年から10年連続で外野手としてゴールドグラブ賞の実績のあるジョーンズの獲得だったようです。そして昨年末、立花社長自らジョーンズとの直接交渉のため米国に飛びます。ジョーンズの野球に対する自信と熱意、人間性を確認した後、彼はジョーンズに同じ言語で話せるチームメイトの人選について尋ねます。そして、獲得したのがヤンキースでともにプレーしたことのあるマギーでした。二人の今期の安定した活躍はご承知の通りですが、それ以上に二人がチームに与えた影響力というのは計り知れなかったですね。証券マンとして海外を渡り歩いた立花氏の経験の為せる技としても決して言い過ぎではないでしょう。
楽天の勢いが止まらないシーズン中、自分の真価が問われるのは5年後と話す立花氏。来年、マー君が抜けたとしても決して侮れない存在になりそうです。恐るべし楽天!!
さて、もう一人の時の人、福澤克雄をご存知でしょうか?1964年東京生まれ、福澤諭吉の玄孫(やしゃご:孫の孫)である彼は、慶応高校から慶応大学へ、立花氏と同じく慶応大学ラグビー部に所属し、学生時代には社会人のトヨタ自動車を破り慶応史上初のラグビー日本一に輝いています。卒業後はTBSに入社、『3年B組金八先生』や『砂の器』など数々のテレビドラマの演出を手掛けます。現在の愛称は武田鉄矢が命名した「ジャイ」。これは、190cm100kgと大柄で、風貌が『ドラえもん』のジャイアンに似ていることからきているそうです。
2007年、日本で最も視聴率を獲得するドラマディレクターとして名を馳せた彼が、自ら企画し演出・監督を手掛けたのが、平成で1位の視聴率を獲得したドラマ “倍返し”の『半沢直樹』です。彼曰く、高視聴率の原因は原作の面白さと半沢直樹を演じた界雅人さんの演技力であると評していますが、やはり福澤氏の感性無くしては為し得なかった…と思うところです。
最後に、慶応大学ラグビー部といえば「魂のタックル…」。高校時代無名の人材を叩き上げてきたその練習量は凄まじかったと聞いています。この二人にはどこか、その修羅場をくぐり抜けてきた勝負師の匂いがしますよね…。( ̄▼ ̄*)
朝晩が肌寒く感じられるようになってきましたね。お馴染みのキンモクセイの香りが優しく演出してくれているようです。秋ですね…
先週、鹿大歯学部同窓会理事会のOB仲間で、噂のお店、鹿児島市中央駅近くの『半魚人』で秋の味覚を堪能してきました。カウンターに10名程、奥の座敷に8名程入れるお店でしたが、休み明けの月曜日にも関わらずほぼ満席状態で、予約をしないとなかなか飛び込みでは入れないというのがよくわかりました。店主は女性、スタッフも女性ばかり… で、しかも皆さん若い! 料理は店主が厳選した魚貝類を使った料理で、当日は3500円のコース料理でしたが、50過ぎの男性陣には十分すぎるほどの質と量で大満足でした。コース料理以外にもメニューには目を引く単品料理が満載で、魚好きにはたまらないお店のようです。
さて、味覚と言えば大事なのが舌ですね。舌には味を感じる器官である味蕾(みらい)が約10,000個もあり、様々な味の識別に関与しています。
さてさて、皆さんの舌はピンク色ですか?まっ白くなっていませんか? もし白くなっているとすれば、この舌の上にできる白っぽい苔状のものは舌苔(ぜったい)といい、食べカスや舌の表面の細胞にお口の中の細菌が付着してできたものです。歯の磨き残しが主な原因とされていますが、体調不良やストレス、唾液の分泌量にも関係すると言われています。この舌苔、口臭の原因や味覚に異常を及ぼす場合もあるので、舌のお掃除は是非とも必要ですね。でも、やり過ぎると舌を傷つける場合もあるので適度に行うことをお勧めします。もし、掃除してもなかなかとれない、または、以前よりも大きくなっていると感じられた場合には口腔癌(こうくうがん)の疑いもありますので、そのような場合にはかかりつけの歯科での早めの受診をお勧めします。
その口腔癌ですがその名の通り、口腔(お口の中)の舌や歯ぐき、あごの骨などにできる癌のことを指します。
その発生率は、胃(39.8%)・肺(39.2%)・大腸(17.4%)に比べて3.7%と低いのですが、術後に咀嚼(そしゃく:食べること)や嚥下(えんげ:飲み込み)や発声といった重要な機能に後遺症を発生する場合が多く、早期発見・早期治療が望まれるところです。現在、この口腔癌を早期に発見するための採取した唾液による検査方法が鹿児島大学病院で開発されており、来年度から歯科医師会の協力のもと「口腔癌検診事業」としてスタートする予定です。皆様、これからの情報にご注意下さい。
さあ、なんだかんだ言っても、秋真っ只中、秋の味覚満載です。食欲の秋を存分に満喫していきましょうね。 適度な運動も忘れずに… ですね。 (⌒-⌒)
先週の土曜日のお昼過ぎより鹿児島市にある宝山ホールにて、第66回九州歯科医学大会が開催されました。年に一回、九州各県の歯科医師会の持ち回りで行われているもので、鹿児島では8年ぶりの開催となります。大会では主に歯科に関する講演並びにシンポジウムが行われますが、参加対象は歯科医師に限らず、デンタルスタッフ、歯科学院の学生、また一般の皆様にも広く歯科に対する興味を深めて頂くために企画運営されているものです。
大会当日の夜は、出身大学毎に同窓会も盛大に行われ、翌日はボウリングやテニス、野球、剣道、ゴルフetc.… 各県対抗の厚生行事も行われます。ちなみに、昨日溝辺カントリークラブで行われたゴルフでは鹿児島県が見事優勝を飾ったようです。私は全く戦力になりませんでしたが、とほほ…
今回の講演の第一部では、東京歯科大学の井手吉信学長に『食べる力は生き抜く力』という演題で、食べること(摂食:せっしょく)と飲み込み(嚥下:えんげ)のメカニズムを解剖学の立場から解りやすくお話して頂きました。また、第二部では『南極で生き抜く人間力』と題して、南極地域観測隊の医療隊員として参加された経験をお持ちである宮田敬博医師(写真右)の貴重なお話しを聞くことができました。
写真左は日本歯科医師会のPRキャラクター“よ坊さん”の着ぐるみです。大会の間、ご来場された皆様をお迎えするために歯科医師が交代で中に入り備えます。今大会での私の役目は、この“よ坊さん”の介助です。何故なら、着ぐるみは予想以上に重く、しかも足元が見えないので動きも制限され、移動に際し転倒などの危険を伴うためです。
最初は、果たしてこんなことまでして、こんな着ぐるみに何の意味があるの〜?…と思っていましたが、昨今の「ゆるキャラ」ブームからでしょうか、会場での話題性は抜群で、特に女性には大もての“よ坊さん”でした。どちらかと言えばお堅いイメージの大会が様変わりし、終止和やかな雰囲気を醸し出してくれたことに間違いはないようです。
さて、この“よ坊さん”ですが、「ゆるキャラ」との違いは?と思い調べたところ、「ゆるキャラ」の命名者である みうらじゅん によると、認められる3条件があるようです。それは…
⑴ 郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。
⑵ 立ち振る舞いが不安定かつユニークであること。
⑶ 愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること。 だそうです。
ゆるさにもハードルがある… 日本はまだまだ平和な国ですね。(o^-^o)
先週の木曜日、長女の中学校の文化祭が鹿児島市の谷山サザンホールで行われました。病院のスタッフには申し訳ないと思いましたが、中学最後ということもあり、何とか診療の合間を縫って観にいってきました。
午前9時過ぎに始まったオープニングでは、在校生みんなで“Believe (ビリーブ)”の大合唱。続いて長女が在籍する吹奏楽部の演奏では、ポップス、ジャズ、映画音楽等々… 自分たちで選曲したジャンルに捕われない楽曲と、その間を挟んでのMCや演出は観に来てくれた人々を十分に楽しませてくれるもので、今時の中学生の感性が羨ましく感じられました。
吹部の演奏の後は、休憩を挟んで中三のクラス毎の男女混成の合唱になります。合唱といえば、自分はどちらかというと口パク派だっただけに、今回の合唱のそのレベルの高さにはビックリです。全てのクラス、そして全員が合唱部なのでは?と思うほどで、その声の力に感動して目頭が熱くなりました。合唱の後、舞台袖で生徒達が感極まって涙しているのも印象的でした。成長したんだな〜と思える瞬間でした。
さて、右の映像は日曜日に行われた鹿屋高校OBバンド・ミッシェルのライブ打ち上げ風景… おやじ達の大合唱です。当日は、心配された雨、そして桜島の降灰も避けられ、微風の穏やかな晴天に恵まれました。今回は「ばらら杯 カラオケ大会」のお昼休みを利用してのライブだっただけに、果たしてどれくらいのお客様に来て頂けるのか?… ちょっと心配していましたが、中学や高校の多くの同窓の皆様に足を運んで頂いて非常に気分良く演奏することができました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
さてさて、ミッシェルのライブも今回で3回目になりますが、更なるレベルアップのため、今回からバンド全体の音響のバランスとミキサーを担当する吉留君が加わりました。鹿屋高校の後輩で、みんなから“カツオ君”と呼ばれています。大学時代はバンドのボーカルもこなしたこともあり、歌も上手く音感に優れた彼のおかげで、今回は安心して演奏することができました。非常に心強いメンバーの加入です。これからお付き合い宜しくお願い致します。
さあ、おやじ達はライブの打ち上げカラオケ大合唱のせいで、週明け早々喉も少々荒れ気味ですが、養生をしつつ、子供達に負けない美声の大合唱にこれからチャレンジしていきたいと思っております。\(^▽^)/
今回のライブより加わった2曲です。風も微風で録音状態は前回のステージよりも良好です。宜しければお聴き下さい。
青春の影:http://www.youtube.com/watch?v=kBZqmA3kB8w
私のアイドル:http://www.youtube.com/watch?v=5gU8t68nunw
朝夕がかなり涼しくなってきました。明日、明後日の鹿児島地方の予報は雨。まとまった雨で桜島の灰も一掃… そして、秋の彩りを添える草花にも元気になって欲しいものです。
「秋の花」で思い浮かぶのは、コスモス、キンモクセイ、彼岸花、菊あたりでしょうか。宮崎県小林市の生駒高原のコスモスは「満開発令」で今が見頃のようですね。秋の香りキンモクセイもそろそろでしょう… 雨上がりを楽しみにしたいと思います。
さて、「秋バラ」をご存知でしょうか?
10月の上旬から下旬に開花する秋バラは、初夏に咲くバラに比べてボリューム感や花輪は小さいのですが、香りや色艶が良いのが特徴とされています。4000種5万株のバラが咲く“かのやばら園”では、その秋バラの開花時期に合わせて様々なイベントが行われます。その第一弾として、今週末の10月13日の日曜日は“かのやばら園無料入園デー”となっており、『かのやばら園 わくわく市』と題して、「キッズ縁日コーナー」「地元の味自慢コーナー」「極上ハンド&フッとマッサージ」など、様々な催し物が行われます。また、バラ園中央に位置するガーデンステージでは、『第2回 ばらら杯カラオケ大会』が午前の部と午後の部の2回に分けて行われる予定です。
さてさて、毎度々恐縮ではありますが、鹿屋高校OBバンドのミッシェルも当日のイベントに参加致します。カラオケ大会のお昼の休み時間(12:00〜13:00)を利用してライブを行います。
5月のライブから約5ヶ月… 久しぶりとなりますが、メンバー各々の演奏技術並びに機材の質も向上…のつもり。レパートリーは少しずつですが着実に増えております。皆様の耳に残る心地よい音楽をメンバー全員で奏でるつもりでございます。バラの香薫る秋空の下、皆様のご来場をお待ちしております。 =*^-^*=
10月になりました。今月は昼間に行われる歯科関係の会合に出席のため、診療時間に変更があります。ご迷惑をおかけします。宜しくお願い致します。
さて、先日の日曜日は自分の所属する国際顎頭蓋機能学会(ICCMO)の学会が京都でありました。元々年に一回、東京と福岡で交互に行われていたものですが、2015年に京都で行われる国際学会の準備を兼ねてということで今年は京都での開催となりました。前日の役員会に出席するため土曜日を休診にして鹿児島を朝方出発。新幹線で4時間あまり、お昼過ぎに京都に到着。京都を訪れたのは、大学時代に大阪で行われたラグビーの試合の帰りに寄ったのが最後だったので、実に30年ぶりの京都… 会議と翌日の学会の合間を縫って、この時とばかりに初秋の古都・京都を家内と散策してきました。
到着後、駅近くのホテルにチェックインし、最初に訪れたのは東寺(とうじ)でした。時間も限られていたので、駅に最も近いスポットとして選んだ東寺でしたが、東西に500m近くもある京都駅の大きさを計算に入れていなかったせいか、思ったよりも距離があり、日中の気温がまだ30度近くある京都路を汗をかきかき歩いた次第です。写真は東寺で最初に出迎えてくれた亀です。気のせいか何となく雰囲気がありませんか?…
国宝の五重塔、金堂はさすがでした。金堂に安置された薬師如来像と両脇の菩薩侍像の前では、腰掛けて眺めているだけで心が休まりました。時間が許せば、ずっとその場に居たかったというのが本音です。
東寺を後にして向かったところは、四条通り近くにある錦市場(にしきいちば)です。観光名所にしては“かなり”目立たない所にあるので、見つけるのに苦労をしました。入り口から東西約400mにも及ぶアーケードの中では、魚や京野菜などの生鮮食材や、乾物、漬け物などの加工食品を扱う老舗・専門店が所狭しと軒を連ね、見るだけでも楽しく、そしてお土産として持ち帰るより、今ここで口にしたいと思う食材ばかりが並び、昔から「京の台所」と言われる所以を感じることができます。
写真は金平糖の老舗「緑寿庵清水」です。長女のお土産に頼まれたので、次の日、学会をちょっとだけ抜け出して買いに走りました。京都駅からバスで30分あまり、京都大学の近くにあります。何で金平糖?と思っていましたが、お店に入ってビックリ。抹茶、コーヒー、カボチャ、ゆず、ミルク、レモン…等々、ありとあらゆる味の金平糖が並んでいます。たかが金平糖と思うなかれです…
さて今回ですが、家内の持っているiPhoneの機能に感動しました。地図がなくても行きたい所へささっと誘導してくれるナビや、バスや電車の運行時間や、移動に要する時間をリアルタイムで教えてくれる機能等々… 効率的に情報が得られて無駄な時間がなくなるので、短い時間でも余裕を持ってブラブラ(散策)することが出来ました。
そろそろ自分もガラケーとおさらばかな?…(;・・)ゞ
先週末の桜島には参りました。爆発的ではないけれど、小さな爆発をボコボコとやってくれました。強風にも煽られて、鹿児島市内はまるで砂漠の町のようでした。もうすぐ10月です。秋の長雨の前に、何とか早めのひと湿りが欲しい今日この頃です。
さて、先週の土曜日の午後は自分とその家族、そして職員が加入する鹿児島県歯科医師国保組合が行う年一回のスクリーニング検査でした。スクリーニングとは特定の病気を診断するのではなく、症状のない段階での病気を発見するための検査のことで、血液検査や尿検査、胸部X線検査、心電図などがそれになります。
内科医による聴診もその中のひとつになりますが… いや〜参りました。毎年、いつもあっという間に終わるはずなのですが… 今回は随分熱心に診て頂きました。
その時の診察内容です。
(眼を上の方から覗き込むようにして…)
『眼が充血してますね〜 何かアレルギーがありますか?』
「いや特にありません。」
『じゃあ、血圧からかもしれませんね。血圧は内臓脂肪で上がりますから、この腹囲(ウェスト)を8cmほど減らしてくださいね。きっと良くなりますから。』
「は、はい、わかりました。」
(聴診器を右の肺の辺りにあてながら…)
『右の肺の空気の出入りが、左と比べると良くないようですが、何か思い当たる節がありますか?』
「20代の時にラグビーで右の肋骨を折ったことがありますが…」
『あ〜 多分それですね。苦しくなってきたらすぐ精密検査を受けて下さいね。』
(聴診器を心臓にあてながら…)
『ん、音が途中で切れるところがありますね。今まで、胸が苦しくなったことありませんか?』
「いや、特にないですけど…」
『もし運動の時に苦しくなったら、すぐに止めて安静にするようにして下さいね。』
「は、はい… わかりました。」
『それではお大事になさって下さい。』
「あ、ありがとうございました。」
フィンランド症候群をご存知ですか? 症候群といっても病気の名前ではなく、フィンランドで行われたある実験についてジャーナリズムが作り出した造語です。その実験とは、「フィンランドで健康状態が同程度である人々を2つのグループに分け、一方には医師の管理の下に厳密な健康管理を行い、もう一方には個人の自由のもとに生活させたところ、自由に生活していた人々のほうが発病・死亡のリスクが低かった。」というものです。何故このような結果になったのか… 介入で使用された薬剤の副作用によるという解釈が有力ですが、「厳密な健康管理が及ぼす弊害(フィンランド症候群)」としてマスコミに取り上げられたことで曲解されている部分もあるようです。“タバコを止めるとストレスになるから体に良くない”というのもその一つらしいです。
まあそれにしても、管理され過ぎるというのは精神的に良くないですね。今回しみじみ思いました。診察の後、しばらく気分的に落ち込みました… 「健康」を無理して作る必要はないですよね。(・・。)
京都の嵐山を訪れたのは高校の修学旅行の時です。あれから30年あまり… 一昨日のニュースの中で、久しぶりに見た桂川周辺の悲惨な状況に驚きを隠せませんでした。台風のメッカと言われた鹿児島も今は昔、異常気象のせいなのか最近ではかすりもしないので、その恐怖感や通過後の悲惨な状況を忘れかけていました。
改めて、今回の台風18号の豪雨により被災された関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。そして、一日も早く日常の生活に戻られますようお祈り申し上げます。
さてこの台風、残念ながら7年後のオリンピックの懸案事項になる可能性は大きいですね。
オリンピックといえば、記憶にまだ新しいブエノスアイレスでのIOC総会、招致のカギになったともいえる滝川クリステルさんの“お・も・て・な・し”のプレゼンテーションが話題になっていますね。全般的に少々日本を持ち上げ過ぎのところもあるようですが、日本売り込みの最後の切り札ですから致し方ないところなのでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=6hggygKWwhg
でも、この“おもてなし”という言葉を耳にして日本の良さを再認識された方も多かったのではないでしょうか。元々おもてなし(Hospitality)とは、家族と接するように表裏のない心で見返りを求めない対応という意味で、提供する側とされる側に主従関係が発生するサービス(Service)とは使われ方が違うようですね。
さてさて、10月のライブを控え、先週末に鹿屋の『BAR・BOTTOMS・UP』で約2ヶ月ぶりの練習を行った鹿屋高校OBバンドのミッシェルでしたが、練習後のミーテイング(飲み会)の中で 「バンドのパフォーマンスをもっと向上させよう!」ということで意見が一致しました。半年前のバンド再結成時はとにかく目の前の演奏のことに一生懸命で、他のことに気が回らなかったのですが、反省会を重ねながら、2回目のライブではMC(演奏者のおしゃべり)に時間を割きました。
それでもまだ、ステージ上での動きや客席への目線や表情、衣装などなど… パフォーマンス向上のための課題は山積みです。アマチュアバンドもここまで考えなければならないのか〜 と、思うところもありますが、これもせっかく見に来てくれたお客様への“おもてなし”と考えれば目線も変わるかもしれませんね。メンバーの皆様方、しっかり頑張りましょうね。(^▽^)/
だいぶましになってきた「青春の影」
http://www.youtube.com/watch?v=rhlIpOQ5Dx8
ミッシェルを初めて聴いた『BAR・BOTTOMS・UP』のマスターの表情に注目
http://www.youtube.com/watch?v=nDJ_Tz8U8to
その他もろもろ…
http://www.youtube.com/user/youone320/videos
先日の日曜は末っ子の娘(中3)の運動会でした。中学での最後の運動会ということもあり、気合いの入った家内は午前3時起きで、お弁当作りを頑張っていたようです。心配された桜島の灰は南東風のため霧島方面へ… 天候は曇り時々晴れ、何とか炎天下を免れたものの、やはり残暑は厳しく生徒も先生も保護者も水分補給に気遣う一日となりました。写真左は、昼食後、お昼のプログラム1番で行われる、今年度卒業生による恒例のフォークダンスです。午前中の徒競走で生まれて初めて1番をとって気分を良くしたのか、あれだけ嫌がっていたダンスを、楽しそうに飛び跳ねながら踊っている娘にビックリです。写真右は中学で籍を置く吹奏楽部の閉会式での演奏風景です。日差しを受けて楽器が熱そうですよね〜
さて、運動会の行われた9月8日は日本にとって特別の日となりました。日本時間で午前5時過ぎ、南米のブエノスアイレスで行われていたIOC総会で、2020年のオリンピック開催地が東京に決定しましたね。アベノミクスも最近での評価は下降気味、そのような中、一転して日本が活気づいた瞬間だったといっても過言ではないでしょう。まだ始まったばかりですが、報道関係はアゲアゲムード。景気回復、雇用促進云々、これからの未来に何かを期待させる“幸せの予感”は国民に徐々に浸透していくことでしょう。
さてさて、せっかく気分がいいところへ、水を差すような話題で申し訳ありませんが、皆さんはこのような経験ありませんか?
例えば、欲しくてたまらなかった物を手に入れた途端、実はそうでもなかった… やりたいことがいっぱいあったはずなのに、いざ退職してみると暇だった… この会社に入ったら人生バラ色だと思ったのにそうでもなかった… 一生大好きだと思っていた恋人が嫌いになった…
どうして私たち人間は、いつも間違った「未来の幸せ」を想像してしまうのでしょうか。それは、人にとって未来をコントロールすることが心地よいからです。コントロールによって手に入る未来ではなく、コントロールすること自体が心地よいからです。そしてそれは、「幸せ」を想像したい私たちの心と、自分を巧みにだましてしまう脳がグルになって起こしているのです。
「幸せ」はいつもちょっと先にある、目指した場所にたどり着くたびに私たちは満足できなくなり、また「幸せ」はちょっと先に逃げてしまう…
というようなことを、『幸せはいつもちょっと先にある 〜期待と妄想の心理学〜』(ダニエル・ギルバート著:早川書房)は様々な角度から私たちの「未来の幸せ」の検証、解明を試みている本です。
ネットでつい注文してしまって、奥様にビクビクしているご主人… ストレス発散で、つい衝動買いしてしまう奥様方… 秋の夜長に備えての一冊に如何でしょうか。 =*^-^*=
一昨日から昨日にかけての落雷と雨は凄かったですね。これから台風17号が接近するとのこと… まだまだ油断禁物です。皆さん、気をつけましょうね。
さて、どんなに暑くても、これまで“夏バテ”というものを経験したことのない自分でしたが、今年はキツかったですね〜 何だか体がだるくて重くて、覇気がない。これを夏バテというのかな? と、思いつつ漫然と過ごした一夏でした。
最近になってやっと一本の線が繋がってスイッチが入ったような気がします。さて、何が幸いしたのか? 改めて考え直してみたところ、思い当たる節がひとつありました。 長女の新学期の始まりと同時に復活した我が家の朝食“ご飯とみそ汁”ではないかと… それまでは、夏休み中の朝食を“シリアルと牛乳”で済ませていました。シリアルの成分表示では栄養価も問題なく、冷たい牛乳は暑い夏には喉ごしもよく、最高の朝食と思っていましたが、そうではなかったのかな?ということです。やはり、“ご飯とみそ汁”は日本人にとって、特に中年期を迎えた自分にとって大切な食事のようです。
さて、酪酸菌(らくさんきん)をご存知でしょうか? 酪酸菌は、日本の土壌や日本人の腸内に昔から住んでいる細菌で、汚染されていない農作物や添加物の含まれていない糠漬け(ぬかづけ)、味噌、醤油など特有の日本食から腸内へ常に取り込んできたものです。その役目は、腸内バランスが崩れた時に増える腐敗菌(ふはいきん)に対して天敵となり拮抗(きっこう)作用を示し、他の有益な菌と共生して整腸効果を発揮します。腸は人体の70%の免疫細胞が集まる身体の防衛のための大事な器官です。酪酸菌の生成した酪酸は腸粘膜の栄養源ともなり、全身の免疫系を強化する役割もあります。この他、整腸作用を促す善玉菌として知られているものに、ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌やナットウキナーゼを作り出す納豆菌などがありますね。
さてこの酪酸菌ですが、食品だけで多量に取り込むことは難しいとされています。1933年千葉大学医学部の宮入近治博士により報告された酪酸菌(宮入菌:MIYAIRI株)を成分とする製剤(商品名:ミヤBM)は多量に摂取しても副作用がなく安心して使える整腸剤として昔から有名です。
以前、このプログの中でも取り上げましたが、俳優の高倉健の朝食は30年ほど前からナッツ入りのシリアルヨーグルトだそうです。この夏、ちょっと気取って挑戦してみましたが… まだまだその器じゃなかったようです。(・・。)
昨日あたりからでしょうか? 鹿児島市ではようやく朝方涼しく感じられるようになってきました。朝5時半の気温は約22℃。歩いている時のTシャツの間を通り抜ける風はひんやりと心地よく、桜島の灰も先週以来どちらかといえばおとなしめ… 今週末は天気も下り坂ということで、一雨毎に過ごしやすさも増していくことでしょう。
さて、夏の終わりのこの時期… 秋へ移ろう今の季節に、どことなく感傷的にさせてくれる一曲をご紹介します。1976年東芝EMIからリリースされた荒井由美(ユーミン)の4枚目のアルバム『14番目の月』のラストに収録されている『晩夏(ひとりの季節)』です。この曲は、ユーミンが荒井由美時代に別れを告げた曲としても知られており、同年のこの時期のNHK銀河テレビ小説のドラマの主題歌としても使われました。初めて耳にしたのはNHKのドラマで自身中学生の頃でした。
YouTube:http://www.youtube.com/watch?v=tjbwGJUkd7s
ユーミンワールド満載の歌詞です。
ゆく夏に 名残る暑さは
夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭(ハゲイトウ)
秋風の心細さは コスモス
何もかも捨てたい恋があったのに
不安な夢があったのに
いつかしら 時のどこかへ置き去り
空色は水色に
茜は紅に
やがて来る淋しい季節が恋人なの
丘の上 銀河の降りるグランドに
子供の声は犬の名をくりかえし
ふもとの町へ帰る
藍色は群青に
薄暮は紫に
ふるさとは深いしじまに輝きだす
輝きだす
実は、大学1年生のこの時期です。自分は失恋をします。下宿近くの公園に、当時好意を寄せていた女子を呼び出して大告白を決行しますが、つき合っている人がいるから… との回答。どちらかといえば、今までが順風満帆すぎたのか… 初めてのことで免疫もないし、自分を全否定されたような気持ちになって結構落ち込んだものでした。性懲りもなく手紙を書いたりしましたが状況が変わるはずもなく、タロット占いに凝ったり、本屋で恋愛小説を買い込んで読みあさる毎日で、その時よく聴いていたのがこの『晩夏』です。最終的に遠藤周作の『恋愛論』という本のおかげで落ち着きましたが、夏の終わりのこの時期になると、何となく懐かしく、けだるい匂いを思い出します。。
先日の日曜の夕方のことでした。いつものように家内とウォーキングをしている時間です。ふと見上げると、北東の空は一面真っ黒… 久しぶりの桜島の大爆発だと分かりました。風向きがこちらではなかったので、そのままウォーキングを続けましたが、甘かったようです。いつもよりも高く舞い上がった噴煙は、最上空ではその風向きを変え、30分後には田上・星ヶ峯方面にも… タオルで目と口を抑え、灰まみれになりながら足早に家に向かった次第でした。
今年は風向きのせいなのか、鹿児島市への降灰が少なく少しだけ安心していましたが、やはり自然はそんなに甘くはないですね〜 しばらくは灰掃除に追われそうです。鹿児島市の皆さん、これから頑張っていきましょうね。
さて… 10年ほど前から続けているウォーキングですが、何とか体重維持には貢献しているものの、体型を変化させる「腹痩せ」までの効果がないので、昨年はいろんなことを試みてみました。しかし、巷で流行の『ロングブレスダイエット』は時々立ちくらみを伴い危険を感じたので中止。夕食の時の『キャベツダイエット』は食後1時間での空腹感が、あまりにも惨めなために断念。 と、いずれも長続きせず悶々としていましたが、つい3ヶ月間ほど前から始めた『腹だけ痩せる技術』(植森美緒著:メディアファクトリー新書)はなかなかだと思います。
今までの経験から、ビールの美味しい夏場の“出っ腹”はしかたがない… と、思っていた自分が納得したその具体的な方法とは? それは、おなかを凹(へこ)ませるだけです。『ドローイン(Draw-in=引っ込める)』といいます。キツいズボンの第一ボタンを留める時のお腹を引っ込める動作を一日数回行うだけです。なぜこれだけで維持または“腹痩せ”になるのか?
本書では、❶筋肉の形状記憶効果で腹囲がダウンする ❷何回か続けることでおなかの脂肪が燃える ❸エネルギーを消費しやすい体になり、効率的に脂肪が燃える、つまり痩せる。と、しています。また、ダイエットの3本柱「食事制限」「筋トレ」「有酸素運動」は、“腹痩せ”にさほど効果的でないことも様々な角度から説明しています。この技術、何よりも嬉しいのは食事の制限をしなくていいことです。というか、このドローインを続けていると自然に食事の量をコントロールできるようになるのでは?と思っています。
ウォーキングを定期的にされている方、歩きと同時のドローインはより効果的です。お勧めです。
また、それこそ10年以上も前になりますが、“腹痩せ”のために購入した『トカちゃんクニちゃんベルト』をタンスの奥から引っ張りだしてきてウォーキングの時に使用しています。歩いている時、お腹に意識がいきやすくなります。これもまた… お勧めです。。
暑い… 言葉も出ない… とはこのことですね。でも、去年あれだけ騒いだ日本の電力不足云々はどこにいったのでしょう? お隣の韓国では猛暑による電力不足で、公共機関のエアコン禁止令が出たそうな…
この暑さ、まだまだのようです。皆様、次に備えて冷静に耐えていきましょうね。
さて、前田歯科は本日13日より15日までお盆休みのため休診となります。昨夜は病院のスタッフと鹿児島市にある『梅の花』で食事をしてきました。この夏の弱った胃腸に優しい“湯葉と豆腐”は最高でしたね〜 涼しいパワーをもらいました。
さあ、この3日間、しっかり充電して休み明けの診療に備えていきたいと思います。皆様も、体調管理宜しくご自愛下さいませ。それでは…
千葉にいる妹夫婦たちが夏休みを利用して帰ってきたので、先週の土曜日の夜、鹿児島市天文館にある“むじゃき”で一緒に食事をしてきました。むじゃきといえば何と言っても目玉は白熊… お好み焼き、もんじゃ焼き、鉄板焼きなどを食べ尽くし、お腹いっぱいになっても、最後に出てきた白熊は格別でしたね〜 鹿児島人なら一夏に一回は食べないと気が済まないというのが良〜くわかりますね〜
さて、鹿児島発祥のかき氷・白熊ですが、そもそも何故白熊と呼ばれるようになったのか? 名前の由来をウィキペディアから拾ってみました。
一つ目、鹿児島市西田本通りにあった綿屋が、1932年、夏の副業として販売し始めた “かき氷の練乳がけ” が最初で、練乳の缶に貼られていたラベルに描かれていた白熊(ホッキョクグマ)が命名のきっかけになったという説。
二つ目、1947年、鹿児島市の喫茶店の店主がミルクのシロップをかけたかき氷を考案し、みつ豆の材料だった、三色寒天、サイコロに切り落とした羊羹、豆、缶詰のフルーツを色鮮やかに盛りつけて出したところ評判になり、上から見た姿が白熊に似ており、トッピングの干しぶどうがあたかも白熊の目にように見えたために白熊と命名したという説。
どちらにしても、今では鹿児島の夏の風物詩… というか、真冬でもOKという人が多い白熊ですが、自分の家で必死に氷を掻いて練乳かけてもこの食感はなかなか出ないですよね〜 氷がまろやかというか… 口の中に入れたと同時に消えてなくなるこの微妙な感覚… 真似できないですよね〜 ひょっとしたら氷そのものに何らかの秘密があるのかもしれません。。
ところで、この氷… いわゆる水の結晶のことですが、水道水と自然水とではその様相が異なることをご存知でしょうか? 『水は答えを知っている 〜その結晶にこめられたメッセージ〜』(江本 勝著:サンマーク出版)は、水の氷結写真を様々な条件下で撮影し、その結晶が語る不思議で哲学的な世界を豊富な写真と共に紹介している一冊です。その感動は波紋を呼び、世界各国で翻訳されロングセラーとなっています。
その本の中から少しだけ… 地下水や湧き水といった自然水ではどこの土地でも美しいきれいな結晶を見せるのに対し、東京の水道水は全滅で結晶すら見ることができないとしています。またそれは、水に音楽を聴かせた時、例えばクラッシックやロックでもその違いが表れ、また、水に言葉を投げかけた時、例えば “ありがとう” や “ばかやろう” などでも、明らかに異なる様相を見せるとしています。
水を取り巻く環境や水質汚染の問題、生体の70%が水で構成されている我々人間の生き方など、この結晶から送られたメッセージをどのように捉え、そしてどのように対峙していけばいいのか? 著者の視点でわかりやすく解説した一冊だと思います。
さあ、まだまだ暑い夏は続きます。白熊との相性の良いこの一冊… 白熊と一緒に如何でしょうか。
患者さんから夏バテ対策として珍しい物を頂きましたのでご紹介します。烏骨鶏(うこっけい)の卵です。烏骨鶏はニワトリ(鶏)の品種で、“烏骨”とは元々“黒い骨”という意味らしく、写真の烏骨鶏の羽毛は白ですが、羽毛を除けば皮膚、内蔵、骨に到るまで黒一色という特徴を持った鶏です。その外見からなのか、古来中国では霊長として扱われ、不老不死の食材として呼ばれた歴史もあるようです。それほど重宝された烏骨鶏ですが、実際の栄養学的なところはどうなのかというと… 日本食品分析センターが行った分析結果では、各種栄養素の含有量は非常に高く、ビタミンAはうなぎの9.7倍、ビタミンBは牛レバーの2倍、鉄分はほうれん草の9.6倍、亜鉛は大豆の3.3倍にも相当し、その他カルシウム・ビタミンE・レチシンなどバランス良く豊富に含まれているということが分かっているようです。
卵の大きさは、スーパーなどで見かける一般の卵のSクラスよりやや小さめで、色はうすいオレンジ色。普通の鶏が年間250〜300個産むのに対して、烏骨鶏は年間50〜60個しか産まないらしく、中国では古来より母親の産後の栄養食として用いられていたことから、親鶏同様その高栄養のほどが伺えると思います。
さて、実際に食べた感想はどうかというと… 朝食に、卵かけご飯として食べましたが、他の味付けは必要ないほど非常に濃厚な味わいで、その栄養価の高さを実感できました。たまらず、おかわりといきたいところでしたが、結婚してから頑(かたくな)に守られてきた我が家の決まり『卵は一日一個まで…』により、止むなく断念。おでんの煮卵も、すき焼きの時の溶き卵もそうであったように… 我が家では子供も大人も原則『卵は一日一個まで…』 いつもながらに寂しさを感じる瞬間ですが、50歳を過ぎて自身のコレステロール値云々は正常範囲にありますので、これも家内の厳しい卵制限のおかげ?ということなのでしょう。
それにしても、一日一個なんて誰が決めたの〜? …と思い、調べたところ、日本人のコレステロール摂取量は一日あたり100〜500mg、卵一個は250mgになるので、卵の個数が一日のコレステロール摂取量を大きく左右するといっても過言ではないようです。しかしながら、肝臓では一日1000〜1500mgのコレステロールが合成されていて、コレステロールの摂取量が増えたとしても、肝臓での合成量を減らして調整するような仕組みが備わっているので、若い人だったら一日10個食べても特に問題はないということ。問題はこれに加齢という要素が関わってくるということと、生涯食べ続けるであろう卵の食習慣として一日一個が妥当なのでは?ということでした。
それにしても、卵といえば思い出されるのは大学時代… 部活の飲み会に、合コンにと見境もなしに生活費を使い果たし、気付けば財布の中の所持金は千円足らず… 次の仕送りまでまだ一週間… さて、どうしたものか? スーパーでセール品の卵を買い込んで、朝も昼も夜も食べ続けた卵かけご飯… 頼みのお米も底をつき、明治ホットケーキミックスを水で溶いて焼いてお腹を満たした苦しくも楽しかった学生時代…
なので、『卵は一日一個まで…』なんて贅沢の極み… 感謝、感謝の毎日です。
猛暑の候… とはいえ、朝夕は例年よりやや涼しめ。湿度も低いのでしょうか? 日陰に入れば風が心地よい… いつもとは違う今年の夏ですね。
さて、ゴルフファンにとって先週末は、TVから目が離せないひと時となったのではないでしょうか。“怪物ルーキー” 松山英樹選手がやってくれましたね。初出場の全英オープンながら、4日間を通して安定したプレイを披露。上位選手がことごとくスコアを崩した最終日にもひとつスコアを伸ばし、6位タイという素晴らしい成績でフィニッシュしました。6月に行われた全米オープンの10位に続いて、海外メジャーで連続トップ10入りを果たしたのは快挙と言わざるを得ません。しかも、彼がついこの間までアマチュア選手であったことを考えれば尚更です。
さて、「プロよりも強いアマチュア」と称されたゴルファー・中部銀次郎(なかべぎんじろう・1942〜2001)をご存知でしょうか? 一見ゴルフマンガにも出てきそうな名前ですが、中部氏は1942年下関生まれ、小学校の頃から兄と共にゴルフを始め、山口県立下関西高等学校在学中に関西学生選手権に大学生に混じって出場、そして優勝を果たし一躍その名をとどろかせます。その後、甲南大学に進み、在学中に日本アマチュア選手権で2度優勝、卒業後はプロではなく普通の会社員の道を選び、その後もアマチュアとしてゴルフを続け、計6回の日本アマ優勝を誇るなど、アマチュア界の頂点に君臨し続けたゴルファーです。
これだけの成績を残しながら、彼がなぜプロに転向しなかったのか…? 皆さんも不思議に思われたのではないでしょうか。彼の著書『もっと深く、もっと楽しく』の中からその訳をご紹介します。
その第一の理由、
「トッププロになるということが、どれだけすさまじい努力を必要とするか… わたしは、かいま見て知っていたからだ。」
トップアマを維持するために、学生時代はもちろん社会人になってからも寸暇を惜しんでトレーニングに励んできた彼の言葉だけに説得力があります…
そして第二の理由、
「自分の力を試すのは、アマチュアのままでもできることだと考えたからだ。 … 簡単にいえば、プロ、アマともに競うオープン競技で持てる力をふるえばいいのである、もし自分の力を試したいというのであれば…」
しかしながら、これには彼の誤算もあったようです。当時、同じアマチュアであった中島常幸や倉元昌弘、そして湯原信光らの才能の前に負け、自分にさらなる修練を課しタイトル奪取を誓ったものの、彼らが次々とプロに転向してしまい、目前のライバルを失った彼は次第にゴルフ競技に闘志というものを見いだせなくなっていきます。
著書『もっと深く、もっと楽しく。』は、こうした中で、彼が“勝つ”ことに執着して、無我夢中でボールを打っていた頃には気付かなかったゴルフというものを、改めて様々な視点から書き綴った本です。25年前、自分が最初にゴルフを始めた時に、友人に勧められて購入しました。初版は昭和62年、四半世紀過ぎた今でも決して色褪せしない、ゴルフの本質というものに触れた名著であると思っています。自身のゴルフの支えとなっています。
先月ご紹介した『フレンズ』の続きです。あれから3年… 家に連れ戻され親の厳しい監視のもとで高校生活を終え、パリの大学に進学が決まったポールは、3年間ひと時も忘れることのなかったミシェルと二人の間に生まれた娘(シルビィ)を必死の思いで捜し始めます。ようやくのことで見つけ出した二人でしたが、航空会社に勤務するアメリカ人(ギャリー)と暮らしを共にしていることを知ります。OMG!
ポールとのまさかの再会、ギャリーと別れ、忘れ得ぬポールとの生活を選んだミシェル… 思い出の地アルルを訪れ、絆を深め合った親子3人は、パリの地での新たな生活を送ることを決意します。
しかしながら、ミシェルとよりを戻したことを知ったポールの父が送金を断ったために、またもや厳しい現実に… ポールは大学と夜間のアルバイトの両立、ミシェルも生計を補うために働き、生活は昼と夜とですれ違い、二人の間には不安、不信、嫉妬… 人間関係の歪みに翻弄されながら、そうしているうちにミシェルの妊娠、中絶、シルビィの失踪… と、若い二人に次々と難題が襲いかかります。
そうした中、同棲相手だったギャリーから求婚され心が揺らぐミシェルでしたが、もう一度自分の人生をポールに賭けることを決心。ポールが大学を卒業するまでの3年間、アルルに戻り娘と二人で生活をするためにパリを離れることを決意します。そしてラスト、駅で二人を見送るポール… またもや別れのシーンで幕を閉じます。
さて、チューリップの名曲『青春の影』をご存知でしょうか?
歌詞です…
君の心へ続く永い一本道は
いつも僕を勇気づけた
とてもけわしく細い道だったけど
今君を迎えにゆこう
自分の大きな夢を追うことが
今までの僕の仕事だったけど
君を幸せにするそれこそが
これからの僕の生きるしるし
愛を知ったために涙がはこばれて
君のひとみをこぼれたとき
恋のよろこびは愛のきびしさへの
かけはしにすぎないと
ただ風の中にたたずんで
君はやがてみつけていった
ただ風に涙をあずけて
君は女になっていった
君の家へ続くあの道を
今足もとにたしかめて
今日から君はただの女
今日から僕はただの男
この歌詞の意味するところ… 人それぞれの解釈があると思われますが…
何だかんだといっても人生って滑稽だよね。恋とか愛、そして結婚とかで結ばれたけれど… 永い年月を経て、夢とか理想とかも無くなって、ただの男と女に戻っていくんだね。ポールもミシェルもそうなるんだよ。 …と、財津さんが説いているように感じるのは自分だけでしょうか?…
さて、ミッシェルも次のライブに向けて活動を開始。先日の連休の合間を利用して、都城市の島村楽器にて練習を行いました。何分にも練習1回目なので、メンバー誰もが納得しておりませんが、宜しければ、“ただの男・女”6人衆が奏でる『青春の影』に耳をお貸し下さい。チューリップでは珍しいロック調の『私のアイドル』も宜しければ、どうぞ…
写真は今日お昼過ぎの自宅からの桜島です。写真ではわかりにくいかもしれませんが、このところの活動の収まりのおかげなのか、遠目にも斜面に生える木々の緑が梅雨明けの強い日差しを受けて生き生きとしているのがよくわかります。
しっかし、暑いですね〜 今年の梅雨が思いのほか過ごしやすかっただけに、さしずめ“カウンターパンチ!”といったところでしょうか。一昨日あたりから急激に熱中症に関する報道も多くなってきていますので、自分自信の管理はもちろんのこと、ご家族や近隣にお住まいのご高齢の方や小さな子供たちの異常に、みなさんで気を配るようにしましょうね。
さて、そもそも熱中症とは、外気温が異常に高いために体内で産生される熱の放出がうまくいかず、熱が体内にこもってしまうがために起こるものですが、その対策としては、水分補給を十分に行った上で皮膚からの水分の蒸散を高めて熱を放出すること、つまりエアコンで適度に温度調整された環境の中で少しずつ汗をかくことが基本ですね。しかしながら、エアコンが効き過ぎた環境では、皮膚が過度に乾燥し蒸散による熱交換率が悪くなるので、熱中症とはいかないまでも、気付かないうちに体内に熱がこもるようになり次第に“鬱熱(うつ熱)”傾向を示すようになります。何となく身体がだるいといった症状はもちろんのこと、お口の中の異変としては、全体的に歯が浮いたような感じ… 歯ぐきが腫れたような感じ… 口内炎ができやすくなり、粘膜がただれたような感じ… などです。もしこのような症状があり、環境を変えることが難しい場合には、水分補給をいつも以上に行い、トイレに足しげく通い放尿により熱を放出することをお勧めします。また、発汗を促すような食事にも同様な効果があります。香辛料の効いた辛めの食事などがそうですね。
さてそこで、カップヌードルの日清食品から発売された、東京神田の老舗そば店「神田まつや」監修の『カレー南蛮そば』をご紹介します。「神田まつや」は1884年(明治17年)創業の老舗中の老舗で、今回は昨年発売した「鴨南ばんそば」に続く監修第2弾の商品となります。
東京で初めて立ち食いそばを食べた時、そのつゆの真っ黒さにびっくりしましたが、このおそばはそこまではなく、細い麺にあんかけ風のつゆが絡みつき、だし汁の甘さとスパイシーなカレーの風味が絶妙にコラボして、量的にも満足のいく仕上がりとなっています。
何を隠そう、実はこの店の5代目の当主と家内が中学校の同級生ということもあり、今回ご紹介している訳なのですが、家内はお店で買い込んで近所の方にも配るといった力の入れようで、何とも微笑ましい営業努力に心を打たれてのご紹介となります。6月25日よりセブンイレブン、または大手スーパーにて発売しております。宜しければご賞味下さい。.
自分がMacと出会ったのは、今から18年前の平成7年3月、前田歯科の開院まで1ヶ月と迫っていた時期でした。パソコン自体を購入するのが初めてだったので、業者の方に自宅に来て頂いて、接続並びに設定を一から教えてもらったことを思い出します。今思えば、説明を担当された方も大のMacファンだったのでしょうね〜 実に楽しそうに活き活きと説明をされていました。
さて、パソコンを初めて扱われた方、経験ありませんか? 教えてもらっているうちは何とかできそうだったけど、いざ一人でやってみると… あれ? どこのボタンだったかな? 順番はどうだったかな? だめだ、もう一回教えてもらわないと…
さあ、自分の場合はどうだったかというと… 面白いことに、教えられたことを覚えていなくても何とかできちゃったんですよ。決して安くはない買い物なので、良くできているのが当然といえばそれまでなのですが、なんか器械っぽくなくて、人間の感性を大事にして作られているんだな〜というのが実感でした。この時以来です。Macの大ファンになったのは…
それからの自分のMac歴です。Macintosh LC 630(1995年)に始まり、iMac(1998年)、Power book G3(2000年)、iBook(2001年)、Power Book G4(2005年)、iMac(2007年)、iPad(2012年)… Macに興味のない方は???だと思いますが、つい先日、携帯性に優れバッテリーの持ちも向上した8台目になるMac book airを購入しました。 この中で、今現在でも実際に稼働しているのは4台になりますが、病院、自宅、プライベートにとあらゆるところで大活躍のMac陣です。
Macの機種を新しくする度に思うこと、それは人間の感性にますます近づいているということでしょうか。パソコンからキーボードというものが無くなったiPadにより、パソコンは小さな子供からお年寄りまで誰でもが感性で扱える電子機器となりましたね〜 Appleが目指すパソコンの最終形態は卵型だそうです…楽しみにしたいと思います。
最後に、Macとピカソの関係を…
Macでお馴染みのFinderアイコンはピカソの絵にインスピレーションを得てデザインされたものだそうで、オリジナルのMacアイコンもピカソの影響を受けたものだそうです。ピカソがスティーブ・ジョブズの敬愛する創造性に富んだヒーローの一人であったことを物語っていますね〜。
梅雨真っ只中ですね〜 うっとおしい毎日が続いておりますが、何故か?このところの桜島の活動は小康状態…灰まじりの雨でないだけでも得した気分になっているのは私だけでしょうか…?
さて、梅雨といえば気になるのがカビですね。食品、お風呂場、トイレなどなど、油断をするとあっという間にはびこって、しかも厄介なのはそれが簡単に除去できないこと… 最近、カビの有害性を報じるTV番組もよく見かけるようになったので、躍起になってカビの予防と除去に取り組まれている方も多いと思います。
さてさて、歯磨きが行き届かないところにできる歯垢(しこう:プラーク)は、磨き残しとお口の中の細菌によってできますが、その大元、基盤になっているのがカビだということをご存知でしょうか?お口の中はこの時期の梅雨と同じで “年中高温多湿”、カビが生育するにはもってこいの環境なんですね〜 “歯みがきはちょっと後で… ” なんて思っていると、歯垢の中でカビがあっとういう間にはびこってしまうのです。なので、そうならない前の適切なブラッシング、それと…ブラッシングだけではどうしても取り切れない “ 頑固なカビ ” を歯科医院で定期的に除去することは非常に大切なことなのです。実は、このお口の中のカビ退治に抗カビ薬を用いて治療する方法もあります。熊本県天草市で開業されている生田図南(いくたとなみ)先生は、以前から抗カビ薬を併用しながら歯周病の治療に専念されています。興味のある方、宜しければ参考にして下さい。(注:抗カビ薬の治療は保険適用ではありません) 生田歯科医院HP http://www.ikuta-dc.com/
さあ、平年であれば鹿児島の梅雨もあと3週間というところでしょうか? まだまだ…という感じですが、7月に入るとじめじめとした梅雨をかっ飛ばせ〜!とばかりに、夏の甲子園・高校野球県予選大会が始まりますね〜 ひと夏をかけた高校生の熱い戦いの火蓋が切って落とされるわけですが、さて、いつの頃からでしょうか?『○○甲子園』が高校生の文化系クラブの熱き戦いの代名詞に使われるようになったのは…? ダンス甲子園、生け花甲子園、マンガ甲子園などなど、ウィキペディアで調べただけでもざっと60近くはあるようですね。TVで見る限りですが、高校生の頂点を目標に、みんなして頑張っている姿は実に初々しくて好感が持てますよね。TVを観ながら… 自分たちにもあんな頃があったよな〜って、いつも思う次第です。
ということで、宜しければ35年前の高校生“魂”をお聴き下さい。正確には、高校生“女魂”。 原曲は、当時チューリップがライブのラストに演奏していた『光の輪』です。壮大なテーマのこの曲に果敢にも田舎の高校生バンドがチャレンジしております。 聴きどころは… 背中にゾクゾクっと感じる戦慄のピアノ… です。 共感して頂けたら幸いです。。
光の輪 http://www.youtube.com/watch?v=ay-1fIzpkWg
祝!ラグビー日本代表!! 先週の土曜日の6月15日は、日本ラグビー界にとって記念すべき日となりましたね。東京北青山の秩父宮ラグビー場で行われたテストマッチ(国代表同士の戦い)で、ついに強豪ウェールズを破りました。しかも得点は23ー8、文句なしの歴史的勝利です。“実にあっぱれ!!” 最近ではサッカーのワールドカップ予選に、ことごとく話題を持って行かれただけに、ラグビーファンにとっては非常に鼻高々で嬉しい限りです。
実は、ラグビー日本代表の格上相手の歴史的勝利はこの戦いを含めて3度しかありません。ひとつは、1968年のNZウェリントンでのオールブラックスジュニア戦(監督:故 大西鐵之祐)、もうひとつは24年前… とはいえ、まだまだ記憶に新しいスコットランド代表戦(1989年5月28日・秩父宮ラグビー場)。監督は宿澤広朗(しゅくざわ ひろあき)、同年の2月に日本代表の監督に就任、そしてわずか3ヶ月で歴史的勝利に導いた知将です。スコットランド戦の試合後に発した第一声「お約束通り勝ちました!」を覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
宿澤は高校時代からラグビーを始め、ラグビーでは無名の埼玉の熊谷高校から早稲田大学政治経済学部に現役で合格。早稲田ラグビー部では162㎝の小柄ながら1年生からレギュラー、そして大学2年の時に新日鉄釜石、3年の時に三菱自動車京都を破り2年連続の日本一に輝いています。自身まだ幼かったので現役時代の記憶は定かではありませんが、同じラグビーファンであった亡き父からその勇姿を幾度となく耳にしていました。
早稲田大学卒業後は住友銀行に就職、4年後にはロンドン支店に配属され、そこで為替ディーリング業務に携わり、持ち前の負けん気を遺憾なく発揮して全戦全勝のディーラーとして名を馳せることになります。帰国後は、前述のスコットランド戦での歴史的勝利、また第2回ラグビーワールドカップで唯一の勝利を上げた代表監督として実績を残し、ラグビー界引退後は大手銀行の中枢部で陣頭指揮をとり、当時難題とされた案件を次々に解決し、金融界においても実績を残していきます。座右の銘は『努力は運を支配する』、文字通り人生を全力疾走で駆け抜け、自ら運を導くことに長けた人材であったことは誰もが認めるところでしょう。しかしながら、通常人では到底こなせない激務とその疲労の蓄積のせいなのか… 2006年6月17日、趣味の山歩きの途中、赤城山の外輪山・鈴ヶ岳山頂にて心筋梗塞を発症し、享年55歳、志半ばにしてこの世を去ることになります。
妻・洋子さん曰く、宿澤は自宅では『タテにならない男』だったそうです。ソファの上でも、床の上でも、所かまわずヨコになり“ぐでん”としていて、息子たちが大学生になっても“舐めんばかりに”くっつき、床を転がるようにしてふざけあっていたようでした。それだけ、疲れていたともいえるでしょう…
ご家庭の奥様、自宅で『タテにならない男』をみかけたら、どうか… 優しく接して下さいね〜 おそらく… 疲れているはずですから。。(*^-^*)
バンド名のミッシェルは一体誰が考えたのか? バンドのメンバーと飲み会になると、必ず物議を醸す話題のひとつです。メンバーの35年前の記憶を結集して思い出されたことこと… まずひとつ目、最初はSilhouette(シルエット)とつけたかったが、すでに他のバンドが使っていたために、止むなく“シルエット→ミシルエット→ミッシェル”となった。 次に、チューリップの財津さんがこよなく愛するビートルズナンバーの「ミッシェル」から拝借した。 いや? 中学時代に大ヒットした「シェリーに口づけ」を歌っていたフランスのポップス歌手“ミッシェル・ポルナレフ”のミッシェルの響きが何となくよかったから…? と、最初のうちはちょっと真面目なつもりが、そのうちお酒がまわって白熱し過ぎると… 最後には、“そんなこと〜 今はどうでもいいんじゃない〜?” と、いつもの結末にたどり着くメンバー各々でした。
まあ、それはそれでいいのですが、自分の中のもうひとつの“ミッシェル”は映画の中に登場します。ご存知の方も多いと思います、1971年製作のイギリス映画『フレンズ』を…
あらすじは、裕福な家庭に育ちながら、母親がいなく、父親の再婚話しに嫌気がさしていた15歳の少年ポールと、唯一の肉親であった父親を亡くし孤児となった14歳の少女ミシェルが動物園で出会います。そして、お互いの境遇から逃れるように、ふとした事からミシェルの父親の田舎であるアルルを目指すことになります。やっとのことでミシェルの父親のアトリエであった小さな小屋に辿り着き、二人だけの生活がスタートしますが、不安定な収入とそれに伴う飢餓、疲労、絶望感、… 当然のことながら二人は生きるための厳しい現実にさらされる事となります。それでも、お互いに支えあってきた二人にやがて愛が芽生え、ミシェルは妊娠、そして二人だけの出産… 幾つかの困難を乗り越え、これから永遠の幸せが続いていくかのようにみえた二人に… 悲しいラストが…
(You Tube:http://www.youtube.com/watch?v=i8AXqoUlnPM)
衝撃的でしたね〜 “自分は今まで一体何をやっていたのかな〜?” “南フランス(アルル)で医療従事者になるにはどうしたらいいの〜?”などと、当時17歳、受験を控えた高校三年生が真剣に悩み、考えさせられた秀逸の作品でした。右の写真は、まだ熱が冷めない頃、わざわざ鹿屋から鹿児島市の十字屋まで出向いて捜し求めた「フレンズ」のサントラ盤です。エルトンジョンが歌っています。実はこの「フレンズ」には、あれから3年後…の続編があります。ミシェル役のアニセ・アルヴィナが成熟した女性として現れます。これこそOMGでしたね〜 残念なことに彼女は癌を患い2006年に他界してしまいます。享年53歳でした。
長くなりました。思い出の1ページでした。
『破れ窓理論:Broken Windows Theory』をご存知でしょうか?
一枚の割れた窓ガラスを放置しておくと、それが「誰も関心を払っていない」というサインになり、割られる窓ガラスがさらに増え、やがて街や地域全体の荒廃に繋がっていくという考えから、「軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで凶悪犯罪も含めた犯罪を抑止できる」とした、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが提唱した環境犯罪学上の理論のことです。
つまり、街の治安を向上させるには、まずはゴミ拾いや、ゴミを分別して捨てることから始めよう!ということです。実例として、犯罪都市として有名だったニューヨーク市では1994年にこの理論に基づいて落書きや未成年者の喫煙、無賃乗車や万引きなど軽犯罪の徹底的な取り締まりを行い、5年後には殺人が67.5%、強盗が54.2%減少したという報告があります。
この理論は犯罪学を越えたところでも使われています。例えば、東京ディズニーランドではささいな傷をおろそかにせず、ペンキの塗りなおし等の修繕を惜しみなく夜間に頻繁に行うことで、従業員や来客のマナーを向上させることに成功しているそうです。
思いあたるふしありませんか〜? 食事の後のお皿を “洗うのはあとでいいかな?” と先延ばしに… ちょっと脱いだ服を何気にソファの上に置きっぱなしに… その結果は?… いつのまにか悪循環に入り込んでいませんか〜? 『破れ窓理論』は決してお堅い理論ではなくて、日常の何気ない小さなコツコツが、いかに重要であるかを知らしめてくれるものだと思っています。前田歯科の「三つのポリシー」のひとつである “いつもきれいに” はここから持ってきています。
さて本日の6月4日から6月10日までは、日本歯科医師会が掲げる「歯と口の健康週間」です。全国各地で様々なイベントや歯に関係する無料相談が行われます。ちなみに鹿児島市では、6月8日(土)と9日(日)の両日、山形屋1号館7階にて「歯と口の健康相談」と題して行っております。詰め物が取れたけど、痛くないからそのままにしている方… 忙しさにかまけて日常の歯みがきがおろそかになっている方… 小さなことの積み重ねが大事ですよ〜! 宜しければ、この機会をご活用下さいませ。
ご報告です。昨日のお昼過ぎに、受付として働いてくれていた栫 由美さんが、お子さんを連れて遊びに来てくれました。『陽菜乃(ひなの)』ちゃんといいます。子育て大変だけど、何とか頑張っているようでした。。
写真は5月26日の日曜日、イルミネーションによりライトアップされた夜のばら園です。1年の中でこの日を含めて2日間だけとなりますが、『かのやばら祭り・ファンタジーナイト』と題して、幻想的な夜のばら園を楽しんでもらうために、夜の9時まで園が開放されることになっています。これと合わせて、落語や歌謡、花火ショーなども同時に開催され、子どもからお年寄りまで楽しめるひと時となっているようです。
さて、ミッシェルが初参加となった『焚き火ライブ』もこのファンタジーナイトのイベントの一つでありまして、当日の怪しい天候と、この季節には珍しい強風のため一時はどうなることかと思われましたが、設備関係者や出演者の協力の下、スムーズに滞り無く、無事に終えることができました。新参者のミッシェルが足手まといになったかどうかは定かではありませんが、もし関係者の方がこのブログを見ていらっしゃったなら、この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。感謝… 感謝…
さてさて、本題の自分たちのライブはどうだったかというと… 正直、緊張しましたね〜 何故なら、まわりのバンドは結成10年、いや20年近い方々ばかりで、皆さんそれなりのオーラを持ってらっしゃるんですね〜 それらの視線を感じながらも何とかクリアできたのは、ミッシェルがトップバッターで演奏できたということに尽きるのでは? …と思っています。どんな感じのライブなのか? 皆さんどんな曲を演奏するのか? 何も知らないことは武器になるんですね〜 そんなこともあって、思う存分自由にやれたせいなのか… 終わってみれば、思いのほか高評価で、ほっと胸を撫で下ろしていたというのが本音でした。
今回の『焚き火ライブ』は、ギターの弾き語りあり、ブルースあり、ビートルズありと様々なジャンルが楽しめ、しかもそれぞれにレベルが高く、このライブの歴年を感じることができました。
でも、嬉しかったですね〜 自分たちの演奏するチューリップの曲に合わせて、手拍子や足拍子、体全体で拍子をとりながら応援して下さった皆様方に感謝します。演奏しながらやってて良かったな〜と思える瞬間でした。感謝、感謝です。
いつものように音源をアップしております。ライブの音源は強風のため風切り音が強くお聴き苦しいところがあるかもしれません。もし宜しければ、レベルアップした前日の練習音源に耳をお貸し下さい。
最後になりましたが、素晴らしい機会を与えてくれたバンドのメンバーに感謝します。余生を楽しむために、次も頑張りましょうね〜!!
『焚き火ライブ』 風のメロディ
http://www.youtube.com/watch?v=OFvomE4j8FY
ぼくがつくった愛のうた(前日練習)
http://www.youtube.com/watch?v=Y0hwu1c3AbE
You Tube(マイ チャンネル)
http://www.youtube.com/user/youone320/videos
早いものでホームページを立ち上げてから1年が過ぎました。身の回りで起こった、他愛もない“よもやま話”を綴ってこられたのも、仕事の合間に… 家事の合間に… ただ何となく… 閲覧して頂きました皆様のおかげと思っております。これからもご厚意に甘えさせて頂きまして、気ままに綴っていく所存でございます。宜しければ、これまで通りお付き合い下さいませ。
さて、先月末に無事再デビューを果たしました “ミッシェル” の次なる活動は、今週末 “かのやばら園” で行われます『焚き火ライブ』への出演となります。この『焚き火ライブ』、もともとは鹿屋市のリナシティー前水辺ステージで夕方の18時から行われていたものらしいですが、今回は場所を変えて “かのやばら祭り” のイベント “ファンタジーナイト” の中での開催となります。
当日のイベントスケジュールです。
開催日:5月26日(日) 場所:かのやばら園内ガーデンステージ
❶焚き火ライブ 17:00〜20:00
17:00〜17:30 ミッシェル
17:35〜18:05 レイニーブルー
18:10〜18:40 OTO-YANG
18:45〜19:15 アビーロード
19:20〜19:50 ユージバンド
❷桂竹丸お笑いショー 20:00〜20:30
❸ミニ花火ショー 20:40〜21:00
近隣にお住まいの方、宜しければ遊びにおいで下さい。尚、観覧にはバラ園への入園料600円が必要となりますのであしからず… 皆様のご理解とご協力お願い致します。
鹿児島も梅雨入り間近です。あいにくの雨天の場合、『焚き火ライブ』は鹿屋市大手町にあります『バーボトムスアップ』で18時からの移動開催となります。合わせて宜しくお願い致します。
焚き火ライブ・オフィシャルブログ
http://takibilive.blog112.fc2.com/
https://www.facebook.com/pages/月刊-焚き火ライブinかのや/201204850008991
病院の駐車場の看板と、病院北側の壁看板のペンキの塗り替えが終わりました。開業時を含めて3回目の塗装になります。看板に使われている前田歯科のロゴは、“笑顔”をモチーフに、“歯”の旧字体をAdobe Photoshopというソフトを使ってパソコン上で加工して作りました。
ことわざに『笑う角には福来る』とあります。いつも和やかで笑いを絶やさない家や、いつも明るく笑顔を絶やさない人には、自然と幸福が訪れるという意味です。笑いには不思議な力があります。笑うことで緊張も解(ほぐ)れます。笑うことでストレスも解消されます。笑うことで体の免疫力(抵抗力)も高まります。
齊藤一人さんは“上気元の魔法”の中で『笑顔になれば心が緩んで幸せになる… 楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから人は楽しくなる… 笑いながら悲しむことはできない』と話されています。(上気元の魔法 http://www.youtube.com/watch?v=GIcAtGUjaIQ)
病院のロゴが院長に似てるねと患者さんに言われたことがあります。有り難いことです。=*^-^*=
4月に入ってからの桜島の活動はやや小康状態、しかもGW期間中こんなにサラッとして過ごしやすかったことは、ここ数年なかったと記憶していますが、好天にも恵まれた貴重なお時間を、皆様、如何お過ごしになられたでしょうか。
例年であれば家族総出の我が家も、今年は中三の娘の宿題の量に根負けして止むなく旅行を断念。子ども達が一緒に行動しないと俄然やる気のなくなる親でしたが、夜遅くまで机に向かう娘の姿に奮起! GW後半を利用して、この期とばかりに家中の“断捨離(だんしゃり)”を決行しました。結婚してからの引っ越し回数は5回、それなりに整理してきたつもりなので、旅先での思い出の品…記念の日に贈られたもの… 子ども達の懐かしい制服やカバン… などなど、右から左へと簡単に捨てられる物は多くはなく、ひとつひとつ家内と相談・納得しながらビニール袋に詰めていく作業は特別な時間となりました。
実は、この“断捨離”の合間を縫って、福岡にいる長男と落ち合うために、佐賀県にある『鳥栖プレミアム・アウトレット』まで家内と二人でドライブをしてきました。何とな〜く変な感触だったので尋ねてみたところ、二人きりの遠出のドライブは久しぶりらしく、長男が生まれる直前の20年前の伊豆旅行以来…らしいです。片道約3時間の行き帰りの車の中では、子ども達の前ではちょっと話しづらい、別に隠していたつもりではないけれど、話す機会に恵まれなかった自分の過去の大告白大会が繰り広げられ、これもまた互いを見直すための貴重な時間となりました。
GWのさなか、家内に言われた一言が忘れられません。『私のこと全然見てなかったんだね〜』 同年代のご主人諸君、子ども達も大きくなり、時はすでに第2ステージへ突入しております。置き去りにされないよう、関係改善に努めて参りましょう。。
GWも半ばになりました。期間中休みなしで働かれている方…ご苦労さまです。また、長期休暇を利用してここぞとばかりに楽しんでいらっしゃる方…羨ましい限りです。
さて、かねてからこのブログでもご紹介していました、鹿屋高校のOBバンドMichelle(ミッシェル)も4月28日、“かのやばら祭り”が開催されている霧島ヶ丘公園のステージにて無事“再デビュー”を果たしました。一番気にしていた天候は、ここ数年来でGW最高の晴天、しかも霧島ヶ丘特有の強い海風も収まり、“微風”という絶好の恵まれたコンディションの中でのスタートとなりました。会場の自由広場ではフリーマーケットなどを通して環境問題を考えるイベント『2013アースデイかのや』も同時に行われ、なんと、バンドのメンバーの深水君はその実行委員長も務めていて、朝5時ぐらいから終了までイベントの取り仕切りに、またバンドにと大忙しの1日だったようです。本当にご苦労さまでした。
さてさて、再デビューの様子はどうだったかというと… 高校の文化祭以来の演奏ということで、正直、緊張してましたね〜。ボーカルの佐々木さんは直前まで繰り返し歌ってましたし〜 自分もiPodで何度も曲のテンポの最終確認をしたりと… でも始まってみるとどうにかなるもので、あっという間の6曲30分の1回目のステージでした。今回、初めての野外ということで、演奏中に自分たちが直接聴いている音と別スピーカーで会場に流れる音との時間差の問題、音量のバランスの問題など… 初めて経験することが多く非常に勉強になりました。
お恥ずかしながら、またまたこの音源をYouTubeにアップしております。野外での録音は、コンサートホールではないので、人の声、犬の鳴き声、風の音、おまけに同じ日に行われていた鹿屋自衛隊の『2013エアーメモリアルinかのや』の航空ショーでの飛行機の音などが混ざり、かなりアバウトな録音になっております。前日練習の音源がよかったのでついでにアップしました。宜しければ、GWのあいた時間に、お暇な時に、いかがでしょうか…
虹とスニーカーの頃(ステージ1回目)
http://www.youtube.com/watch?v=XrUaEQ25wcI
サボテンの花(前日練習)
http://www.youtube.com/watch?v=nE7E1AIiLcI
もっとみたい?聴きたい?方
http://www.youtube.com/user/youone320/videos?view=0&flow=grid
全くローカルな話題で申し訳ありません。写真は高校の同級生のよしろ〜君です。先週の木曜日、久しぶりに、それこそ10何年ぶりに一緒にお酒を飲みました。高校卒業以来、ほとんど同窓会にも顔を出さないので、同級生が見てくれていたら懐かしく思ってくれるのでは…?
写真はふざけていますが、当時現役で医学部に合格したいわゆる“できる奴”です。しかも、理系なのに国語のセンスは抜群で、同級生ながらいつも羨望の眼差しを持って見ていました。浪人時代、暇があれば彼の下宿に顔を出していました。中学時代は野球部のピッチャーをやっていたそうですが、高校時代そんな面影全くない色白のガリガリ君が、大学でラグビーを始めます。最初は冗談かと思いました。その名は鹿児島大学医歯学部ラグビー部。よしろ〜ができるのなら!きっと自分にもできるはず!(失礼!)ということで、自分も鹿児島大学を目指して頑張ることになります。大学入学式の翌日、真っ先に桜ヶ丘グラウンドに駆けつけたことを思い出します。ラグビーにどっぷりと浸かった、疾風怒濤の大学生活6年間の始まりでした。
彼も自分と同じで3年前ぐらいからゴルフを再開したそうです。この輪が広がっていくことを楽しみにしたいと思います。
今年の春は例年になく肌寒い日が多く、いつもと違う…と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか? でも、昨日の日曜のお昼は久しぶりに汗ばむ陽気でしたね。そのせいなのか鹿児島市では昨夜、雷と突然の雨に見舞われました。「春眠暁を覚えず」とは今の季節によく使われることわざですが、この時期の突然の雷のせいでなかなか寝付けずに睡眠が足りなくて朝起きることができない…というのも解釈の一つとしてあるようですね。
さて、本日より当院も開院19年目に入りました。思い出されるのは開院初日、朝からの突然の雨で仕事が中止になったから…ということで来院された大工さん御夫婦のことです。このお二人が当院の最初の患者さんでした。今でも定期的に見えられています。有り難いことです。皆様のおかげをもちまして、この地で18年間、歯科医療という仕事に携われたことに感謝しております。これからもスタッフと共に、皆様のより一層のお口のサポートに努めまして、来年の節目の年を迎えたいと思っております。宜しくお願い致します。
ご報告です。2月末に当院を出産のため退職しました栫 由美さんが、先週末に無事、女の子を出産致しました。母子ともに健康だということです。
何かのご縁なのでしょう。家内と同じ誕生日でした。きっと、手先の器用なスポーツウーマンになることでしょう…。
子供たちの短い春休みも終わりました。昨日あたりから新学期や新入学と気分も新たに迎えられた方も多かったのではないでしょうか。
先週末は発達した低気圧のせいで、全国的に荒れ模様のお天気でしたね。低気圧の余波なのでしょうか、幾分肌寒く感じられますが鹿児島市の天候はまずます… 残念ながら桜の見頃は終わりましたが、木々は新芽を、草花も花を少しずつ咲かせ始め、さしずめ春の装い第2弾といったところでしょうか。
写真は、医院の北側裏手、日当りの良くない所に置かれたラン?が花をつけたところです。3年前ぐらい前に患者さんに頂きました。ほとんど水もやらず、肥料も施さないのに、厳しい夏と冬を乗り越えて毎年この頃になるとしっかりと花を咲かせてくれます。大したものです…
話は変わりますが、開業間もない35歳の頃です。SJCDという歯科のスタディグループの講習会に参加するために、約1年間、土日を利用して福岡の博多まで毎月通っていたことがあります。この花を見るたびに、講習会で講師をされていた本田正明先生(現SJCD副会長)が下さった言葉を思い出します。『前田君!人間、足らんぐらいがちょうどエエよ!』本田先生は当時50歳、現在の自分と同じ年齢です。最近になってやっとこの意味するところがわかってきたかな〜? それは、怠けるのでもなく、手を抜くのでもなく、相手に期待するのでもなく… 何とも表現が難しくて申し訳ありませんが、同年代の方ならわかって頂けるかも… です。。
チューリップというバンドに初めて出会ったのは、確か…自分が小学6年生の時だったと思います。フジテレビ系列の「夜のヒットスタジオ」で『心の旅』を演奏した時です。
驚きでした… 子供ながら、そのメロディラインの心地よさに耳を奪われたことを覚えています。もしかすると、自分が初めて歌詞を覚えて口ずさんだ曲だったかもしれません。
同じ頃、ラジオからよく流れていたビートルズの『レット・イット・ビー』(Let It Be)にも似たような感覚がありました。でも不思議なものです。後に、チューリップのリーダーの財津さんがビートルズをこの上なく敬愛していたことを知ることになります。1976年に出したアルバム『ALL BECAUSE OF YOU GUYS(すべて君たちのせいさ!)』は、その財津さんが敬愛するビートルズのカバー作品です。
さてそれから、自分は中学に入学し『心の旅』に再び出会います。部活の先輩たちが、この名曲をバンドで演奏するのを目の当たりにします。これこそ本当に驚きでした… 自分もやってみたい!と心底思いました。これが始まりです。
さてさて、再結成のミッシェルも先月の24日に2回目の練習を行いました。2回目にして自分はようやく全体の流れをつかめたかな?… という感じです。現在、今月の28日の「かのやばら祭り」の本番に向けて曲ごとにドラムの音源を変更・調整中です。恥ずかしながら、この2回目の練習の音源をアップしました。『風のメロディ』は高校一年生の時の文化祭で演奏したことがある懐かしい曲です。『心の旅』は、あれだけ思い入れがあったのに、バンドとしては自身今回が初めての試みとなります。動画でないのが残念? いや年齢的にもこの方がいい? いろいろあると思いますが… 宜しければ…
『風のメロディ』 http://www.youtube.com/watch?v=HnI-Wfrvwcw
『心の旅』 http://www.youtube.com/watch?v=hXgITJ046yM
先週末から鹿児島県の高牧カントリークラブで開催された「Tポイントレディスゴルフトーナメント」では、熊本県出身・プロ7年目の一ノ瀬優希選手が、今季開幕戦で優勝した森田理香子プロを僅差で制して悲願の初優勝を果たしましたね。故郷・熊本のゆるキャラ「くまもん」のように有名になりたいという彼女の今年の目標は、複数回優勝と賞金ランク上位者に権利を与えられる全英女子オープンの出場だそうです。最終日のあの堂々とした戦いぶりをみて、ファンになった方も多かったのではないでしょうか。
さて、毎度々私事で恐縮ですが、先週の春分の日に、自分のホームコースであるゴールデンパームカントリークラブで行われたスポンサー杯で初優勝致しました。友人に誘われて3年前に17年ぶりに再開したゴルフでしたが、今年の目標であった“どんな形でもいいから優勝を!”を、こんなに早く、しかも自分の誕生日に達成できたことに驚いています。が、しかし… こんなことでも気が緩むのでしょうか? それから、毎日のように触れていたクラブにも触らなくなり、毎日続けていた筋トレもストレッチも小休止状態となっています。一昨年、シード権を失ったことのある一ノ瀬選手が、今年の目標に掲げた“複数回優勝”というメンタリングはプロにとって非常に大事なことなんだな〜 と改めて思っています。 さてと… 自分は仕切り直しです。 次の次をどうするか? それが問題だ!
皆さんは、子供たちのカードゲームで使われる“レアカード”なるものをご存知でしょうか?『ポケモン』や『遊戯王』の…といえば思い出される方もいらっしゃるかもしれませんね。“レア”とは、それらの中で希少価値の高いカードのことを指します。これに絡めて、リクルートを経て東京都杉並区の中学校の校長を務めたこともある藤原和博氏(1955年生)が、「Business Media 誠」のインタビューで、面白い視点から話されています。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1303/13/news003.html
藤原氏は、現在の日本人の時給は800円から8万円の幅があるとして、この格差は仕事の「大変さ」や「社会的貢献度」などで決められているのではなく、その仕事の希少性、つまり“レアであるかどうか”が基盤になっているとしています。では、“レア”になるためにはどうしたらいいのか?…の回答として、明石家さんまのように10万人に1人の存在になるには、“お笑い”というひとつの領域だけで勝負するのは難しいけれど、自分の得意分野を混ぜて新しいカテゴリー(領域)をつくってしまえば“レア”性は向上し勝負できるとしています。例えば、「カリスマ美容師」になるのはちょっと大変だけど、人を笑わせるのが得意な「お笑い美容師」だったら「100人に1人×100人に1人=1万人に1人」という具合にハードルを低くすることができるわけです。要するに自分だけの土俵をつくることが大事なんですね。
私事で恐縮ですが、昨日、何とか無事に51歳を迎えることができました。人生あと○○年?… “レア”になるためには?… 時間との戦いです。。
3月1日より新しいスタッフ(歯科衛生士)が加わりました。
ALL歯科衛生士となりました。
ものすごい… パワーです(・・;)
今後とも宜しくお願い致します。
(スタッフ紹介ページ更新しました)
バンドのメンバーの佐々木さんから懐かしの音源をもらいました。1978年(昭和53年)、自分が高校2年生の時の鹿屋高校文化祭のテーマ曲です。作詞・作曲・演奏はMichelle(ミッシェル)。
文化祭2日目の最終、自分たちのステージが終わった後にフィナーレとして演奏、そして在校生みんなで歌った曲です。この音源は、曲を覚えてもらうために昼食時間に放送部が流していたもので、当時はスタジオなるものがなかったので、録音は雑音がなるべく入らないように、緞帳(どんちょう)を下ろした体育館の舞台を使って行われました。
歌詞です。
今日の楽しいひと時が終わろうとしている
そして今が過ぎてしまえば またみんなひとりぼっち
僕は真っ赤な夕焼けの中 溶けてしまいそうで
ひとりで寂しくならないように みんなで手を取り合えばいい
だからみんな聴いてくれ
だから一緒に歌っておくれ ♪♪
僕らはみんな友達だから さよならは言わずに
互いに見つめるだけでいい またいつかどこかで… ♫♫
手前味噌になりますが、35年前、当時の高校生バンドが作った曲にしては“なかなか…”と思っているのですが… さて、皆様の反応はいかに??
3月に入りました。昨日の28日をもって、受付兼歯科助手として活躍してくれた栫 由美さんが来月出産を迎えるため退職致しました。栫さんとの出会いは今から6年前になります。縁があったのだと思います。18年前の開業当初、当院の立ち上がりを一緒になって手伝ってくれたスタッフと同級生ということでした。仕事のかたわら社会人のバスケットボールチームでプレイし、女性だけの和太鼓奏者集団では太鼓を叩き、またある時には目の不自由な方のマラソンの伴走者をこなすなど、自分に与えられた時間を上手に使いこなせるスポーツウーマンの彼女はスタッフからの信頼も厚かったようです。年長であるが故に院長に叱咤され、奥歯を噛みしめながら仕事をしていた姿が印象に残っています。よく耐えてくれたと思っています。一昔前であれば体育館の裏に呼び出されてボコボコにされていたかもしれません(冗談です…)。そんな頑張り屋の彼女のことです。必ずや無事出産を終え、母子共に健康で明るく笑いの絶えない家庭を築いていくことでしょう。退職に際し多くの患者様に暖かい思いやりのお言葉を頂きました。心より御礼申し上げます。
彼女の門出を祝してエールを送ります。
『押忍! 栫 由美のーオッ、旅立ちを祝しーイッ、今後の活躍を祈ってーエッ … 』
『フゥレーエッ、フゥレーエッ、ゆッ、みッ、フレッフレッ、ゆ・みッ、フレッフレッ、ゆ・みッ、フレッフレッ、ゆ・みッ … … 』
(重松 清「小さき者へ」より引用)
さて、前田歯科クリニックでは本日より後任のスタッフを迎え、新たにスタート致します。新人スタッフ共々今後とも宜しくお願い致します。
出だしから何のこと?…と思われたかもしれません。何を隠そうMichelle(ミッシェル)とは高校時代に組んでいたバンド名のことです。実は、1年前ぐらいから“そろそろ、またやりたいね…”という話が持ち上がっていたのですが、メンバーの日程がなかなか合わなくて… でもついに念願かなって、先日の週末に楽器店のスタジオを借りて34年ぶりに昔のメンバーと音合わせをしてきました。
集まったのは写真左から、オリジナルメンバーで高校のひとつ先輩の田中さん(Gt・Vo)、佐々木さん(Vo)、時任[吉留]さん(Key)と、今回から新たに加わって頂いた高校の大先輩の宮田さん(Ba)、そして中学の時から一緒にバンドを組んでいる同級の深水君(Key・Vo)です。
バンドで楽器を鳴らすのが30年ぶりというメンバーもいて、果たして最初はどうなることかと思っていましたが、一番危なかったのはドラム担当の自分だったようで、走り過ぎ!!…とメンバーから注意を受けまくってしまいました。それでも初日の最後の方では何とかバンドらしくなり、次の日に用事で遅れてきた田中さんのギターが入ると音に厚みが出るようになってクオリティは急上昇、結局、30年ぶりにしてはなかなかいいんじゃないの?…と、メンバー全員小満足でスタジオを後にした次第でした。
復活したばかりのMichelleですが、実は今年の『かのやばら祭り』のイベントにバンドとして参加することが決まっています。日時は4月28日(日)、場所は“かのやばら園・ガーデンステージ”です。曲目はメンバー全員が今でも愛してやまない“チューリップ”のナンバーです。お時間のある方は是非見にきて下さい。ばらとチューリップ。相性も悪くないと思いますよ。。
当院で6年間、受付として活躍してくれた栫さんが出産のため今月末で退職致します。前田歯科クリニックでは一緒に頑張ってくれる後任の方を募集しています。求人内容等については“ハローワークかごしま”にお問い合わせ下さい。宜しくお願い致します。
先日の日曜日、この時期にしては珍しく小春日和を思わせる快晴の中、いつもの仲間とゴルフを楽しんできました。昨年末から今年の始めにかけて、雨や小雪と天候に恵まれない日が多かっただけに、さぞかし好スコアが出るであろうと期待満々で臨んだはずでしたが… 結果は予想に反して皆さん揃っての低調ぶりで、おまけに翌日の朝には身体中に痛みが走る始末… 情けないかな、今週はおとなしく過ごしています。
不調と痛みの原因は何なのか? 構造医学的に解析するならば、季節はずれの高気温のせいで筋肉の緊張がゆるみ、関節の潤滑性が低下して相対的にパフォーマンスが落ちているところに、いいスコアを出してやろうとクラブを振り回しすぎて二次的に痛みを招いたのかもしれません。この潤滑性のところをもう少し分かりやすく… 例えば床に落ちたバナナの皮に上に体重をかけると滑ります。これと同じで、関節も適切な力がかかると摩擦力も少なく動きやすくなりますが、逆に関節に適切な力がかからなくなると、関節内の摩擦係数が大きくなり炎症が起こりやすくなります。 …とこんな感じです。
果たして、理屈ではこうなのですが、その前にもっと大事なことがあるようです。東大卒のお坊さんである小池龍之介とプロゴルファー・高松志門とのゴルフ雑誌の対談の中から紹介します。
小池:『それは、奥さんの料理で比較してみることができるかもしれません。一方は、出会った頃は手を尽くした料理を作ってくれたのに、年月が経ち普通の料理になってしまうと、自分を大事に扱ってくれなくなったと感じてイライラする。一方は、以前からほどほどの料理だったので、同じ普通の料理になっても、そんなにイライラしない。これと同じ心境で、一度期待して欲望が強く掻き立てられた後に、裏切られたと感じると不快感はより強くなります。
期待するという心の動きは、自分を苦しめているだけなのです。自分の思いどおりにならないことに対してイライラするというしんどい生き方に対して、「自分なんかにお味噌汁を作ってくれて嬉しい」と思うことができれば、家庭円満になりますよね。ゴルフでも、結果がよくないときも「今日は調子がよいな」と円満な心持ちでいられたら、とても幸せなプレーができると思いますね。』
さて、どうしたものか… ゴルフの前に仏門をたたくべきなのか…
日曜の夜9時から、TBS系列のドラマ『とんび』を見て“うるうる”しています。原作は重松清、昨年の1月にNHKでドラマ化され話題になった作品です。重松は1963年岡山県生まれ、早稲田大学教育学部を卒業。出版社勤務を経て、フリーライターとして活躍し、1991年に作家デビューしています。作品には昭和40〜50年代の昔を懐かしく思い出させ、どこかやるせなく、そして泣けてくるものが多く、その落としどころの感性に同年代として嫉妬するほどの才能を感じています。この独自の感性は、彼が吃音(どもり)で、親の都合で転校を繰り返した幼少期の境遇から生まれたのでは…とも言われています。
作品の泣きどころについて、面白いことに重松は脳科学者の茂木健一郎との対談集『涙の理由』の中で、泣きの情景は第三者の目で描写した方が効果があるとしながら、でも決して自分は“泣ける”ための作品を目指しているのではないと話しています。そして、最近の「泣ける映画」「泣ける小説」のブームに見られるように安易に泣けることに期待し、泣けることが感動の全てであるかのような風潮は逆に危険であるとしています。対談の最後に、1987年の日本シリーズの対巨人戦、勝てば優勝という試合で当時西武の清原が、9回裏ツーアウト、勝利を目の前にして一塁上で流した涙を例にあげて、“良い涙”とはその人の経験とか過去に裏打ちされた、一生に一回の自分だけが流す涙のことであるかもしれない…と締めくくっています。
重松の作品との出会いは、当時高校生の長男が父の日にくれた『ビタミンF』が最初です。“F”はファミリーの頭文字です。家族の絆を題材にした、家族のためのビタミン剤という本です。今では自分のかけがえのない1冊となっています。
今週末はセンター試験ですね。今ではすっかり国の行事的なものになりましたが、30年前に自分が受けた時は、まだ共通一次試験と呼ばれていて、日本全国の学生の学力を一斉かつ公平に判断する試験としてスタートしたばかりでした。当時は試験会場が鹿児島市内だったために、鹿屋から受けるには前日にバスで鹿児島市内へ移動、その足で試験会場の下見、そしてホテルに到着してからは大部屋で各自自習、そして慣れない布団で就寝と…学生の頃は、鹿児島市内の自宅から通える学生との環境の違いに、こんな不公平な試験は絶対に長続きはしないと思っていましたが… まさか、自分の子が受けようとは… 。
自分の受験物語を少し… 現役の時に新設の長崎大学の歯学部に落ちた自分は、高校の先生に勧められて宅浪(自宅で浪人)をすることになりました。最初の頃は何とかやってましたが、大学に進学した者、予備校に通い出した者、同級生は全て地元の鹿屋を離れてしまい、一人残った自分は毎日を悶々とした生活を送ることになります。結局、宅浪は続かず、夏前に親に頼み込んで鹿児島市内の予備校に通わせてもらうことになりました。しかしながら、田舎から出てきて初めての一人暮らし、授業が面白くないからと適当な理由をつけて、ほとんど予備校には行かず、朝から晩までパチンコとゲームセンターに入り浸る日々が続きます。そんな生活が3ヶ月ぐらい続いたでしょうか、気付けば11月、共通一次試験まで2ヶ月余り、頬を伝わる風が冷たく感じられるようになった頃だったと思います。事の重大さにやっと気付き、その日から遊びを封印、死に物狂いで机に向かうことになります。大晦日、除夜の鐘ではなく錦江湾から聞こえる汽笛を耳にしながら、絶対に浪人はしないと机の上で誓った事を覚えています。結果がついてきただけに、今思えば良い経験をしたな〜ぐらいにしか感じませんが、この経験がその後の大学や社会に出てからの粘りに繋がっていると思っています。だから、ガンバレ受験生!!
本をご紹介します。宮台真司著『14歳からの社会学』は首都大学東京教授である彼が、当時2歳になる自分の娘が成長し思春期を迎えていく中で、いずれ接していかなければならない社会の「ホンネ」や「ルール」、「性」、「仕事」、そして「死」や「自由」について、14歳の未来の彼女に、親として、ひとりの大人としてわかりやすく語りかけている“社会学”の入門書です。中学生向けとしていますが決してそうではなく、一つの考え方として大人が読んでもためになる本だと思います。
宮台氏について少し…ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、彼は社会学者として“援助交際”を擁護する立場をとっています。これは、彼の研究主題であったサブカルチャーの取材の中で得られた多くの中高校生の“ホンネ”から構築されたものです。自身“革命家”になりたかったというように、他著書の中でもその切り口は鋭く、右寄りなところは否めませんが、こういう時代だからこそ必要とされるエリートではないかと思っています。(ブログ http://www.miyadai.com/)
話は変わりますが、実は新年早々我が家で一波乱ありました。問題は休日の夜、家族がお風呂に入る時間となった時でした。いつも入る順番はお風呂の掃除も兼ねて家内が先に、そして子供たち、仕事で帰りが遅くなる自分が最後にとなっているのですが、その日は休日、外食帰りで家内が辛そうだったので、自分が最初に入ろうかと提言した途端に、14歳の長女から『イヤダ!』のダメだしを受けました。娘もそろそろかな〜とある程度の覚悟はしていたつもりでしたが、さすがに長男や次男とは全く異なる反応だっただけに、さすがにショックで、まる二日、孤独感に浸りました。心を落ち着かせようと本棚から久しぶりに取り出したのが『14歳からの社会学』でした。読み返して忘れかけていたことがいくつかありました。今朝、娘に“いってらっしゃい”と声を掛けることができました。
明けましておめでとうございます。お正月気分も吹き飛んでしまいそうな今朝の冷え込みでしたが、当院も開業17年目の初春を無事迎えることができました。本年も皆様のお口の健康のサポートに努めて参ります。スタッフ共々宜しくお願い致します。
さて、新年早々私事で誠に恐縮ですが、昨年の暮れの大晦日に構造医学の認定医『構医』の合格通知を頂きました。構造医学を学び始めて9年になります。やっと一区切りついたかな…という感じですが、素直に嬉しいです。なので、大晦日から元旦にかけて一人祝杯ムードで例年になく飲み過ぎました。
御陰さまで非常に良いスタートがきれそうです。これまでの知識や情報を医療に生かしながら、できる限り皆様に還元していきたいと思っております。本年も宜しくお願い致します。
幸せかみしめるために
前田歯科クリニック
鹿児島市田上5-34-60 1F
099-275-0730