2014年12月


今年を振り返って2014…

今年の診療も明日の土曜の午前までとなりました。午後はそれから大掃除。今年は暦に恵まれて、翌日の28日(日)から1月4日(日)までの8日間、開院以来最も長〜いお休みに入ります。とは言え、スタッフにとっても自分にも、いつものようなあっという間のお休みになることでしょう。

 

お正月も来るので、メタボ症候群を気にしつつ、適度の緊張を保ちながら、長いようで短いお休みを大事に過ごしたいな〜 と思っています。

 

 

さて、今年を振り返って2014…

月並みですが、あっという間の一年でした。特に時間を費やすような大きな行事があるわけでもなく、日々の仕事に謀殺されているわけでもないのに、このブログを書いて一息と思ったらまたその時が… 数日前に会ったばかりの患者さんだと思っていたら実は一月前だった… 時間の過ぎていくそのスピード感に圧倒された年でした。

 

何故そうなったかと言えば… 自分のやりたい事、上達したい事に繋がる小さな“ルーチンワーク(日常業務)”が増えて時間の無駄が減ったせいかもしれません。

 

また今年は、上手い具合にそれらに結果がついてきたので、この歳にして“ まだ伸びしろがあるんだな〜 ”と実感できた収穫のある年でもありました。

 

 

さて、皆様の今年の伸びしろは如何でしたか? (^_^)

 

 



今年一年間、他愛の無い“よもやま話し”にお付き合い下さいましてありがとうございました。

皆様のこれから益々のご健康とご多幸を祈年致しまして今年の締めにしたいと思います。

スタッフ共々、来年も宜しくお願い致します。


感謝 <(_ _*)>   


感謝 <(_ _*)>








「黒糖ボーロ」

寒い一日を迎えています。お昼過ぎまで霙混じりの雨が降っていた模様です。エアコンは28℃強風のフル回転… なのに、年のせいなのか時折背中がゾクっとします。半袖ユニフォーム姿で頑張ってくれいるスタッフには申し訳ないと思うけれど、衛生面のことを考えるとなかなか長袖にはできない、水仕事の多い歯科医業にとって辛いところです。

 

 

さて、12月も半ばを過ぎ今年もあと2週間余りとなりました。年内の忘年会も残り5つ。外食も続くし、この時期気をつけたいのが体調管理ならぬ体重管理。 


ということで、年々基礎代謝量が減ってきているせいか、以前と比べて同じ量を食べても身に付きやすいし、逆に並のダイエットでは体重減に繋がらないことが分かってきたので、忘年会やお正月での体重増を懸念して、約2ヶ月前より中長期的プチダイエットを続けています。


内容は、飲み会の締めに出るご飯物や麺類等の炭水化物を極力控える。飲み会の次の朝は朝食を摂らない。毎日の朝昼のご飯の量を一口ずつ減らす。間食はしない。食事の後の “あと一口” の甘い物を控える。休みの日は一日二食に留める。 …です。


“男性は炭水化物を、女性は脂肪類を控えるとダイエットに効果的!”と友人に教わってから今まで何度も試していますが、効果の程はなかなかで、医学的根拠は?と聞かれてもなかなか難しいけれど、確かに一理あるダイエット法だと思っています。




そんな中、先日家内が知人に貰ってきたお菓子の名前に目を引かれ、つい手を出してしまいました。

その名も「黒糖ボーロ」。通常のボーロ菓子に上に小さく砕かれた黒糖が乗っかっているだけの物なのですが、黒糖のコリコリ感とボーロのフワッとした食感が絶妙で、一口食べて目を丸くしてしましました。

 

製造元は鹿児島市下荒田にある「明月堂」。自分の中では久しぶりのヒット商品で、すぐさま年末年始のご挨拶用に50個電話予約注文してしまいました。

 

 

こんな寒い日は、部屋を暖かくして緑茶と黒糖ボーロ… 

 

 

最高だと思います。( ∩_∩)_

 

 

 

 

 

 

 

ゴルフの神様

今年のクリスマスカード。年々シンプルになります。
今年のクリスマスカード。年々シンプルになります。



12月に入るといつも頭を悩ますクリスマスカードと年賀状のデザインが何とか決まり業者への発注が完了しました。毎年これが終らないと気になって他の事に身が入らないのでホッと一息というところです。次なるはクリスマスプレゼントとお歳暮。今週末は選挙もあって忙しくなりそうです。






さて先週の日曜日は、久しぶりに自分のホームコースであるゴールデンパーム・カントリークラブの月例杯に参加してきました。

 

今年のラウンド回数は今回を含めて12回。しかもホームコースのゴールデンパームに至っては今年に入って2回目ということで、一年間一体何をやっていたのだろう?… という感じなのですが、年末の締めの忘年ゴルフを控え、何とか最後だけは悔いの無いように締めよう!ということで、そのための調整を兼ねての、いつになく気合いを入れてのスタートとなりました。

 

当日の天候は晴れ後曇り。しかし今年一番の冷え込みで、いつものスタート時間の午前8時前後あれば霜だらけで辛いゴルフのはずでしたが、この日のスタート時間は珍しく遅めの11時過ぎでポカポカ陽気。 しかも前日の飲み会が無かったせいか頭も切れも良く、前半を終ってスコアはそこそこだけど内容的には良かったので、“もしかしたら… ”と微かな期待を抱きつつ後半戦へ突入となりました。

 

 


しかしながら、何度も味わって、何度も分かったつもりであるけれど… “ゴルフという競技はそんなに甘くない” ですね。

 

後半のスタートは14時半。空はどんよりとして、次第に風は強まり、みるみるうちに気温は下がっていきます。

 

当然のことながら体の切れは悪くなり、自分も含めて同伴競技者も前半には見られなかったミスがチョロチョロ…  最悪はメンバーの一人が寒さのために持病の腰痛が悪化して自ら棄権を選択する始末。

 

 

 

そして、自分のドラマは上がり3ホール目に入ったINの7番ホールに待ち構えていました。

 

その7番・PAR5の第一打、決して力んで打った覚えはないけれど打ったボールは吸い込まれるように右の林へ… “OB〜”  

 

そして打ち直しの第2打は全く反対の左の林へ… “OB〜” 

 

頭の中が空っぽになって無造作に打った第3打はまたもや右の林へ… “OB〜” 

 

泣きそうになるのを堪えながら、もう無いだろうと思って打った第4打はまたもや右の林へ… “OB〜” 

 

結局、精も根も尽き果てて、やっとのことで打った第5打が転がるようにしてフェアウェイ左端へ…  

 

自身4連続OBは初めてのことで、焦点はうつろ、「あ〜これで今日も終ったな〜」「神も仏もないとはこのことだ〜」と天を仰ぎながら、ブツブツ独り言を言いながら次打地点へ歩いて行くと…  

何と!! 右の林へ遠く消えたと思われた第1打目のボールがOBゾーンではない右のラフに… 

おそらく木に当たってはね返ってきたのでしょう。ゴルフの神様がそっと微笑んだ瞬間でした。

 

それから何とか気を取り直し、寒さに耐えながら出したスコアは今年のゴールデンパームでのベストスコア。 そんなわけで少し早めでしたが、“優勝”という思いがけないクリスマスプレゼントをゴルフの神様から頂く事ができました。

 

 

来年に向けて良い弾みとなりそうです。=*^-^*=

 

 

 

 

 

 

 

 

 

就活

先週の土曜日の16時半より、「鹿児島大学歯学部同窓会創立30周年」を記念する行事が鹿児島市の“天文館リバティークラブ”にて催されました。写真は当日の参加者に贈られた記念品のペーパーウェイトです。


全国各地から集まった同窓会会員や大学関係者、現役の学生が集う中、歴代の同窓会会長らによる公開座談会、また今年度の優れた研究に贈られる「同窓会奨励賞」を受賞した大学関係者による研究発表、そして懇親会に入りお酒も進み、大学を退官された先生方の思い出話しや近況報告等々、地味でも派手でもない、鹿児島大学歯学部開設当初からの自由な気風そのままの、創立30周年の節目にふさわしい素晴らしい会となりました。



 

現在の鹿児島大学歯学部の卒業生(同窓会会員数)は1900名余り。最近では、全国各地に散らばった卒業生の活躍ぶりをよく耳にするようになりましたが、27年前の自分の卒業当時はまだ150名足らず…

 

大学を卒業して開業医に就職をすると決めたものの、そんな状況の中で頼る先輩も数少なく、かと言ってこれといったツテも無く、頼りは大学の学生課にきていた求人票のみ… その中からめぼしいものを幾つかピックアップして、歯科医師国家試験を3ヶ月後に控えた真冬の最中、関東方面へ就活の旅に出ました。

 


初めての就活での面接でしたが… いや〜 いろんな院長がいらっしゃるものです。(・・。)


 

羽田に到着して最初に面接を受けたのは、日本武道館が間近に見える東京の九段下で開業されているご年配の先生でした。

 

慣れない道のりもあって、面接時間に遅れてしまった自分が悪いことは重々承知していましたが、院長室に入るなりいきなり恫喝されて、まず、腹の底からの「ハイ!」という返事のやり方から始まり、そして「そもそも私がこの天皇陛下のお膝元で歯科医師としてやらせて頂いてるのは・・・」と、説教なのか講釈なのかどちらとも言えないお話しを約1時間ばかり… 

 

緊張のあまり全くその場を理解できない自分は、直立不動でただ単に「ハイ!」「ハイ!」と大声で返事するしかなかったことを思い出します。

 

それから最終的な就職口が見つかるまで、3医院ほど面接を受けました。

 

あの時は“社会人になるのは大変だな〜”と思ったけれど、今にしてみれば全然大したことはない良き時代の就職活動だったと思います。(・・*)ゞ

 

 

 

 

 

 

 

2014年11月


「サントリー ホワイト」

今年もあと一月余りですね。早いものです。アメリカでは今週末あたりから、年間売上げの3割を稼ぎ出すと言われるクリスマス商戦が始まるようです。これから年末〜年明けと、子ども達にとっては待ちに待ったハッピーシーズン到来。そして一方では、財布のヒモを締める暇がない、長い長いサンタロードが始まりましたね〜 (・・;)



写真は先週末、近くのスーパーで見つけた「サントリーホワイト」の復刻版です。


1929年に国産ウイスキー第1号として発売された「サントリーウイスキー白札」の当時のデザインをそのまま再現して、先月、数量限定で発売されたものです。元々数量限定とかプレミアという言葉には弱いほうですが、それより何より、久しぶりに見た「学生の酒ホワイト」が無性に懐かしくなって思わず手にとってしまいました。


あの当時、確か「だるま」の愛称で親しまれたサントリーオールドが2,700円前後、部屋に置くだけで何故か様になっていた角瓶のサントリー角が2,400円前後、そしてサントリーホワイトが1,300円前後だったと思います。


なのでホワイトの費用対効果は抜群で、しかも「レッド」や「トリス」のように翌日に残らないので男性に限らず女性でも… ということで、学生の集まるお店には必ずと言っていいほど置いてあったというか、それしか見えてなかったと記憶されている方も多いのではないでしょうか。


さて当時の、肝心な味わいの方はどうかというと、確かに、味わい滑らかなオールド等と比べると、舌にチリチリとくる感じが少々安っぽいのかな〜という感じもありましたが、当時の貧乏学生に見合った分相応のお酒としては100点満点の出来ではなかったかと思っています。


ということで、実に大学を卒業してから約27年ぶりにそのチリチリ感を味わいたくて飲んでみましたが…  いやいや昔のような面影?低評価?は長年の品質改良で何処へやら… 正統派のスコッチウイスキーにも引けを取らない味わいは切れが良く、「角」よりもハイボールとの相性が良いのでは…と思った次第です。




最後に、最近のお気に入りのスコッチウイスキー「ラフロイグ」をご紹介します。天文館での飲み会の締めに、一人でも飲みに行きたくなる癖のあるお酒です。



好きになるか、嫌いになるか、おそらく二つに分かれると思いますが、宜しければ自己責任でお試しあれ〜(*^¬^*)

忘年会『お魚工房・魚 iwo』


寒くなりました。2段階くらい飛び越えていきなりという感じですね。風邪を引かれる方も多いようです。冬はまだまだこれから。油断は禁物です。


さて、そろそろ忘年会シーズン到来。12月の予定表もなんだかんだで既にビッシリという方も多いことでしょう。12月になると連日の飲み会もきついし、お店探しも大変だよな〜 ということで、先週の土曜日の夜、鹿児島市の天文館にある『お魚工房・魚 iwo』で一足早めの病院の忘年会を行いました。


ちょっと変わったお店の名前だったので調べたところ、「いを iwo」とは元々魚類全般のことを指す言葉らしく、「いを」→「うを」→「うお」と変化して現在の「魚(うお)」となったようです。しかも「うお」では不安定な母音の連続になり言いにくいことから、結果的に「魚(さかな)」と呼ぶようになったらしいです。



   予想以上の大きさの伊勢エビでした…
   予想以上の大きさの伊勢エビでした…

さて、今年の忘年会のスタッフのリクエストは“ふぐ料理”。(◎_◎;) 


忙しさにかまけて病院の食事会も久々なので、その要求はOK! が、「伊勢エビも食べたい」と言い出したので、予算内で済むようにお店の店主と交渉してその要求も何とかOK!! 

ということで、見ているだけでも頬が緩んできそうな“ふぐ”と“伊勢エビ”の刺身の各種大皿を目の前にスタートした食事会は、ちょっと早いけれど、一年の締めに相応しいワイワイガヤガヤの話題満載の忘年会となりました。



         これで2杯…
         これで2杯…

右の写真はふぐのコース料理の中のひとつ、一人につき一杯ずつ出された“ひれ酒”です。

 

スタッフ全員が飲むのは初めて、しかも匂いがキツくて全員飲めないということだったので、「えっ、ウッソ〜」と表向きは驚きを装いながら、内心ニコニコ顔で自分とスタッフの分も含めて計6杯頂きました。

酔いが後からやってくる日本酒の恐さを忘れた訳ではないけれど、気付いた時には既に遅し… 帰りに長女に頼まれた“抹茶サツマイモアイス”をローソンで買ったまではいいけれど、それからの記憶が… 

 

気付けば自宅の1階のソファの上で朝の5時。予定していたゴルフを思い出し、何とかゴルフ場には着いたものの、寒いわ、頭は重いわ、体は動かないわの散々のゴルフで今年の忘年会シーズンの幕が開きました。

 

 

『お魚工房・魚 iwo』の“ふぐコース”、一人前6,500円。 http://www.hotpepper.jp/strJ000973520/course_cnod23/

 

 

今ならお勧めです。(=v=)

 

 

 

 

 

 

 

 

自分でできる 簡単ハリ治療 


先週あたりから家内が左手首の腱鞘炎(けんしょうえん)になっているようです。包丁を握る手がかなり痛むらしいので、とりあえず包丁を小型の軽量タイプに買い替えて手首に負荷がかからないようしてみましたが、それほど効果が上がらないようなので、痛みを緩和するために2〜3日前から自宅でハリ治療を始めました。



 使い捨ての100個入り
 使い捨ての100個入り

 

 

ハリ治療といっても、通常のハリ治療院で行われているような大掛かりなものではなく、丸いテープに長さ0.6㎜の針のついた“円皮針(えんぴしん)”という針を痛みのツボに貼っていくだけのものです。

 

歯科医師であり鍼灸師でもある大分の同級生の檀上先生から“誰でも簡単にできるから…”と教わったもので、彼のお勧めの針はセイリンという会社の「PYONEX・パイオネックス(長さ0.6㎜)」という円皮針で、滅菌個別包装の100個入りで定価2,160円、ネットで簡単に購入できて肩こりや腰痛、五十肩、ゴルフ肘痛など身体の痛みやコリなどの様々な病状に応用できる優れものです。

 

 

    自作の「ツボ探索棒」
    自作の「ツボ探索棒」

 

使い方として、まず円皮針を貼る場所(ツボ)を見つけます。

 

例えば、肘を曲げると痛むならば、肘を曲げたままの姿勢で、腕を上げて肩が痛むならば、腕を上げたままの姿勢で、痛みを最も感じる姿勢を保ったまま患部周辺を「ツボ探索棒」で同じ強さで押していき、時には飛び上がるどの痛みを放つ一番い痛い点をみつけたならば、そこが円皮針を貼るツボです。

 

 

 

見つけたツボに円皮針を貼って痛みがひどくなるようであれば、それはツボをはずしていることになるので、円皮針を外せば貼る前の状態に戻ります。痛みが楽になってもまだ痛むようであれば、さらに他のツボを探して円皮針を続けて貼ります。たとえ、直後に効果が無くても一日ぐらいは様子をみて、もし変化がなければ効果なしということなので、その時はツボを見つけ直すか次なる手を考えます。

 

コツは、痛みのツボを正確に見つけ出すこと…

 

 

円皮針の針がかなり小さいのでちょっとでも外れると効果は期待薄です。

 

 

“下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる”で、たくさん貼っても通用しませんので、あしからず。(^▽^;)

 

 

 

三叉神経痛

11月に入りました。朝晩も冷え込むようになりましたね〜 さすがに歩きの格好は、半袖のTシャツから長袖へ変更、しかもその上からダウンを羽織っての冬装備。それで一生懸命歩いても汗がなかなか出てこない… 少し物足りない感じの今朝でした。


 

さて先週の水曜日の夜は、定例で毎月一回行われている勉強会「一三歯科臨床研究会(一三会)」の日でした。例会は夜8時〜10時までの約2時間、2名の会員がそれぞれ約1時間の持ち時間で症例発表等のプレゼンテーションを行います。先月は自分の担当月で、今回は前歯にオールセラミックスを使用した審美的改善例の1症例と、あまり聞かれない言葉だと思いますが、歯の痛みから少し領域を広げた「顎顔面痛」と呼ばれている病状の改善例についての報告でした。

 

 

皆さんは、食事中または冷たい水やお湯を飲んだ時に、数秒〜数十秒続く突発的な歯の激痛を感じたことがありますか? もしその時に、歯科医院で診察を受けてムシ歯や歯周病等の原因が見つからなかった時、そして歯科で出された痛み止めを服用しても、なかなかその痛みが治まらなかった時は「三叉神経痛」の疑いがあります。

 

 

三叉神経とは12対ある脳神経の一つで、眼や鼻の周囲、上あごや下あご、歯やお口の中の様々な感覚や、あごを動かす筋肉や顔の表情筋の運動を支配している神経です。例えば、ムシ歯で歯が痛むのは、この三叉神経の末端の歯の中の神経が刺激されてそれが電気的に脳に伝わり、結果的に脳が痛みとして認識しているからです。

 

では、なぜムシ歯がないのに歯が痛むのか? それは、脳から出た三叉神経が末端の歯に行く途中で何らかの刺激を受けたためで、それによりあたかも歯が痛むような錯覚を起こさせているからです。その刺激とは、三叉神経近くを流れている脳血管(90%)や脳腫瘍(8%)による圧迫です。

 

 

治療法は脳神経外科でのMRIなどの検査により、明らかに三叉神経と血管が接触していることが確認された場合には、それらをはがして圧迫をとる外科的治療法が適応となり、そうでない場合には神経の興奮状態を抑える薬(テグレトール)などで経過を観察する場合が多いようです。

 

 

ちなみに、三叉神経痛は口の中だけではなく、顔を洗ったり、化粧、ひげ剃りなどでも痛みが誘発されることもあります。

 


時々顔がピリピリツとなる方… 



くれぐれもご用心を… !?(゚〇゚;)

 

 

 

(写真は脳神経外科医 福島孝徳 公式サイトより参照)

2014年10月


「3M」

先週の日曜日、4年に一度鹿児島県歯科医師会が担当県となって行われる大きな講演会が鹿児島市の歯科医師会館で行われました。

 

写真は、遠方から来られる講師の先生方との前日の懇親会用に準備した「3M」と呼ばれる鹿児島の焼酎です。ネットで捜すと、1本2万円以上もする銘柄もありますが、その辺りの出費を何とか抑えようと、自分の所属する委員会のメンバーが行きつけのお店に何度も足を運んで必死にかき集めた3本です。

 

3本そろい踏みなんて滅多にないことなので、懇親会では皆さんここぞとばかりに飲み比べをしていましたが、自分の感触としては、「森伊蔵」はお湯割りでも水割りでもどちらでもOKの“くせ”のない超優等生、「魔王」はロックで飲むと焼酎とは思えないワインのようなフルーティーな香り漂う優れもの、「村尾」はお湯割りにした時の香りが何とも上品な最も鹿児島らしい焼酎… といったところでしょうか。まあでも、飲み過ぎれば何でも味は一緒のようで、おまけに場の雰囲気に紛れてハイテンションで飲んだせいかなのか、次の日の講演会は激しい睡魔に襲われる始末。果たして講演会での自分の責務を果たすことができたのか… ちょっと微妙なところです。ヾ(_ _。)

 

 

 いつもお世話になつている司会の方です
 いつもお世話になつている司会の方です

さて、講演会当日の日曜日の夕方、鹿屋で行われた焚き火ライブに何とか間に合うことがでました。当日は生憎の雨模様のため、ライブ会場はいつものリナシティ水辺ステージからライブハウス(鏡堂)に変更。

 

そのため、お客さんの入りが非常に心配されるところでしたが、何と、予想に反して会場はハロウィン・ライブのために仮装をしてきたお客様で溢れんばかり! さすがにあまりにもギュウギュウで演奏者とお客さんとの距離が近すぎて、初めのうちはどうなることかと心配しましたが、いざ始まってみるとそんな不安は何処へやら… 近い分だけお互いの熱気がビンビンに感じられて、ハロウィンらしいお祭り騒ぎの大盛況の一夜となりました。

 

その時の演奏曲の一つです。「博多っ子純情」は、今年の7月にインドで亡くなったチューリップのギターリスト・安部俊幸さんが作詞したもので、追悼曲として今回のライブに準備したものです。曲と衣装がかなりミスマッチしていますが、そこはハロウィンということでご容赦を… (*_ _)

 

 

博多っ子純情 cover by Michelle http://youtu.be/p3GbVdtZDIg

 

『 沈底魚 』

小渕優子さん残念でした。脇が甘いと言われればそれまでですが、何故この時期に…?と思われた方も多いのではないでしょうか。

 

実は5、6年も前になります。小渕さんが当院にお見えになって実際間近でお会いしたことがあります。当院に通われている男性の患者さんが自分の治療の終わり頃になって、「先生、実はうちの東京の嫁が今から孫を連れて私を迎えに来るんですよ〜」と言われるので、「あ〜そうなんですか」と意味も分からず受け答えをしておいたところ、しばらくして来られたようで、玄関口に目を向けると「 … 」長身で確かに奇麗ではあるけれど、それだけではなく、凛として、只ならないオーラを感じさせる女性がこちらに視線を向けて立っていました。

 

まさかその方が小渕優子さんであるとは、その時は全く状況がつかめず、軽く会釈をする程度で終ってしまいましたが、彼女が鹿児島の方と結婚をしていて、そのご実家が病院の近くにあって、しかもその親族の方がうちの患者さんであるということは後から分かったことで、如何に自分が政治というものに関心がなかったかを露呈してしまったようで、今更ながら、まさしく穴があったら入りたいとはこういうことだと思った次第でした。

 

そんなこともあり、陰ながら彼女を応援していた中での今回のリーク騒動ですが、まだ若く、一から出直したいということなので、彼女の笑顔を再び見られる日を心待ちにしていたいと思います。

 

 

 

さて、日本の政治のお決まりのリークですが、今回の件で小学校の同窓生に面白いからと薦められて読んだことのある『沈底魚』(曽根圭介著・講談社)を思い出しました。

 

中国の亡命者によって得られた情報「大物の沈底魚が、日本に潜っている」から、その物語は始まります。“沈底魚”とは工作員(スパイ)のことで、日本での暗号名は“マクベス”。しかもそれは一市民ではなくて、次期総裁候補と目されている大物政治家らしい… その情報合戦に翻弄される公安警察と二転三転と急展開するストーリー、そして終盤に明かされるはかない真実。フィクションではあるけれど、あながちありそうなことかも… と思わせる、公安ものがお好きな方にお勧めの一冊です。

 

 

 

最後に… 今週の日曜日の焚き火ライブにミッシェルが出演致します。今回はハロウィンも近いという事で、出演者はそれなりの格好での参加要請がきておりますが、さてどうなる事やら… (・・;)宜しければ遊びにおいで下さいませ。

 焚き火ライブ/Facebook

https://ja-jp.facebook.com/pages/月刊-焚き火ライブinかのや/201204850008991

 

文化祭


台風一過、鹿児島市内は清々しい一日を迎えています。写真左は今回の台風が来る直前、自宅の玄関先のシマトネリコの枝木の、かなり上のあたりで見つけた鳥の巣です。たぶん母親鳥だと思いますが、小雨の中、ヒナ? or 卵?を抱えるようにしてじっとうずくまっているのが分かりました。

 

そして、写真右は台風が過ぎた今朝の巣の様子。今度はやや大きめの父親鳥とそのお腹の下あたりに何やら動くヒナらしきものが… 嬉しくなって思わず写真を何枚も撮ってしまいました。(*^^)v

12月は庭木の剪定の時期。それまでに巣立って欲しいと思っていますが、そうでない時は出入りの庭師さんに要相談となりそうです。

 

 

 

    吹奏楽にはミッキーも登場!
    吹奏楽にはミッキーも登場!

さて先週の土曜日の午後は、診療が終わってから、長女の高校の文化祭を見に行ってきました。もともとこの高校では、3年生は文化祭には全くタッチしないことになっているらしく、そんな受験モードどっぷりの3年生のために、息抜きと“おもてなし”を兼ねて、1.2年生が主体となって創り上げていくのが伝統になっているということでした。

 

そういうことなので、1.2年の各クラスや文化系のクラブの教室展示ではそれなりに、様々な趣向や工夫がなされていましたが、その中でも興味を引いたのは、パソコンとプロジェクターを使った、ちょっと笑える物語?ドラマ風?の映像による展示で、パソコン関係の技術力もさることながら、3年生のみならず来場者までも引きつけてしまう今時の高校生の物作りのセンスに触れることができました。

 

 

      かなりの実力派…
      かなりの実力派…

さてさて、お昼の休憩を挟んで体育館で午後から行われるステージには、個人的にも非常に楽しみにしていた高校生バンドが登場してきました。

 

この高校ではそれらの出演者を特別参加団体と呼んでいるらしく、当日の参加団体は校内オーディションを通過した5グループ。その中で、“レベル高いな〜”と思ったのは、2番目に登場した高校2年の男女6名で構成されたア・カペラグループ 『Sette Concertista』でした。

 

 

 

圧巻はラストに歌ったアナ雪の「Let it go(英語バージョン)」

https://www.youtube.com/watch?v=gfRZUD1E96g

 

“ちょっと、かなわんな〜” という感じでしたが、最後のトリに登場した、高校の先生方お二人で作られたバンド『X&Y』も良かったですね〜

アコギ1本とエレキ1本、演奏曲はイーグルスの名曲「ホテル・カリフォルニア」の1曲だけでしたが、曲の最後のギターのフレーズが格好良くて、懐かしくて、最高でしたね〜

 

で、長女にこのバンドの感想を聞いたならば…

 

「そんなのわからない! だって、その曲知らないもん!」

 

「 … 」

 

 

おやじバンドの辛いところです (_ _。)・・・

 

 

 

 

 

 

811

鹿児島市の今朝5時半の気温は13℃、台風18号が過ぎ去った昨日あたりから一気に冷え込んでいます。我が家でも昨夜から冬用の布団が登場。歩く格好も半袖から長袖へ変更。秋のブタクサのせいなのか、ちょっとだけ鼻がムズムズです。

 

さて先週の土曜日は、九州各県の歯科医師会の学術担当者の会議に出席のため、病院を少しだけ早めに閉めて、会議場である宮崎市内へ向かいました。今年は宮崎が担当県で、昨年は鹿児島、来年は沖縄と、毎年10月の第一週の土曜日に、各県持ち回りで場所を変えて行われているものです。

 

11時過ぎに病院を出て、台風18号の風に煽られながら宮崎市内へ着いたのは午後1時過ぎ。会議開始の2時までにはまだ時間があったので、宿泊先の“ホテルJALシティー宮崎”にチェックインをすることにしました。

 

フロントで手続きを済ませ、812号室のカードキーをもらい、エレベーターで8階に上がり降りようとしたその瞬間でした。目の前に現れたのは警察の鑑識と私服刑事らしい4〜5名の集団。隣の部屋の811号室のドアが開いたままで、中では指紋を採取している様子が見て取れました。集団の横をすり抜けながら何とか部屋に入る事はできましたが、果たして隣の部屋で何があったのか? 外に出て尋ねようとしましたが、とてもそのような雰囲気ではなく、気にはなりましたが、何の説明もなく隣の部屋を案内してくれたホテル側の対応をとりあえず信用することにして、会議場の宮崎県歯科医師会館へ向かうことにしました。

 

 

 懐石料理もいいけれど、やっぱりチキン南蛮が…
 懐石料理もいいけれど、やっぱりチキン南蛮が…

台風18号の影響が気になるところでしたが、会議は各県全員参加で定刻の5時に無事終了。

続いて午後6時より、市内の懐石料理屋『わらしべ(写真左)』で懇親会となりました。

 

お酒も進んできたので、隣に居合わせた宮崎の先生に今日のホテルでの出来事を話してみたところ、「それは、二日目前に霧島で起きた殺傷事件の犯人が泊まってたんじゃないですか〜?」とのこと… もう一人の先生は宮崎は、ホテルで命を絶つ人が意外と多いと聞きますから…」のこと(; ̄ー ̄川

 

 

結局、何だかんだと憶測が飛び交う中、穏やかでない自分の心中を察してくれたのか、今回の宿泊先の段取りをしてくれた宮崎の先生がホテル側に部屋の変更願いを申し出てくれて、何とか一段落。約20年ぶりの宮崎の夜を楽しく過ごすことが出来ました。

 

さて宴会も終わり、ホテルに帰り、居合わせたフロントマンに今日の事件のことを尋ねてみたところ、最初は話しづらそうな感じでしたが、「部屋代を払わずに帰られたお客様がいらっしゃいまして… 指紋も拭き取られて帰られたみたいで…」とのこと。何か拍子抜けした感じで、思わず頬もゆるんでしまう結果となりました。

 

 

でも、変更になった部屋は820号室。

 

 

811号室の斜め前… (・・;)

 

 

もう少し気を利かしてくれよ〜 と、窓に叩きつける雨音も気になって寝付けぬ夜となりました。

 

 

 

 

 

 

LINE乗っ取り

10月に入りました。キンモクセイの香る頃ですね〜 

とは言っても漂う香りはほんの一時。気付いた時には何処へやら… なんとも“はかない香り”です。

 

写真は我が家のキンモクセイ。窓を開けて香りを引き込みたいのは山々なのですが、先々週あたりから東風にのって桜島の灰がパラパラと… 一雨欲しいと思いつつ、せめてキンモクセイの香りが尽きてからと思うのは、虫がよすぎる話しですよね。

 

 

 

 

 コンビニとプリペイドときたらご用心!
 コンビニとプリペイドときたらご用心!

さて、先週の金曜日の夜のことでした。バンドのメンバーから「おまえのLINE、乗っ取られているよ」の情報が… 

慌てて確認してみると、自分のアカウントを乗っ取られてLINEにログインできないことが判明。

以前からその筋の情報を得ていたので、乗っ取り屋が入り込んできた時の対策を一応は考えてはいたものの、まさか自分が乗っ取られる当事者になるとは予想もしておらず、どうしていいか分からずに、あたふたするばかりの自分でしたが、見るに見かねた長女がLINEのサポートセンターに連絡してくれて、乗っ取られたアカウントは早急に削除、何とか事なきを得ることができました。

 

しかしながら、どの程度まで情報が漏れたのか見当もつかず、何とも落ち着かない気持ちの悪さだけが残り、グループ内のメンバーにも迷惑をかけたかもしれないと思うと、只ただ自分の日頃の管理不足を反省することしきりでした。

 

さてさて、LINE乗っ取りの対策としての基本的なところは、

❶ 他で全く使っていないメールアドレスでアカウント登録する 

❷ パスワードの使い回しはNG  

❸ PINコードは必ず設定

❹ 他端末ログイン禁止 だそうです。

 

 

もっと詳しく知りたい方はここ http://wakarukoto.com/?p=14265

 

 

この乗っ取り被害、現在急増中だそうです。

LINEって何かと便利だし、基本的に “ただ” なのはいいけれど、“いじめ” や犯罪の温床にもなっているようで、しかも会社側の “文句があるならどうぞおやめ下さい” のスタンスが、時折見え隠れするようなので、ゲームと一緒で “ほどほど” がいいのかもしれませんね〜 (-_-)

 

 

 

 

 

 

2014年9月


ヤモリ騒動

 ネットで見つけたスマイリーなヤモリくん
 ネットで見つけたスマイリーなヤモリくん

先々週の夜の11時過ぎ、そろそろ寝もうかと寝室に入り、寝床に横になった時のことでした。

 

“ パタパタパタ… ”と、部屋の隅の方から妖しげな物音が…

 

“何だ?”と思い、起きて灯りをつけて見てみると、体調12〜13cmはあろうかと思われる白っぽいトカゲのような物体が枕元近くに… )゚0゚(

 

 

 

突然の灯りに先に寝ていた家内も目を覚まし、眼鏡をかけないと近くの物があまり見えない彼女にも、“微妙”に動くその白い物体が分かったのでしょう。見つけるやいなや、大声をあげて怯える始末… どうにか窓から外に追い出そうと試みましたが、努力も虚しく窓とは逆の方向へ… あっという間に寝室の押し入れの襖の間から中へ逃げ込んでしまい、姿を見失う最悪の事態となってしまいました。

 

夜も遅かったので“明日になったら見つけ出すから”と、家内を落ち着かせ寝むことにしましたが、気にするなとは言ったものの、どちらかと言えば自分も爬虫類は苦手なほう… 押し入れの中の様子が気になって、家内共々寝不足気味の朝を迎えることとなりました。

 

次の日ネットで検索してみたところ、白い物体の正体は「ニホンヤモリ」。夜行性の爬虫類で、人家の内外の害虫を餌として生きていることから、漢字では“家守”と書かれ、家を守る縁起物として大切にする風習もあることが分かりました。

人間に対しては臆病で攻撃性も低く、どちらかといえば親しみやすい生き物のようなので、捕獲せずこのまま様子をみてみようという内容の文面と、Googleで捜し出した“スマイリー”なニホンヤモリの写真を一緒に仕事場から家内にメールで送り、何とか一件落着かな?と思ったところでした…が、

 

    捕獲したヤモリ、やはり強面風…
    捕獲したヤモリ、やはり強面風…

それから3〜4日後の日曜のお昼時でした。2階で洗濯物を取り込んでいた家内に異変が…(|||_|||)  

どうやら、押し入れに逃げ込んだと思われたヤモリが、取り込んでいた洗濯物のタオルに引っ付いていたらしく、またもや大騒動!!

今度ばかりは逃がすまいと、次男の助けを借りて逃走経路を遮断! 親子一緒になって大声を張り上げながら何とか捕獲作戦成功。その後、近くの公園に無事解放の運びとなりました。

 

それにしてもこのヤモリ、昼間に見ると色も変わって強面風なのがちょっと残念… でした。

 

 

 

 

 

 

『風見鶏』

       ボトムスアップにて…
       ボトムスアップにて…

先週の13日(土)と14日(日)、鹿屋の坂元楽器とボトムズアップで約4ヶ月ぶりのバンド練習がありました。来月の10月4日(土)に“根占ふれあいドーム”で行われるチャリティコンサートに備えてのものです。

 

ただ、音出しの練習に参加したのは写真でご覧頂ける3名… (・・;)  ベースとドラム(自分)の二人は事情により当日の不在が決定しているので練習には参加せず、しかもこの日はリードギターも事情により不在ということで、寂しい3人だけの音合わせとなりました。

 

これまで、メンバーの“一人抜け”は何度か経験してきましたが、“二人抜け”は初めてのこと… しかもベースとドラムのリズム体が全く不在ということで、練習初日はメンバー全員が手探り状態で、それぞれに試行錯誤を繰り返しているようでしたが、翌日ともなるとさすがに呼吸も合ってきて、フルバンドではなかなか味わえない軽快でポップなチューリップ・ナンバーの仕上がりになったようでした。

 

 

 

宜しければ10月4日(土)は根占ふれあいドームまで足をお運びくださいませ。ちょっと風変わりな、歌あり踊りあり、ニューハーフショーありの、子どもから大人まで楽しめそうなお祭り騒ぎのチャリティコンサートになりそうな予感です。y(^ー^)y

  愛用のGibson ES-335と故・安倍俊幸さん
  愛用のGibson ES-335と故・安倍俊幸さん

さて、ご存知の方も多いことかと思います。先週の9月9日、チューリップ結成当初からリードギターを担当してきた安部俊幸氏の訃報が公表されました。2014年7月7日、享年64歳、居住先のインドにての逝去でした。

 

中学生の頃です。鹿児島県文化センター(宝山ホール)で行われた自身初めてのチューリップのライブ。オープニングはそれまでレコードで何十回も聴いた「夢中さ君に」。開演のブザーが鳴り終わった瞬間でした。

緞帳が上がる直前、突然鳴り出したイントロの凄まじいリードギターの音色と音量の大きさに体全体がしびれ、頭の中に電気が走ったようになり、全く動けなくなったことを思い出します。ライブの迫力と凄さに取り憑かれた瞬間だったと思います。

 

安部さんといえば愛用のギター、赤色のGibson ES-335がよく似合ってましたね〜 それと、ライブの中での“すべりそうですべらないMC”も楽しみのひとつでした。手がけた作品も多く、安倍(作詞)・姫野(作曲)コンビでの作品「博多っこ純情」はその代表曲として皆さんお馴染みではないでしょうか。

 

そして、『風見鶏』もそのコンビによって生まれた名曲です。

 

ひょっとすると今頃…

 

大空を舞っているかもしれませんね。

 

 

 

 

モスキート

鹿児島市の今朝の気温は23℃、北よりの風、9月らしく朝露も降りて、かなり涼しめの朝でした。

 

写真は昨夜の十五夜の月です。例年であれば、お団子と“すすき”と“毬栗(いがぐり)”と果物をお供えして月見をする我が家ですが、最近では近所ですすきを見つけるのも難しくなり、かといってスーパーの高値の野菜の横に並んだ「お月見セット」を買う気にもならず(家内談)、

なので、今年の我が家の十五夜は、お団子と果物は梨のみということで少し寂しい月見となりました… が、子どもたちは、お団子があれば全然OK(長女談)だったみたいです。( ̄ロ ̄;)

 

 

 

さて、東京では“蚊”が大変なことになってます。今日のニュースでは千葉市でデング熱に感染したとみられる患者が見つかったとか… 

 

西アフリカのリベリアで猛威をふるっているエボラウイルスは感染患者の体液や血液に触れないと感染しないそうですが、防護服を着た医療従事者にまで感染が広がっていることの説明が未だにつかないらしく、一説にはこれも“蚊”が媒介しているのでは?ということらしい… です。

 

確かに今年は異常気象のせいなのか“蚊”に会う機会が多いようです。いつもはあまり見られないゴルフの練習場でも、汗の匂いを嗅ぎ付けてブンブン、ブンブンと寄ってきます。さすがにちょっと恐いので、最近では刺される前に練習もそこそこに引き上げて帰ることにしています。

 

でも、それが功を奏しているのか… 最近のゴルフは超〜上り調子です。( ̄ー+ ̄)

 

 

 

写真を見て懐かしい〜と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 

 

たぶん小学生の頃だったと思います。自分の田舎の鹿屋では夏休み前ともなると、作業着を着たおじさんが手押し車のような機械を操り、けたたましいエンジン音をさせながら、ドブ(下水溝)に向けて白煙(薬剤)を噴き出して“蚊”や害虫の駆除をやってました。あのなんとも香しい、でも少し危なそうな薬剤の匂いを今でも思い出します。

 

 

ひょっとすると、来年以降はこの機械が“再登場”と思っているのは自分だけでしょう〜か?

 

 

今回の“蚊”騒動、事の始まりにすぎないような気がするのですが…

 

 

 

 

 

 

 

TCH

9月に入りました。7月末からの連続した台風の襲来で、今年の夏はどうなることか… と思われましたが、何とか台風による難は避けられたものの、今回、日本各地で起こった長雨と豪雨による災害は私達に様々な教訓を残しました。

雨雲レーダーに映し出され、刻々と移り変わる雨雲群の大きさや進路に気をつけるのはもちろんのこと、被災地の多くの方が体験した土砂崩れの前兆と考えられる自然界の“音”や“匂い”などなど…

災害に巻き込まれないようにするためには、通り過ぎるまでじっと待つ台風とは少し異なる状況判断が必要なようです。

 

そんな今年の夏の長雨と日照不足のせいなのでしょう。野菜の高騰が続いていますね〜

 

大根1本300円、キャベツ1玉300円、キュウリ1本100円… 

男性の目から見ても“なんじゃこりゃ?”と思うぐらいなので、世の奥様方としては非常に頭の痛いところでしょう。

 

というわけで、最近の我が家では休みともなると、近所のスーパーよりも割安な天文館周辺にまで足を伸ばし、野菜の買い出しに出掛ける始末… 穴場は“マルヤガーデン”の地下の野菜売り場で、日曜の昼間、ピンクのエコバッグに野菜をしこたま買い込んで、重そうに天文館を歩いている親父風の後ろ姿を見かけたら、多分私だと思って間違いはないと思います (_ _。)・・・

 

 

 

話しは全く変わって、前回のブログでご紹介した『やわらかグリップ』で、自身の力のコントロールの難しさについて触れましたが、実はその難しさを象徴するような厄介な習癖があります。

それは、TCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)といいます。その名の通り“上下の歯を常に接触させている習慣”のことを指しますが、この習慣による弊害は、歯の異常な摩耗や破折、繰り返される詰め物(銀歯等)の脱離、アゴの関節異常、口が開けづらい、頭痛、肩こり、etc… です。

 

 

私には身に覚えがない、常に接触はしていないし、そういった力のコントロールはできているつもり!と思っている方へ質問です。

 

 

Q:では、上下の歯が接触している時間は1日(24時間)の中でどれくらいだと思いますか?

 

                            答えはこちら ⇒ TCH

 

 

全く見当はずれの方… TCHの疑いありです。( ̄○ ̄;;)

 

 

 

 

 

 

 

2014年8月


『やわらかグリップ』

 

夏の甲子園も終わりました。久しぶりにじっくりと楽しんで観ることができた今年の高校野球選手権でしたが、一昔前とは随分と変わったな〜 というのが正直な印象です。

 

まず目についたのが、おそらく社会人にも引けを取らないであろう、そのバットスイングの速さです。自分の知っている以前の高校野球では、そのようなスイングスピードを身につけた選手だけが主砲としての役所を担い、そうでない選手は振り遅れないようにコンパクトで切れのあるスイングに徹していたと思っていましたが… 

今時の効率の良い筋力トレーニングの成果なのかもしれません。1番から9番までの全ての選手が、バッターボックスで大上段に構え、切れの良いスピード感溢れるスイングで振り抜いていく姿には驚かされました。

 

もう一つは、データ野球です。野村克也がヤクルトスワローズの監督時代に掲げた「ID野球」が見事に高校野球にも浸透しているのか、対戦相手の事前のデータを基にした投手の配球の妙もしかり、その配球パターンの裏を読んで狙い球を絞り、そしてそれを迷いもなく一気に振り抜き試合の流れを変える一打々の凄さにも、昔とは一味違う今時の高校野球の面白さを感じることができました。

 

高校野球がこれだけレベルアップしてくると、日本の野球界の将来も明るい!ということでしょう。ヾ(=^▽^=)ノ

 

 

 

 

さて、“高校球児には負けまい!”と、汗をかきかきゴルフの練習に余念のない最近の自分ですが、面白いゴルフ練習器具を見つけました。宮里藍ちゃんら宮里3兄妹を育てた宮里優氏が考案した『やわらかグリップ』です。

 

ゴルフの神様と言われたベンホーガンは「ゴルフのグリップは小鳥を包み込むように…」との格言を残していますが、その言葉通りに力をコントロールして上手くやっているつもりでも、実際はそうではなかった。スイングの始動や、ダウンスイングの切り返し時に如何に手に力が入っているか… を身をもって体験できる優れものだと思います。事実、これを練習で使い出してからのアイアンの切れは抜群で、つい最近、今年に入ってのベストスコアを出す事ができました。

 

 

価格は恨みっこなしでお勧めできる1,296円(税込み)

 

 

秋のゴルフシーズンの前のスイングチェックにいかがでしょうか。(⌒~⌒)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お盆格闘劇

   食い荒らされた無惨な姿の葉っぱたち…
   食い荒らされた無惨な姿の葉っぱたち…

先週の火曜日、病院がお盆休みに入る前日のことでした。家内から「玄関脇の樫の木に毛虫大発生! 家に入る時は要注意!」の知らせをメールで受けました。仕事を終えて帰って見てみると、体調6〜7cmはありそうな強面の黒とオレンジ色の毛虫がそこら中にはびこり、近寄るのはもちろんのこと、見ているだけで背中が“ムズムズ”と痒くなるような状況で、慌てて出入りの駆除業者に連絡しましたが、ちょうどお盆休みだそうで、しかも雨が降りやすい状況では駆除の効果が得られにくいということらしく、“お盆が過ぎるまで駆除を待ってもらえないか”ということとなりました。 

 

 

   噴霧用のノズルが伸びる優れものです.
   噴霧用のノズルが伸びる優れものです.

…と言われたものの、やはりどうにも気持ちが悪い、落ち着かない。しかも、誤って毛虫の毛に触れようものなら腫れ上がって大変なことになるかもしれないということで、お盆に殺生か…と思われましたが、次の日ホームセンターに駆け込んで毛虫用の駆除スプレーをいっぱい買い込んで、長袖、長ズボン、ゴーグルにマスクに軍手の完全防備態勢で、傘をさしながら木のてっぺんから隅々にわたって駆除を行いました。

 

 

果たしてこんな小さなスプレー缶の駆除剤で効果があるものなのか?… 最初は非常に不安でしたが、まき終わって4〜5分もたつと、

 

まず一匹目が「ポタッ」と足元に… 

 

続いて二匹目が「ポタッ」… 

 

そして三匹目が… 

 

そうこうしているうちに…「ポタ、ポタ、ポタ、ポタポタポタポタ… 」と、そこら中が毛虫だらけになって、しかも駆除剤を浴びて相当に苦しいのでしょう、もがいている様はさすがに可哀想な気がしました。

 

年に4回あまり、定期的に駆除をしているにもかかわらず、今回このような事になったのは、8月にしては雨が多い今年特有の気候のせいかもしれません… ね。

 

 

皆さんもご用心を。¨***

 

 

 

 

 

 

 

「なんこ」

このたびの台風11号により被災された地域の皆様方へ心よりお見舞い申し上げます。何とかお盆の帰省や行楽への直撃は免れたようですが、台風の余波による高波や地盤のゆるみ等々、気の抜けないお盆となりそうです。二次災害に巻き込まれないよう、皆様くれぐれもお気をつけ下さい。

 

さて、前田歯科もお盆のお休みのため、13日(水)〜15日(金)は休診となります。16日(土)より平常通りの診療となりますので宜しくお願い致します。

 

 

1は天皇陛下、2はげたんは…
1は天皇陛下、2はげたんは…

子どもの頃のお盆といえば、“海に行くな” “殺生はするな”、おまけに父方・母方の祖父母の家に親戚中が集まって、まる二日間、出てくる料理はお決まりの“精進料理”。今の時代のようなゲーム機などはもちろんなく、大人たちが酒に興じている様を横目で見ながら、何とも退屈な時間を過ごしていたことを思い出します。

 

写真は、その時、叔父達がよくやっていた鹿児島に昔から伝わる遊び「なんこ」に使われる“なんこ玉”です。二人で向かい合い、後ろ手に持った中から片手に何本か持って前に出し、お互いの“なんこ玉”の合計を予想し合い、負ければ罰として小さな杯に注がれた焼酎を飲ませ合います。

 

焼酎好きの叔父達が、自分が飲みたいばっかりにわざと負ける様がいかにも滑稽で、その時ばかりは横で一緒になって笑っていたのを思い出します。そうこうしている内に、すっかりご機嫌の叔父達が「ほい、つけじぇん」と、子ども達に小遣いをくれるのがお決まりで、お盆の楽しみと言えばこの瞬間と、子どもながらにビール好きだった自分に、「ほい、飲まんか」とグラスにビールを注いでくれるその瞬間でした。

 

叔父達も元気だった… 今は懐かしき良き時代です。(^▽^)/

 

 

 

 

 

 

 

8.6

         台風11号、 気になる進路…
     台風11号、 気になる進路…

5:35 a.m. 気象庁発表「鹿児島県土砂災害警戒情報」

 

けたたましく鳴り響く枕元の携帯の音で、いつもの目覚ましよりも早く叩き起されてしまいました。

 

窓の外は叩きつけるような猛烈な雨… 

 

一瞬、21年前の「8.6水害」のことが頭をよぎりましたが、そのうち雨足も弱まったので、今日の鹿児島市内、どうにか事なきを得ています。

 

 

あの時、氾濫した甲突川や水没した車の数々、竜ケ水地区に孤立した人々の桜島フェリーによる救出等々… TVを通して刻々と入ってくる悲惨な状況に驚きを隠せず、当時住んでいた神奈川から鹿児島の家族や親戚、友人、知人に電話をかけまくったことを思い出します。

 

100年に1度の集中豪雨は、“もどり梅雨”と呼ばれた梅雨前線の長期停滞と、7月下旬から8月の上旬の短い期間に上陸した3つの台風による影響が追い風となって起こったとされています。

あの時と同じではないけれど、どうやら今年は台風の当たり年のようで、今週末の台風11号の動向が非常に気になるところです… ね。

 

 

 

さて、先週からの雨続きのせいで何かと運動不足を感じる今日この頃です。歩きたくても歩けない…そのような方のために、毎日の“歩行運動”に近い効果をもたらす運動レシピをご紹介します。

 

WB体操

A. まず初めに、壁の前で足が平行になるように、肩幅程度に広げて立ちます。

 

B. 次に両腕を壁に向かって伸ばし、壁にあたらないように立つ位置を調整します。

 

C.  両腕をまっすぐ伸ばしたまま、口をすぼめて息を吐きながらゆっくり腰を下ろしていきます。この時、上体が前傾しないよう垂直に保ちながら、両手が壁にふれないようにします。

 

D. 腰を最下位まで下ろしていきますが、この時上体が前傾しないよう踏ん張ります。

 

E. 最下位まで達したら、その状態でそのまま2秒間停止し、息を吸った後、今度は息を吐きながらゆっくり腰を上げていきます。そして、最初の姿勢に戻ります。

 

 

とにかく時間をかけてゆっくりやります。以上の動作を一日、2、3回繰り返して終了です。

 

以前このブログでも取り上げた「仙腸関節」とは何処か?を感じて頂けると思います。

 

この運動自体は、運動不足により動きが悪くなりがちな「仙腸関節」の潤滑力を高めるものですが、“歩行運動”に代わるものではありませんので悪しからず… m(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年7月


あっぱれ

先週の土日、くまもと県民交流館パレア・パレアホールで行われている「構造医学セミナー」に約1年4ヶ月ぶりに参加してきました。

 

いや〜久しぶりの熊本市内は暑かったです。( ̄_ ̄ i) これが盆地特有の暑さというものなのか… 昼間は熱風地獄でした。 それでも、久しぶりにお会いした吉田勧持先生は相変わらずお元気のようで、心無しか髪の毛が少し増えたように感じたのは気のせいかな?… ( ̄▽ ̄)

 

 

   合わせて105歳のツーショット
   合わせて105歳のツーショット

写真は以前このブログでも紹介しましたが、このセミナーに10年来一緒に通い続けている大学の同級生の檀上君です。セミナーが終わった初日の夜はいつものように、いつもの焼き鳥屋さんで、最近の近況から始まって大学時代の昔話や色んな話しに花が咲きます。

何を隠そう彼は、自分にトイレ掃除や「鹿児島倫理法人会」への入会を勧めてくれた張本人でもあります。

 

為になる、面白い本もたくさん紹介してくれました。

昨年映画化、暮れに初上映され、今年のGWまでロングランヒットとなった『永遠の0』もその中の一冊です。

 

 

   永久保存版でしょう。
   永久保存版でしょう。

実はこの映画、原作とのギャップを恐れるあまり映画館への足が遠のき、観る機会を逃してしまった自分でしたが、なんと彼は映画館に5回も通ったらしく、しかもその度に号泣… (〒_〒)  

おまけに先週23日に発売になった映画の初回生産限定版DVDも早くから予約し、つい先日、家で奥さんと一緒にDVDを観てまた号泣だったらしい… です。

 

ということで、すっかり触発された自分は、セミナーの帰りに熊本市内にあるTSUTAYAで『永遠の0』初回生産限定版DVDを衝動買いしてしまいました。ちなみにそこは定価販売で6,480円(税込み)。

帰ってからアマゾンで調べてみたところ4,795円(税込み)でした。とほほ…

ゆっくりと観れるのはお盆休みの頃になるかな? 家族揃って号泣したいと思います。

 

 

 

さて、『永遠の0』といえば、主人公の宮部久蔵が最期に飛び立った飛行場として、海軍航空隊鹿屋基地を心に刻まれた方も多いかと思います。そして、今年の夏の鹿児島県高校野球大会、その鹿屋の高校生がやってくれました。

 

我が母校「鹿屋高校」は2度に渡る逆転劇を演出し見事ベスト4に進出。準決勝途中まで1点リードとしながら、強豪・神村学園に最後は力負けしましたが、明らかに見て取れる体格差も何のその、強豪校の威圧感に全く物怖じしない“超新人類”の戦いぶりは実に堂々としていて、“あっぱれ”としか言いようがなかったです。

そして、その神村学園を決勝戦の延長で制し、大隅勢として初めて夏の甲子園出場を決めた「鹿屋中央高校」も“あっぱれ”でした。生前、野球部の部長を務めていた父が、“今年のピッチャーはいいぞ〜”と言いつつも、鴨池球場を後に、何度も肩を落として帰ってくるのを見ているだけに喜びもひとしおです。

 

大隅勢として、まずは一勝してもらいたい!

 

その戦いぶりを一緒に見届けたいと思います。 \(^▽^)/

 

 

 

 

海の日・もろもろ…

暑くなりました。ウォーキングが終わってからの汗がなかなか引きませ〜ん。頭っから水を浴びて、朝っぱらからエアコン全開、アイスコーヒーがぶ飲みで頑張ってます。v( ̄ー ̄)v

それにしても鹿児島市内、この時期にしては珍しく桜島の“どか灰”がお目見えしていないのが不気味です。なので、そうなる前に… ということで、先週末の“海の日”連休を利用して、ここぞとばかりに自宅のデッキ塗装を頑張ってみました。真夏の日射しを背中に受けながら、デッキに汗をポタポタ落としながらの仕事でしたが、さずがに二度塗りまでの体力はなかったものの、一仕事終えた後のビールは最高でした。

 

    
           Before
            After
            After


さて、連休中にフィナーレを迎えたもう一つのビッグイベントといえば、『The Open』(第143回 全英オープンゴルフ)だったですよね。今年はPGAツアーで初優勝した松山選手の戦いぶりや、直前の日本国内ツアーで2年ぶりに優勝した石川遼選手も繰り上げ参加するということで、何かと話題満載の様相を呈していましたが… いや〜 マキロイは強かったですね〜 ドライバーをブンブン!! しかも初日から首位を守り続けての完全制覇は圧巻でした。そのマキロイが今回の勝因について、戦いを終えた優勝会見で語っています。

 

以下引用。

 

「ロングショットでは、良い決断をして、良いスイングをするという“プロセス(過程)”に集中した。もしスイングに関してチェックしているポイントがあったなら、結果を気にせずそのポイントに集中する。基本的に、結果がどうなるかは考えていなかった。それから、“スポット”というのはパッティングに関して。グリーンでは、狙う“スポット”を決めて、毎回その上を球が通るようにした。カップに入れようとは考えなくて、もしそれがカップに入れば良いことだし、入らなかったとしても、また次のホールで同じことをする。“プロセス”と“スポット”。その2つを今週ずっと自分自身に言い聞かせていた」

 

 

「プロセス」と「スポット」 さすが、上手いこと言いますよね〜

 

 

「集中」と「完了」

 

 

これができれば、ゴルフは多分、そう難しくない…  のかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも腰とは…

7月も半ばを過ぎました。九州南部地方、どうやら梅雨明けした模様です。

今週末は鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ(祇園祭)」も行われます。祭りに、ビールに、焼き鳥に、かき氷… 年甲斐も無く気分の高揚する季節がやってきました。体調管理気をつけたいものです。(*^¬^*)

 

 

さて、前回の続きで、分かっているようで実際のところあまり分かっていない腰について少々…

 

腰の大きな役目のひとつです。頭や背骨を含んだ上体の荷重を受け止め、その力を左右の足に分散させています。しかも、上図のような理想な位置関係では、お互いの力のベクトルが120°という角度をなしているので、力関係は3方向に等しく分散されます(3人で綱引きをしている場面を想像してみて下さい)。とりもなおさずこれが、人間がほとんどバランスを崩すことなく片足立ちができる理由でもあり、二足歩行ができる所以となっています。

 

 

 

「廊下に立っていなさい!」 小学生の頃かな? 身に覚えありませんか?

動かないでじっと立っていることは結構苦痛だったですよね。プラプラ動いていればなんでもないはずなのに…  

 

これと同じようなことだと思って下さい。

 

上図の皿?(たらい?)… 手元がその重さを感知しながら微妙に動いていたほうが安定していますよね。 このことを、「動的に安定している」と言います。

 

 

 

さて、さっきの皿まわしを人間に見立て、皿=頭、棒=背骨、手元=腰と考えるとするならば… 

 

では、手元である腰に、背骨を含む上体の荷重を感知して微妙に動く機能があるものなのか?

 

もともと腰(骨盤)は、上図のように仙骨と左右の腸骨がガッチリと固まって動かないものと考えられていましたが、実はそうではなく、左右の腸骨と仙骨とに挟まれた部分には、上体の荷重を受けながら絶妙に動く仙腸関節(紫色の部分)があることが分かってきました。

 

左右の足に力を分散させながら、微妙な動きの中で上体の荷重のバランスを絶妙にコントロールして安定させる。これが、もうひとつの腰の役目です。

 

 

人間は動いている方が安定する。

 

 

動くことは人間の宿命のようです (・・;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『腰痛は〈怒り〉である』

 

9日の夕方です。今現在の鹿児島地方はどちらかといえば小康状態… 夜間から明日の朝にかけてピークとなりそうです。久しぶりの台風直撃ということで明日の診療はお休みとしました。

 

子供の頃はと言えば、台風が来ると学校も休みになる、しかも、しょっちゅうやって来るので慣れっこになっていたのか台風に対してさほどの恐怖感もなく、非常食のカップ麺やお菓子をしこたま買い込んで、停電になった時のロウソクの灯りを何となく楽しみにしていた覚えがありますが、今では家と病院のまわりの掃除や後始末に大わらわ… できることなら来ないで欲しいと願うばかりです。

 

写真は先週末、自宅の2階ベランダから写したシマトネリコの花です。毎年6月あたりから、集まってきたミツバチのブ〜ンブ〜ンという音と一緒に、いい香りを漂わせてくれますが… それも見納めのようです。

 

 

さて、前回の続きでもう一つ本をご紹介します。これも10年以上も前に出版された本になります。『腰痛は〈怒り〉である〜痛みと心の不思議な関係〜』は、ニューヨーク大学のサーノ博士が唱えたTMS理論を分かりやすく解説した本です。

 

前半部では、一生のうちに誰でも一回は必ず体験するといわれる腰痛の原因、運動不足や老化、背骨のズレ、骨粗しょう症、骨盤のひずみ、不良姿勢、二本足で立つ人類の宿命、etc. と、それぞれの原因に特化した治療法について、種々のデータや論文をもとに検証を試みそのあり方に異論を唱えています。

 

そして後半部では、腰痛に限らず近年増加している肩こりや首や背中の痛み、様々な部位の関節痛など筋骨格系の痛みを伴う症状をTMS(Tension Myositis Syndrome:緊張性筋炎症候群)としてひとつの症候群としてまとめ、それらの直接的原因を心理的緊張による自律神経の乱れから起こる血流不足と酸素欠乏とし、身体への直接的な治療を止め、

グループミーティングなど心理面へのアプローチを行うことでTMSの症状が改善されたと報告しています。

 

 

「読むだけで腰痛が治る!」

 

 

「読む薬」として話題になった本です。(^^)bGood!

 

 

 

 

 

 

 

『腰痛放浪記』

7月になりました。

どうやら今年はエルニーニョじゃないようですね。

夏本番は間近のようです…

 

先週末の梅雨の晴れ間の日曜日、ここぞとばかりに、気になっていた伸び放題の自宅の庭の草取りをやりました。暑くならないうちにと朝方6時の決行でしたが、今の時期はすでにヤブ蚊の最盛期… ブンブンと飛び回る蚊と格闘しながら、時々蚊に血を吸われながらの2時間余りの仕事でした。

久しぶりに慣れない姿勢を続けたせいなのか、終わった時にはさすがにぐったりで、シャワーを浴びた後はしばし爆睡… (´0`)

で、そのせいなのか週始めから腰に重たい感じがあります。明らかに腰痛の予兆… 悪化しないように日頃の動作に気をつけたいと思います。

 

 

作家の夏樹静子は自身54歳(1993年)の時に、“腰掛けられない、座れない”という突然の腰痛に見舞われます。『腰痛放浪記 椅子がこわい』はそんな彼女が、時には横向きに寝ながら、ボール紙に貼りつけた原稿用紙に書き綴った3年間に及ぶ闘病記です。

 

あらすじは…

発症初期の段階で整形外科医に“運動不足による筋肉劣化”と診断された彼女は足繁くプールに通い始めます。しかしながら、筋肉がついたにも関わらず痛みはなかなかとれない… 彼女の治療遍歴の始まりでした。鍼灸療法、野菜スープ、温熱療法、手かざし療法、気功、カイロプラクティック、尾てい骨治療、霊の供養etc. 周りの知人友人に勧められるままに、ありとあらゆる治療法に手を出していきますが、状態は悪化の道をたどるのみ… あっという間に2年余りが過ぎてしまいます。

 

 

転機はある診療内科医(平木)との出会いで訪れます。平木に初見でつけられた診断名は「心因性疼痛障害(心身症)」。 激痛と心の問題との関係性を全く理解出来ない彼女でしたが、平木とFAXでのやりとりをするうちに約2ヶ月間の入院生活を決意することとなります。

そして入院観察の後、彼女に選択された治療法は〈12日間に及ぶ断食療法〉でした。外部との接触の禁止、テレビ、ラジオ、新聞、読書、電話も禁止。鎮痛剤、催眠導入剤等の薬物も一切禁止の闘病生活と、壮絶な痛みを許容できる心の治療の始まりでした。

最初の頃は平木を罵り、怒りを発散させる彼女でしたが、平木との会話中に訪れる痛みのない穏やかな時間を少しずつ認知するようになります。そして治療は終盤、彼女の中の大部分を占める夏樹静子という偉大な作家にお葬式を出すという核心の部分に近づいていきます…

 

 

自分のことは自分が一番良く知っている。

 

 

う〜ん それが一番危ないのかも… (-_-)

 

 

 

 

 

 

 

2014年6月


「めんたいジャーキー」 

朝から病院の窓全開です。非常に気持ちの良い梅雨の中休みを迎えています。

 

これで320円…からすみは?円
これで320円…からすみは?円

 

写真は高一の長女が、先々週の土曜日に福岡のライブハウス・DRUM Be-1であった「KANA-BOON」のライブを見に行った時に、博多のお土産として買ってきてくれた福太郎の「めんたいジャーキー」です。

一見、駄菓子屋でよく売られている添加物いっぱ〜いの、体に悪そ〜な食べ物に見えたので何となく敬遠していたのですが、昨晩思い切って味見したところ… これがどっこいなかなかの美味でしたw(゚o゚)w 食感は珍味 “からすみ”(ボラの卵巣の塩漬け)にそっくりで、少々塩っぱめのところを除けば、酒好きにはたまらない、なかなかの代物です。

時々のおつまみに… お勧めです。

 

KANA-BOON:

https://www.youtube.com/watch?v=AagZqNEv_ck

 

 

 

サッカーと同じ水色のジャージ… でもイケメンじゃない
サッカーと同じ水色のジャージ… でもイケメンじゃない

 

さて、先週の土曜の夜のNHKサタデースポーツ。楽しみにしていたラグビー日本代表vsイタリア戦のダイジェストは、番組の終わり間際に流された

【日本代表 26 − 24 イタリア代表】の試合結果のみ… (  ̄っ ̄) 

それはあんまりだ…と思いましたが、放映権とかクリアすべき問題がいろいろとありそうですね。残念です。

 

 

 

これで日本代表はテストマッチ(フル代表のみの国同士の戦い)10連勝。対するイタリアは9連敗… 対イタリア戦6度目にして初勝利の勝因は何と言ってもスクラムだったですね〜

現在のチーム事情はそれぞれあると思いますが、「人生を懸けてスクラム組んでくる」というイタリアに対して、日本代表の弱点とされていたスクラムで互角かそれ以上のパフォーマンスを出せたのは非常に心強い限りです。

ということで、日本代表の今期の戦いはこれで終了。この連戦で得た「掴み」をそれぞれのチームに持ち帰ることで、これからの日本ラグビー界の相対的なレベルアップが図られることでしょう。

 

 

 今年のラグビーシーズンが楽しみですな o(@^◇^@)o

 

 

 

 

 

 

 

 

「 2015ラグビーワールドカップ 」

 クリスト・ヘデントール(コルコバードの丘から)
 クリスト・ヘデントール(コルコバードの丘から)

コートジボアール戦、残念でした。当日は家でサッカー観戦かそれとも梅雨の晴れ間のゴルフにするか、かなり迷いましたが、日本やや有利の下馬評を信じて仲間内とのゴルフを選択することとなりました。

クラブハウス内のTVをチラチラ見ながら、友人のスマホに入ってくる戦況に耳に傾けながらのラウンドでしたが、後半途中で飛び込んできた「つかの間の逆転劇 」には参りました。何故か、そのあたりから自分のゴルフも下降線… いつもの冴えないゴルフに益々拍車がかかったようでした。

 

 

       こちらも日本代表…
       こちらも日本代表…

さて、少しブルーな休日の午前でしたが、同じ日にアメリカで行われていた「パシフィック・ネーションズカップ2014」で、ラグビー日本代表がアメリカ代表を逆転で15年ぶりに破ったことをご存知でしょうか?

 

アメリカ代表は、来年イングランドで開催される「2015ラグビーワールドカップ」の一次リーグで対戦する相手。しかも日本代表はワールドカップで5大会連続勝利なし、また5年後の2019年にはワールドカップが日本で開催されることなどを考えると話題満載・値千金の勝利なのです… が、さすがに翌日の新聞の扱いはサッカーに押されて情けなかったですね〜 

 

21日は東京・秩父宮ラグビー場で対イタリア代表戦が控えているようです。

まずは、サッカー日本代表に前日のギリシャ戦で頑張ってもらい、その勢いに乗って日本国中アゲアゲムードでイタリア代表を撃破!! そして今度こそは、大いに紙面を賑わせて欲しい〜〜です。

 

 

ですが、ラグビー日本代表戦…

 

 

悲しいかな、TV中継はBS朝日のみ… (T_T)

 

 

もっとNHKにガンバッて頂きたい |* ̄ー ̄|

 

 

 

 

 

 

 

 

「歯と口の健康週間」

6月4日〜6月10日は日本歯科医師会が掲げる「歯と口の健康週間」です。毎年この時期になると、日本各地で歯の健診事業や歯磨き指導など地域住民参加型の様々な啓発事業が行われます。

前田歯科でも先週そのような事業に少しばかりですが参加してきました。

 

      ミーティングの成果は??
      ミーティングの成果は??
        子供はうろちょろ…
        子供はうろちょろ…

上の写真はその一つ、毎月第一火曜日の午前(10:00〜11:30)に鹿児島市の田上台福祉会館で行われている「ひろき子育てサロン」にスタッフ2名が歯科衛生士として参加し、2.3歳の子供さんをお持ちのお母様方を対象に歯磨き指導を行っている様子です。

“子どもがなかなか歯磨きをさせてくれません。どうしたらいいですか? (〒_〒) ”は、この年代のお母様方の共通の悩みのようです。スタッフも期待に添うべく事前に何回もミーティングを重ねて当日を迎えましたが… さて、成果の程は如何に???

 

 

     相談者の数よりも多いスタッフ関係者…
     相談者の数よりも多いスタッフ関係者…
    同級生の山形先生の矯正相談ブース
    同級生の山形先生の矯正相談ブース

 

写真二つ目は、先週の土曜日に鹿児島市の山形屋の7階で行われた「歯と口の健康相談」に、相談の係として自分が出向いた時の模様です。デパートという場所柄なのか、この時は小さな子どもさんからご高齢の方まで幅広い年齢の方がお見えになっていたようでしたが、どちらかと言えば、むし歯に関連する相談というよりも、矯正相談の方が多かったかな〜 という感じでした。

 

右の写真はその相談ブースで、歯科医師(中央)と歯科衛生士専門学校の学生さん(手前左)、それと今春国家試験に合格し、鹿児島大学病院に研修医として勤め始めた歯科医師1年目の先生が一緒になって相談にあたります。

 

今回、自分のブースで一緒になった研修医の先生は鹿児島大学の後輩で、しかもゴルフでもお付き合いのある先輩のM先生の娘さんということで、空いた時間に歯科のことや最近の大学のことなど楽しい話しで時間を過ごすことができました。

 

 

自分の娘の10年後はどうなるのかな…

 

 

 M先生がちょっとだけ羨ましく思えた瞬間でした。(*'ー'*)

 

 

 

 

 

 

 

握り心『山ぼうし』

6月に入りました。九州南部地方も平年よりも二日遅れで梅雨入りした模様です。鹿児島市の今朝は小雨、気温18℃、やや肌寒めの梅雨入り二日目の朝を迎えております。それにしても、先週末からの日本各地での猛暑は大変なことになっていますね〜 北海道では今日の最高気温が35℃以上になるところもあるそうな… 鹿児島市にも東寄りの風が吹き始めました。暑さと桜島のダブルパンチ! こちらも、そろそろのようです。(・・;)

 

         もう食べられましぇ〜ん! 「山ぼうし」での最後の一コマ
         もう食べられましぇ〜ん! 「山ぼうし」での最後の一コマ

 

さて、先週末の土曜日の診療の後、自分の所属する鹿児島県歯科医師会の学術委員会の先生方と一緒に、博多へ一泊旅行に行ってきました。

旅行といっても、目的は博多の寿司屋『山ぼうし』に寿司を食べに行く… それだけです。何と贅沢な!と思われるかもしれませんが、毎月行われている委員会の旅費をコツコツと積み立てた分からの出費ですのでご容赦を…(^人^)

 

 

握り心『山ぼうし』をご紹介します。

http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40004475/

 

場所は西中洲の大通りから、ちょっと小路に入ったところにあるビルの3階なのですが… そのビルが普通のマンション風で、正直言って非常に分かりづらいのが難点です。4年前に初めて来たときもかなり迷いましたが、今回も“またまた”同じでした。

そのように見つけるのも大変なのですが、予約無しではなかなか入れない人気のお寿司屋さんです。今回も2ヶ月前からの予約で何とかセーフ… というところでした。

 

 

 

 

      最後の締めの江戸前寿司
      最後の締めの江戸前寿司

全員が揃い食事会が始まったのが午後7時過ぎ。軽く生ビールで乾杯の後、最初に3種盛りのお通し、次にクジラの酢みそ和え、そして玄界灘の刺身盛り、蒸しアワビ、茶碗蒸し、etc…

まったりとした時間と共に出てくる料理はどれもが斬新かつ新鮮で、鹿児島のお店ではなかなか味わえないものだと思います。

 

ただ、一品一品の量は少なめですがトータルではかなりの量になるので、お酒の量とかを加減しながらでないと、男性の方でも最後のお寿司までに辿り着くまでにダウンとなりますのでご注意を!

 

9時過ぎでしょうか… 

お目当ての江戸前風のお寿司の登場です。

いや〜美味しかったです。…けど、最後は詰め込んだという感じでした。

 

年のせいもあるかもしれません。

今度来るときは、朝、昼抜きで挑戦したいと思います。

 

 

もうしばらくはいいかな〜 と、その時は思いましたが…

 

 

次の日のお昼は、「一風堂」のラーメンと餃子とビールでした。

 

 

博多… 食好きにはたまらない街です。(=v=)

 

 

 

 

 

 

2014年5月


吹っ切れた感…

朝夕、肌寒い日が続きますね。梅雨入りも遅れそうな感じです。これも、エルニーニョの影響なのかな?… さて、先週末の土曜と日曜日、鹿屋バラ園では、「かのやバラ祭り2014春・ファンタジーナイト」と題して様々なイベントが行われました。前回のブログでもご紹介しました「焚き火ライブ」もそのイベントの一つです。

 

         妖しげな…舞踊
         妖しげな…舞踊
         元気なエイサー
         元気なエイサー

上の写真は、ライブ関係者集合時間の午後2時過ぎ、バラ園のガーデンステージで行われていた何やら“妖しげな舞踊”と、沖縄の伝統芸能“エイサー”を収めたものです。この日の天候は曇り、雲間から時折差し込む日射しと、少し高めの湿度のせいなのか、蒸し蒸しとした一日となりました。そんな中、皆さん汗だくで頑張ってましたね〜 (⌒¬⌒*)

 

 

      スタンバイを終えたステージ
      スタンバイを終えたステージ

 

午後3時過ぎ、エイサーの踊りが終わると同時に、次に控えている「焚き火ライブ」の準備が音響設備関係者、ライブのスタッフ、出演者の総動員で始まりました。

 

いつもながらに思うこと… 本当に皆様ご苦労様です。楽器を並べるだけならともかく、音響(PA)の知識や用語等々、まだまだ自分は勉強不足を感じるところです。何かとご迷惑をおかけ致しております。感謝致します。

 

        「Fairy tales」リハ風景
        「Fairy tales」リハ風景

 

午後4時前、演奏の準備が整い、各出演者のリハーサルが始まります。本番の出演順の逆から行う「逆リハ」と呼ばれるものです。

写真はライブのトリを務める「Fairy tales」というバンドのリハ風景。右のベースの背の高いお兄さんは中学の同級生で、この前のライブで35年ぶりに劇的に再会しました。

 

さて、本番トップバッターのミッシェルのリハは最後の4時半過ぎから、ややおとなしめの曲でバランス及び、出力チェックを済ませ、いざ本番へ… 

 


                       「ミッシェル」本番
                       「ミッシェル」本番

 

いや〜 いろんなことがあるものです。チェックしたはずのモニターから音が聴こえない… マイクの音が出ない… ハウリングが起こる… etc. 

 

しかし、これは事前に打合せした想定内のできごと…

でも、こんなはずでは… という雑念がミスを引き出す羽目に…

結局のところ、バタバタしながら、あっという間に終わってしまった〜 というのが実感でした。

 

ゴルフで言えば、まさかのOBの後で、それを吹っ切れずにズルズルと一日終わってしまうような、あの感じです。

 

 

吹っ切れた感… 大事だと思いました。

 

 

練習、修行、経験値、あるのみです。

 

 

せっかく来て頂いた皆様、誠に申し訳ありませんでした。

これを糧に成長していきますので、これからも宜しくお願い致します。(_)

 

 

 

 

 

 

 

 

ネクストワン(next one)

   収穫は間近…
   収穫は間近…

 

 写真は先週末のお昼過ぎ、雨上がりの抜けるような五月の青空と、五月にしては多めの雨のおかげなのか、みずみずしく深みのある葉色をまとった自宅の桂(かつら)の木々を収めたものです。

 

 このブログを綴り始めたのも2年前のちょうど同じ頃でした。早いもので3年目に突入です。

 たわいの無い “よもやま話し” … まだ続けられそうです。

宜しければ、もうしばらくお付き合い下さいませ。ヽ(=´▽`=)ノ

 


 

さてさて、今月5月25日(日)の午後4時半過ぎより、鹿屋高校OBバンド・ミッシェルも出演します「焚き火ライブ」が行われます。今回は出張ライブということで、場所をいつものリナシティかのや・水辺ステージから「かのやバラ園・ガーデンステージ」に移動しての開催となります。当日は、『かのやバラ祭り2014春・ファンタジーナイト』と題して、かのやバラ園の夜間の園内解放と、それに合わせて楽しい様々なイベントも行われる予定です。

 

バンド活動も早いもので2年目に突入しました。少しずつではありますが、レパートリーも増えつつあります。

 

あの喜劇王チャップリンは、「(今までの)あなたの作品の中で最高傑作は?」と聞かれた折に、『ネクストワン(次の作品さ)』と答えたそうな… 

 

 

何ともかっこいいエピソードですが…

 

 

そうなるべく鋭意努力中です。

 

 

 宜しければ今週末、かのやばら園まで足をお運び下さいませ。八(^□^*)

 

 

 

 

 

熟成牛

 

昨日の鹿児島地方は、もう梅雨入りしたのかな?と思わせる程の雨でした。まだ早い… お天気の神様にもう少し頑張ってもらわねば… と思う今日この頃です。

 

さて、大学の友人が長年勤めた鹿児島大学病院を退職し、開業医として独立することとなったので、労いの意味を込めての食事会を、週初めの月曜日に話題のお店『Gyudo!』http://gyudo.comで行いました。

このお店、鹿児島で初めて熟成牛をメインにした焼き肉屋さんで、肉の中心の温度を人肌程度で抑えて焼く “コールドステーキ”や、今まで耳にしたことのないようなバラエティに富んだお肉の盛り合わせ等々、味はもちろんのこと見た目も楽しめるので、週末ではなかなか予約の取れない人気店となっています。

 

      お勧めの“コールドステーキ”
      お勧めの“コールドステーキ”
     一風変わった肉の盛り合わせ
     一風変わった肉の盛り合わせ

 

牛肉の熟成(エイジング)方法にはドライエイジングとウェットエイジングの2種類があるらしく、このお店ではドライエイジング、温度0〜4℃、湿度80%を保った熟成庫内で約50日間寝かせるという方法をとっているようです。

 

 

さて、肉を寝かせるとどうなるのか? 時間とともに、肉の中にある酵素によりタンパク質が分解され、旨み成分であるアミノ酸に変化して美味しくなるのだそうで、もともとは日本の霜降り肉よりも脂身の少ないさっぱり系の赤みの肉を好む欧米で考え出されたものらしいです。

このお店では国産の「北さつま牛」を使用し、「第6の味覚」といわれる「脂味」と、エイジングで得られる味覚「旨み」のブレンドに試行錯誤を重ね、この美味しさにたどり着いたということで、“ちょっと脂っこいのは苦手”と言われるお肉嫌いの方にもお勧めしたい一品です。(⌒¬⌒*)

 

 

 

 

 

 

 

祝・東九州自動車道開通

 

GWの休みを利用して、家族で高千穂峡に行ってきました。子供達も大きくなったので、テーマパーク巡りもそろそろ卒業… それよりも、長女のGWの学校の課題のことが気になり、日帰りができる近場で選んだつもりでしたが、九州の“へそ”または“中心”と呼ばれるところらしく、鹿児島からは遠かったですね〜

 

  かなり崖っぷちからのワンショット。高所恐怖症の辛いところです…
  かなり崖っぷちからのワンショット。高所恐怖症の辛いところです…
  笑ってますが必死に漕いでます
  笑ってますが必死に漕いでます

前もって知人から、高千穂は遠いし、休日は大渋滞しかも大混雑…の情報を得ていたので、それらを見越して朝5時過ぎの覚悟の鹿児島出発でしたが、連休初日のせいなのか、大した渋滞もなく9時過ぎには現地に到着。人出もまばらでそれほどの混雑も無く、これはラッキー!と思いきや、ボート乗り場はすでに4時間半待ち…  やはり、そんなに甘くはなかったですね〜 余った時間を高千穂峡近辺の散策に費やすことにしたものの、なにせ山の中の谷沿いの道、アップダウンのきつい石階段と急勾配の坂道には心底参りました。それでもやはり「名勝・高千穂峡」、そのスケールとやや涼しめの5月の涼風に心癒される思いでした。

 


  天岩戸神社大祭の一コマ
  天岩戸神社大祭の一コマ

さて、渓谷でのボート乗りの目的もどうにか達成し、午後3時過ぎに高千穂峡を後にして向かったのは日本神話で有名な「天岩戸」スサノオに嫌がらせを受けた姉のアマテラスが引きこもったとされる場所です。この日は天岩戸神社大祭も重なって終日大混雑だったようで、案内された駐車場から岩戸まで歩く歩く… ふと、帰りの運転のことが気になってしまい、家族との会話もトーンダウン気味… しかし、「天岩戸」実際目の当たりにして… 本当に良かったです。鹿児島から来た甲斐がありました。幼い頃、本でよく見かけ想像していたものとは大違いでした。その場所がもっている力? 雰囲気? 古代から語り継がれている特別な条件を備えた場所であることに間違いはないであろうと思いました。それが、霊験あらたかな場所であるかの判断は別にして… でも岩戸を出てからですが… 心無しか帰りの元気をもらったような気がします。

           「天岩戸」写真では雰囲気を伝えられないのが残念!
           「天岩戸」写真では雰囲気を伝えられないのが残念!

 

さてさて、天岩戸を出たのが夕方の5時過ぎ、帰りは延岡まわりということになり、帰りの時間を車載のナビで計算したところ、宮崎まで5時間、そして鹿児島までは7時間、帰り着くのはおそらく夜中過ぎ、またもや覚悟の帰路のはずでしたが、ところが、延岡ICから乗った高速道、ナビにもスマホにも出てこない高速道が宮崎方面に向かって延々と続きます。

 

ご存知でしたか? 今年の3月に延岡から宮崎市内までの東九州自動車道が完全開通したことを… 

いや〜嬉しかったですね〜 宮崎まで5時間かかるところを2時間で、しかも以前であれば延岡・宮崎間を国道10号で2時間半はかかるところを1時間足らずで行けた時は感動ものでした。

 

結局、時間に余裕ができたので宮崎市内で食事をして、それでも帰り着いたのは10時過ぎ…

 

 

これも神の思し召しかな? 

 

 

これで、大分方面も近くなりますね〜

 

 

ゴルフに温泉…

 

 

老後の楽しみが増えました (^_^)

 

 

 

 

 

 

 

山本圭介 with Michelle

     ブルーインパルス飛行隊
     ブルーインパルス飛行隊

5月になりました。朝晩の気温が少し気になるところですが、天候にも恵まれて爽やかなGW後半になること間違いなさそうですね。

 

さて、先月の4月27日の日曜日、鹿屋市霧島ヶ丘公園・芝生広場にて「アースデイかのや 2014」が開催されました。当日は降水確率20%の生憎の曇り空と霧島ヶ丘特有の強風。しかもGW期間中には珍しく肌寒さも加わり、一時はどうなることかと思われましたが、実行委員会関係者並びに出店者の皆様方の熱意が伝わったのかな(^_^)

 

心配された雨も何とか避けることができ、イベントの最後の方では、上空を行き交うエアメモリアル8年ぶりのブルーインパルスの飛行ショーが花を添える形で、無事終了の運びとなりました。

 

 

       昨年のアースデイ
       昨年のアースデイ

「アースデイかのや」といえば一年前、鹿屋高校OBバンド“ ミッシェル ”の再デビューとなった場です。思い起こせばあの時はバンドとして35年ぶりの演奏、緊張、無我夢中、そして終わってみれば反省ばかり… その思いもあって今年こそはと臨んだステージでした。ところが、直前にメンバー1名が公用と重なり参加できないという事態となり、さて昨年のリベンジは如何に!? の展開となったのですが… 

 

何とも思いがけない救世主が現れました。

 

 

 

今回、アースデイかのや「青空ライブ」の2番手として出演、そして3番手ミッシェルのサイドボーカルとして特別参加してくれた救世主「山本圭介」さんをご紹介します。

 

プロフィール:

http://keisuke-yamamoto.com/profile/

 

2013年11月10日に発表された自主制作アルバム

『 Tenohira 〜てのひら〜 』の中の最初の曲でもあり、青空ライブでも歌ってくれた「きっときつと」のPVです。

https://www.youtube.com/watch?v=dBUnpgdrdfc

 

山本圭介さんのブログです。今回の鹿児島の思い出が綴られています。

http://ameblo.jp/yamakei0918/entry-11835697538.html

 

 

 

                   Michelle with 山本圭介
                   Michelle with 山本圭介

 

いや〜 本当に驚きました。プロを目指すボーカリストの底力を見せつけられたというか、どこまでも広がって行くその声量のすごさに、野外ライブってこういう人達のためにあるのかな〜と思った次第です。正直言って、次に控えている自分たちの出番を忘れるぐらい聴き入ってしまいました。

 

しかも、その日に会ったばかりなのに、メンバー欠員で生じたコーラスの穴埋めの依頼を二つ返事で引き受けてくれるその懐の深さと、いとも簡単にこなしてしまうその技量にも参りました! 

進行係の方がバンドの紹介を、「Michelle with 山本圭介」ではなく、「山本圭介 with Michelle.」と間違えてしまったのも何だか分かるような気がします。短い時間でしたが、あっという間に浸透してしまったその存在感? オーラ? は大したものだと思いました。

 

 

そんな山本圭介さんですが、今月の5日に福岡で行われるライブで九州ツアーのFinalを迎えるそうです。そしてそれが終わったら、いよいよ…  かな?

 

 

そんな彼に、心からエールを、遠く鹿児島より送り続けたいと思います。\(^▽^)/

 

 

息の長いミュージシャンとして成功を収めて欲しいです。

 

 

 

 

 

 

2014年4月


鹿児島大学OBゴルフ大会

        あっぱれ!
        あっぱれ!

先日の日曜日、鹿児島県姶良市蒲生町にある蒲生カントリークラブで鹿児島大学OBゴルフ大会が行われました。

鹿大OBが出身学部毎に分かれて競う学部対抗コンペで、毎年この時期に行われ今年で33回目を迎えるものです。

集まったOBは総勢217名。しかしながら当日は生憎の雨模様… プライベートコンペであれば、おそらく中止の選択もあろうかと思われる程の天候でしたが、参加者の半数は60歳以上… 年季の入ったゴルフ好きの強者の集まりらしく、そのような雰囲気は微塵もなく、雨の降りしきる中、元気よく颯爽とそれぞれスタートしていきました。

 

さて、この大会への参加は自身4回目で、過去3年間の歯学部の成績はと言えば、3位内の入賞を果たしているものの、これまで優勝の経験が全くなく、今年こそはと意気込んで臨んだ大会でしたが、優勝をさらったのは過去15回の最多優勝回数を誇る教育学部で、歯学部は健闘虚しくまたもや3位ということで今年の幕を下ろしました。

 

そんないつものゴルフでしたが、雨のせいなのかそれとも実力なのか… ぱっとしないスコアカードに目をやりながらの雨中のゴルフに元気を注入してくれたのは、時折入ってくる「KKTバンテリンレディスオープン」に出場中の“勝みなみ”ちゃんの健闘ぶりで、ほぼラウンドが終わったと同時に入ってきた優勝の二文字に顔もほころび、一日の疲れが癒される思いがしたのは自分だけではなかったことでしょう。

 

さて、50歳を越え自分の体力の限界というものを嫌という程思い知り、昨年の後半、見栄を捨てて買い替えたNewドライバーとNewアイアンで歩み出した自分の最近のゴルフはどうかというと…

今回を含めての2回連続雨中のゴルフで何かを掴んだような気がします。

 

 

きっと幸運の雨となることでしょう。

 

 

ライバルの皆様、束になってかかってきなさい。( ̄ー ̄)

 

 

 

 

 

 

 

20

お陰をもちまして、前田歯科クリニックも今週の月曜日に開院20年目を迎えることができました。数年前までは、“20年の節目には絶対的にこれだけは…”と意気込んでいたつもりでしたが、いざ迎えてみるとそれまでの気負いはどこへやら… それもこれも、家族やスタッフ、友人、患者さんの力をお借りしながら、歯車が大きく回り出したお陰なのかな?と思う次第です。

とにかく、ここまで続けて来れたことに感謝、感謝です。

 

 

『継続は力なり』 

小学校の6年生の時に、担任の先生より教えて頂いた言葉です。

 

まだ6年生に進級したばかりの頃です。朝、学校に行くといきなりプリントが配られました。算数のひっ算の小テストです。内容は、4桁×3桁(7837×285)のひっ算が20題か、もしくは4桁÷3桁(4673÷872)のひっ算(答えは小数点第二位まで計算し余りを求めよ)が20題… 

ご挨拶代わり?最初だけかな?の想いは見事に裏切られ、その日を境に来る日も来る日も続けられました。途中、嫌気がさして集団でカンニングする者も現れる始末で、その時もクラス全員が先生に往復ビンタをくらい、それでも続けられました。

 

さて、毎日僅か10分足らずのことを続けるとどうなるのか? おそらくクラス全員が少しずつ感じ取っていただろうと思います。残念なのは、その成長に気付いた時にはもう卒業だったということです。当然のことながら身に付いたのは計算力だけではありませんでした。その後の中学へ、そして今に至るまでの様々な出来事に派生しています。

 

 

年は取りたくない。

 

 

成長もしたい。

 

 

エゴかもしれませんが20年目に想うことです。

 

 

継続あるのみ… です(・_・。)

 

 

 

 

 

 

 

巣立ち

例年になく朝晩が冷え込みますね。春らしさを感じられるのはお昼の一時といったところでしょうか。さて、そのような中、昨日、一昨日とお子さんやお孫さんの入学式を心待ちにして迎えられた方も多いことかと思います。

実は私も昨日の午前中の診療をお休みにして、長女の高校の入学式に参加してきました。

 

朝方、長女が出掛けに見せてくれた高校の制服姿は、どういうわけか中学の時と似たり寄ったりで、足元の黒の革靴のローファーばかりに目がいってしまいましたが、それでもやはり、黒カバンを持ちリュックを背負ったその姿は街で見かける高校生の姿そのもので、少し複雑な思いにさせられました。

 

私自身、初めて中に入る学校でしたが、式の一時間前にもかかわらず、正門前は多くの人だかりで、娘も中学の時の同級生を見つけるやいなや駆け寄って、卒業以来の友人との再会に話しが弾んでいる様子でした。

 

娘の中学の入学式は在校生が出迎えてくれる賑やかなものでしたが、この高校では在校生はほとんど登校しておらず、おそらく自分の母校である鹿屋高校の2倍はあろうかと思われる体育館の中で、新入生と父兄と学校関係者による式が厳かに淡々と行われていきました。

ちょっと風変わりだったのは、式の中で歌われた校歌です。在校生の合唱部による混声の3部合唱だったと思います。娘も校歌の3部合唱は珍しいと言っていましたが、自分はそれ以前に、どの音が主旋律なのか分からずじまいで、それが高尚なものなのか?の判断は後々考えることにしたいと思います。

 

式の後は、各自の教室で最初のホームルームということで、父兄も案内されましたが、教室の中に入るのをためらっていた父兄に対して担任の先生が発された言葉、

「おそらく次にこの教室に入るのは卒業式の時になると思いますので、ご遠慮なくお入り下さい」が印象的でした。

確かに… 高校では父親参観なるものも無いだろうし、文化祭・体育祭も平日もしくは土曜日開催だということらしいので、この次この学校に足を踏み入れるのは何時のことになるのやら…

 

あっという間の3年間なのでしょう〜ね〜 

 

巣立ちの時は確実に近づいてきているようです。(┯_┯)

 

 

 

 

 

 

 

 

就任祝い

4月に入りました。

一昨日の日曜日、約2ヶ月半ぶりにゴルフをしてきました。当日の予報は雨のち晴れ、桜の開花と時を合わせるように暖かな日が続いていたので、半袖でもいいのかな?と思い、寒さ対策を考えずに臨んだのが間違いのもと… 天候は晴れるどころか、時折吹く強風の中、雨と霧、しかも低温の最悪のコンディションとなりました。 が、それでもやはり春でした。そこまでは冷たくない春雨の中、所々に佇む満開の桜に見とれながら、気の知れ合った仲間同士、ワイワイ語らいながらの楽しいゴルフで久しぶりの開放感に浸ることが出来ました。

 

それからの連日の朝夕の寒さのせいなのか、桜の散りも少し収まったような気がしますが… 今週末まで保って欲しいですね。(*^^*)

 

 

さて、身内の話しで誠に申し訳ありません。実は、鹿大歯学部の卒業生しかも同級生が、この度鹿児島大学歯学部 冠・ブリッジ科の教授に就任致しました。写真は先週の金曜日、鹿児島在住の同窓生が集まり、ささやかながら教授就任祝いの会を開いた時のものです。鹿大歯学部卒業生の母校への教授就任はこれで3人目になりますが、前二人が基礎系なのに対し、今回は初めての臨床系ということで何とも嬉しい限りです。最近の話題の「STAP細胞」の小保方さんの例からも分かるように、この世界の評価はその研究内容は当然のことながら、やはり決め手は論文の完成度らしく、裾野の広い臨床系での教授就任はなかなかハードルが高く、これまで何人もの卒業生がチャレンジしてきましたが、夢叶わぬままにその道を諦めた方も多いと聞いています。

 

さてさて、教授になった南弘之先生とは、大学を卒業してから実に30年ぶりの再会ということでしたが、教授という職に就きながらも、そのお人好しの温厚な性格は昔のままで、周りの同窓生も全く気を遣う様子もなく、就任祝いの会も終始賑やかで笑いの絶えない時間となりました。

 

教授に対して「おまえ」と呼ぶのも初めてのことで、何とも不思議な感じでしたが、お互いそういう年齢に近づいたということなのでしょう。

 

励みになりますね〜 

 

有り難いことです。(o^皿^)

 

 

 

 

 

2014年3月


52

 今朝の鹿児島市星ヶ峯周辺の桜は五部咲き。今週末あたりが花見のピークですね。

さて、私事で恐縮です。おかげさまで先週、無事52歳を迎えることができました。写真は病院のスタッフにもらったプレゼント、「たこ焼きゴルフボール」です。爪楊枝の替わりがゴルフティーという何とも凝った代物ですが、ゴルフをされる方は充分お分かり頂けると思います。このボールの色使い… ゴルフ場で“ 探すのに一苦労 ” (・・;)

 


ともあれ、今まで大病をすることなくここまで来ましたが、寄る年波には勝てません。中でも視力は日を追う毎に落ちる一方… 先日、とうとう3個目の老眼鏡を作りました。それぞれ、仕事及びパソコン用、講演会用(遠近両用)、読書及び物書き用と使い分けています。

最近、視力も“限りある資源”と思うようになりました。最後は枯渇すると考えています。歯科そのものが眼を酷使する仕事だけに、道具(眼鏡)を上手に使いこなしながら、見るべき時にはしっかりと。その必要性のない時は注視をせずに“そこそこ”で物を見るようにしています。

 

寝る時に専用のコンタクトレンズを付けて眠り、角膜を変形させて視力を回復させる「オサート治療」なるものが流行っているようです… 本当にありがたいことなのかな? と思うのは自分だけでしょうか。

 

 

       飴はなめるもの…
       飴はなめるもの…

さて、限りある資源といえば… 歯も大切な資源です。一見頑丈なように見えますが酷使をすれば必ずへたります。最近、当院で見かける歯のトラブルの主な原因は、この“酷使”です。

 

よく見られる勘違いです。

 

「よく噛んで食べる」「固い物を好んで食べる」は同じ意味ではありませ〜ん。

 

 

「味わいながら食べる」「固いものを食べないと気が済まない」では… 

 

 前者は「食事」、後者は「餌(えさ)」だと思いま〜す。

 

 

ご自分の歯の本数、歯の年齢に見合った食材の量と質、摂取の工夫をお勧めします。

 

 

 歯は道具ではありませ〜ん。限りある資源だと思いますよ〜 (o^-^o)

 

 

 

 

 

 

「 2014 アースデイかのや 」

「春雨じゃ濡れて参ろう」とは新国劇「月形半平太」で、主人公が傘を差し掛ける舞妓に言う有名な台詞。

春雨に濡れていくのも風情があるから濡れていこう… とは、昔の人は粋ですね。残念ながら今時の降雨は、ゲリラ豪雨、酸性雨、PM2.5等々、そうも言ってられない難しい時代となりました。とはいえ、一雨毎の温度感覚は確実に上昇傾向… 粋な台詞に見合った春雨も間近といったところでしょうか。

 

さて、鹿屋高校のOBバンド・ミッシェルも先日の日曜日、約4ヶ月ぶりにメンバー全員が揃い、今年初めての「あけおめ練習」を行いました。今回から新たに加わった練習曲3曲を含めてのやや緊張気味の練習でしたが、昨年の35年ぶりのバンド結成からはや一年… それとなく無難にこなすことができたのも、メンバー同士互いに誉め合い、互いに尻を叩き合いながらも少しずつ成長してきた証なのかもしれません… ね。

 

ということで、お知らせがあります。昨年、ミッシェルの再デビューの場となった「アースデイかのや」が、来月の4月27日(日)に鹿屋市霧島ヶ岡公園 芝生広場にて開催されます。

http://earthday-kanoya.jimdo.com/2014アースデイかのや-new/

 

今年もまたフリーマーケットやトークショー、ちびっ子ミニレースなど楽しい催し物盛りだくさんですが、その中のひとつ「青空コンサート」に、今年もミッシェルが出演します。あれから一年… あたふたする間もなく、あっという間に終わってしまった昨年とは一味も二味も違う演奏をきっとお聴かせできるのでは…? と思っております。しかも今年は、ライブを一層盛り上げてくれそうな福岡からの特別ゲストも参加予定ですので、こちらも楽しみにして下さいませ。

 

また当日は、『永遠の0』で一躍有名になった鹿屋航空基地の「2014エアーメモリアルinかのや」も開催されます。

http://www.air-memo.com/air.html

 

 

今年のGW前半のお休みは、是非とも鹿屋方面へおじゃったもんせ。♪(*^ ・^)ノ⌒☆

 

 

 

 

 

 

 

『 卒業 』

明日は長女の卒業式です。中学はあっという間と言いますが、本当にそうでした。高校に行きたくないな〜 このままがいいな〜 と言っていた娘の、長いようで短かった受験生活も先週でやっと終わり… 一区切り付いたのでしょう。残された時間を中学生活の思い出の整理にあてているようです。

そんな中、机の横に束ねられ、山積みにされた教科書、参考書、塾のテキストを見る度に、今時の中学生の大変さを感じるところですが、答えのない時代だけに、親としては見守るしかできないのかな? …というのが実感です。

 

さて、ここ2.3日、気分的に少し楽になったので、久しぶりに本棚から重松 清の「卒業」を引っ張り出して読んでみました。2004年に刊行され、「卒業」というタイトルで編まれた全四編の作品集です。

読むのは、5年ぶりぐらいだと思います。2回目なので、それほど感動もないだろう、と思っていましたが… 年のせいなのか、それとも単に涙もろくなったせいなのか、いつものように重松マジックで、「さあ、あなたはもう少しで泣けてくる〜 泣けてくる〜 いいですか〜 ワン ツゥー スリー !!」というような感じで落とされてしまいました。

家族であるが故に長年解けなかった「わだかまり=葛藤」、そこからの脱却「和解=卒業」、そして「出発=絆」という構図で書かれた四編だと思います。お薦めです。

 

 

さあ明日は、しっかりと目を見開いて式を見届けてきたいと思います。

 

 

 

無理かな… (・_・。)

 

 

 

 

 

 

 

「 今日よかった出来事 」

3月に入りました。卒業、退職、転勤、決算、etc … 何かと慌ただしく年度の節目を迎えられている方も多いことかと思われます。同じくして、新年度を新たな気持ちで心機一転… と、考えられている方も多いのではないでしょうか。そんな中、最近よく見かける4月から始まるダイアリー(手帳・日記)は、新社会人や新入学生にとって欠かせない必需品ですね。

 

 

さて、ダイアリーといえば、“ものぐさ” で “三日坊主” だった自分が、不思議なもので7年間使い続けている手帳があります。岡崎太郎考案の「モチベーションシート」というものです。出会いのきっかけは岡崎氏の著作『 3日坊主でも使いこなせる手帳術 』という本でした。

 この手帳の面白いところは、通常の手帳が主に今からすべきこと(スケジュール)の管理のために使われるのに対し、これが起こったことや行動したことの過去の記録管理に大半を割いてるところです。

つまり、「計画→行動」という順番の前に、難しいことは考えずにまず行動から始めてみては? …ということなのです。しかも、記録する内容はハーピーなことが中心で、不安や辛いことや、失敗したことなどはさっさと忘れて、次に向かう新しいアイデアや実現したい想いに繋がるように記録を残していこうというものです。

興味のある方は、シートの無料ダウンロード版がありますので宜しければ…    http://www.it1616.com/ms-download

 

 

さて、このシートの中でも特に気に入っているのが、「今日よかった出来事」を記録するところです。毎日最低ひとつ「よかった出来事」を記録します。どんなに嫌なことがあっても、悲しいことがあっても、毎日々「よかった出来事」を記録するようにします。最初は大変でした。本当に辛い時など思い出そうとしてもなかなか出てきません。 

で、そのうちにセンサーが磨かれてくると、今まで気付かなかった些細な「よかった出来事」にアンテナが向くようになります。そうなってくると… しめたものです。自分の周りに「よかった出来事」が溢れかえるようになります。またそうなると、嫌なことも忘れやすくなり、落ち込んでからのリカバリーも滅茶苦茶早くなってきます。

 

新しいことを憶えるのは難しいと思っていませんか? 過去の嫌な出来事を忘れるほうがもっと難しい… と気付かせてくれる手帳だと思います。(o^皿^)

 

 

 

 

 

 

2014年2月


欠伸(あくび)

 

2月に入ってからというもの、調子に今ひとつの感があります。やたら欠伸(あくび)が出ます。おまけに、一日中体がだるくて、とにかく眠くてしょうがない…  昼食後の仮眠はいつもと変わらず、夜もほぼ毎日爆睡状態なのに…  さて、どうしたものかと思い調べたところ、こんな情報見つけました。

 

 

「季節性感情障害」と呼ばれているものです。 最近、色々なところで「うつ病」に関する情報を目にしますが、これはその一つで、秋から冬の期間にのみ症状が出るので「冬期うつ」とも言われています。特徴は一般的なうつ病の症状(気分の落ち込みや疲れやすい)だけではなく、不眠や食欲不振とは全く反対の“過食”や“過眠”の症状も現れるところです。

 原因は日照時間の短さ。日照時間が短くなると光の刺激が減り、脳内の神経伝達物質であるセロトニンが減少。それが原因で、脳の活動が低下してしまうことと、目から入る光の量が減ることで、睡眠に深く関わるホルモンであるメラトニンの分泌タイミングがずれたり、分泌量が乱れ体内時計が狂うことにより起こるとされています。

 

 

予防・改善のための対策として、❶生活リズムを正す。 ❷日光に当たるように心がける。 ❸食生活に気をつける。セロトニンの材料となるトリプトファンを多く含む食材(肉、魚、大豆などのタンパク質)や、トリプトファンの吸収を助ける食材(炭水化物、バナナ、さつまいも、レバー)をバランスよく摂取する。❹適度な運動をする。などがあるようです。

 

さて、自分はどうかと言えば… 朝だけは、どういうわけか元気にウォーキング。食欲は可もなく不可もなくで体重に変化なし。休日は青空の下で爽快?ゴルフということで、どうやら… 違うかもです。

 

欠伸(あくび)といえば、大学時代、試合前によく出ていたのを思い出します。

これは、極度の緊張状態から…

 

もしかして、緊張状態?

 

さて、どうしたものか … ( ̄  ̄;)

 

 

 

 

ファイトぉ〜 いっぱぁ〜つ!

いつもの朝の日課です。5時半起床、朝のウォーキング、それからTOKYO FM系列(鹿児島ではミューFM)のラジオ番組『クロノス』を聞きながら、朝の支度に取り掛かり、新聞にざっと目を通し、そして朝食を摂ります。

番組のパーソナリティーは元Jリーガーの中西哲生とフリーアナウンサーの高橋万理恵です。慌ただしい朝の時間に配慮してなのか、番組ではニュース、スポーツ、音楽、健康、プロジェクト等に関する最新の情報が小気味よく時間配分され、例え聞き逃したとしても、ホームページhttp://www.tfm.co.jp/ch/index.phpでフォローしているのでストレスを感じることもありません。

なんだかんだで家を出るのが7時過ぎになるのですが、通勤途中の車の中でも『クロノス』を聞き続けます。そして、いつも7時10分過ぎに始まる「リポビタンD TREND EYES」のコーナーの前後に流れる“リポビタンD”のラジオCMが面白く、サラリーマン川柳風のオチに毎回のように笑わされています。

 

こんな感じです。

 

【同窓会】

A:ひさしぶりだな。

B:ひさしぶり。

A:おまえ、ちょっと太ったな。

B:おまえこそ、老けたな。いったいいくつになったんだよ。

A:コホン、これ、同窓会なんだけど。

 

M:ファイトー。いっぱぁーつ。

 

 

【エコ】

男A:かみさんが、最近レジ袋を断るようになってさ。

男B:へー、それは奥さん、エコだな。

男A:そのかわり、ブランド物のエコバッグを買わされたよ。

男B:それは、エゴですね。

 

M:ファイトー。いっぱぁーつ。

 

 

【不眠症】

医者:どうなさいました。


患者:最近、よく眠れないんです。

医者:どれ。
    

    無駄な会議がひとつ。
    

    無駄な会議がふたつ。
    

    無駄な会議がみっつ。
    

    無駄な会議が…


患者:なんだか眠くなってきました。


医者:でしょう。よく効くんですよ。これ。


 

M:ファイトー。いっぱぁーつ。

 

 

面白いと思っていたのは自分だけじゃないようで…

なんと、YouTubeにアップもあります。

http://www.youtube.com/watch?v=SepcBAggNHU

なんとなんと、2004年から記録しているサイトもあります。

http://liporadio.sakura.ne.jp/index.html

 

朝の7時過ぎに車の中でニヤケている人を見かけたら…(# ̄ー ̄#)

間違いなくこれだと思って下さい。。

 

 

 

 

音感 ♪

小学2年生の頃でした。明日は授業参観、観に来てくれた親達の前でハーモニカの演奏を発表する授業だったと思います。その当時、五線譜に泳ぐ“おたまじゃくし”を全く理解できていなかった自分は、前の晩の夜遅くまで、半べそかきながら母親の猛特訓を受けた記憶があります。高学年になると今度はオルガンの鍵盤授業です。これこそまさにチンプンカンプン? 音楽を聴くのは人一倍好きなほうでしたが、いざ楽器の演奏となると苦痛以外の何者でもなかったことをよく覚えています。

 

      ギターコード
      ギターコード

そもそも、幼少期にそのような教育を受けたこともなかったので、それ以上の音楽との関わりを半ば諦めかけていた時だったと思います。中学に入学し、初めてギターを手にします。そこで覚えたのが“おたまじゃくし”に代わるギターコードというものでした。音符が読めなくても音楽が出来る、楽器を奏でられる嬉しさを感じた瞬間でした。それからというもの、暇をみつけてはギターに触れ、休みともなれば現在のバンドメンバーの深水君とギターを持ち寄って「かぐや姫」や「吉田拓郎」の曲のコピーし演奏するといった感じで、音楽を表現できる楽しさに浸り切っていました。

 

とはいえ、そのうちに根本的なところで幼少期から音楽の表現に親しんできた友人とにギャップを感じるようになります。いわゆる(相対)音感と言われるものです。音感とは、音の高さ、強さ、長さ、質感(音色)などを聴き分ける感覚のことですが、その感覚が肝心なところで劣っていることに気がつくようになりました。まあそれでも、そのことに気付いた時の自分は打楽器担当でしたので、それほど障害にならなかった… というのが本音ですが、でもやはり、今でもコンプレックスの一つであることに間違いはありません。

 

        ピアノロール
        ピアノロール

さて、最近少しだけ夢中になっていることがあります。それは、DTM(デスクトップミュージック)もしくはコンピュータミュージックと呼ばれるものです。バンド練習でメンバーが事情により参加出来ない時の補充音源として使えないかな〜と思い、ちょっとした遊びで始めたのがきっかけです。左図のようなピアノロールという画面をパソコン上で確認しながら作業を進めていきます。

 

何よりも嬉しいのは苦手な“おたまじゃくし”が無くても音楽が作れることです。元になる曲を聴きながら一つ一つ音を拾ってパソコンに打ち込んでいきます。最初のうちは苦労しましたが、慣れてくると音感の冴えない自分でもどうにかなるもので、作業効率も次第にアップしていきました。

驚きは、打ち込みを始めるようになってから、種々のドラムの音色の聴き取りやすくなったことです。音感って面白いと思いました。再発見でした。(o^-^o)

 

 

 

『 祝婚歌 』

今日は立春、暦の上ではもう春です。それにしても先週末は驚きました。どちらかと言えば少々汗ばむくらいの陽気でしたが、一足お先の春の到来に、戸惑いを感じられた方も多かったのではないでしょうか。三寒四温とはもう昔のことなのかもしれません。柔軟に対応していくしかないようですね。

 

さて、昨日は節分。最近では“豆まき”よりも“恵方巻き”のほうが、世間を賑わしている観もあるようですが、一年の無病息災を願って、皆様それぞれにお祓いを済まされたことかと思います。

写真は前田家の節分… “福はうち”の家の中にまく豆の代わりのお菓子です。一通り豆まきが終わった後で、子供も親も一緒になって、一斉に拾って集めます。長女がまだ幼い頃は、行動が遅いだけに上二人の兄にほとんど拾われ、ひとり涙を流していましたが、さすがに最近ではそういうことも無くなり、昨日もガッツリため込んでお菓子を頬張っていたようです。

そして、今年は51個。大豆は嫌いなほうではありませんが、いくら厄除けとはいえ年齢の数だけ豆を食べることに抵抗を感じているのは自分だけでしょうか

 

さてさて、『祝婚歌』をご存知でしょうか。先週のNHKニュースウォッチ9で取り上げられていたのでご紹介します。『祝婚歌』とは詩人・吉野 弘(1926/1/16 〜 2014/1/15・享年87歳)が姪の結婚式に出席できないため、その代わりとして姪夫婦に書き送った詩で、後に彼の詩集に収録され公表されたものです。その後、この詩が話題になり、それから40年余り様々な結婚式の場面で、これから旅立つ二人への贈る言葉として紹介されているものだそうです。

 

 

『祝婚歌』 吉野 弘

二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派過ぎないほうがいい

立派過ぎるのは 長持ちしないことだと

気付いているほうがいい

 

完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

 

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに避難することがあっても

避難できる資格が自分にあったかどうか

あとで疑わしくなるほうがいい

 

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

 

立派でありたいとか

正しくありたいとかという

無理な緊張には色目を使わず

ゆったりとゆたかに

光を浴びているほうがいい

 

健康で風にふかれながら

生きているなつかしさに

ふと胸が熱くなる

そんな日があってもいい

 

そしてなぜ胸が熱くなるのか

黙っていても

二人にはわかるのであってほしい

 


さあ、世の男性方。

この詩を胸に、福の神となってお家に帰って行きましょう。(⌒-⌒)

 

 

 

 

2014年1月


感染

お隣の韓国では、毒性の強い高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8型)がカモに続きニワトリにも感染し、感染地域も南北に拡大しているとのこと、また中国では鳥から人に感染したH7N9型鳥インフルエンザの死者が23名に達したとのこと… 日本でも先々週あたりから、お弁当や給食など飲食物を介してのノロウイルスによる集団感染が報告される等々… これからの一ヶ月余りは、自分や家族、学校、職場のためにも、様々な“感染”に対して一人ひとりが気をつけたいものですね。

 

 

さて「帯状疱疹」という病気を耳にされた方も多いかと思います。帯状疱疹とは、身体の片側に起きる強い痛みと、痛みがある部分にできる帯状の赤み、ブツブツ、水ぶくれが特徴の病気で、子どもの頃にかかることの多い「水ぼうそう」のウイルスが原因で起こります。発症は幅広い年代でみられますが、患者さんの約70%は50歳以上の方で、80歳までに3人に1人はかかる病気といわれており、その患者数は15年前と比べて約4割も増えているとの報告があるようです。

 

この帯状疱疹の発症のメカニズムですが、新たにウイルスが感染するのではなく、子どもの頃の水ぼうそうの原因ウイルスが、その症状が落ち着いた後でも体内の神経節というところに長年潜み続け、過労や加齢、病気、ストレスなどで免疫力が低下するとまた活動をし始め、神経と皮膚を攻撃して症状を引き起こすとされています。

 

 

治療方法は発疹等の症状が出てから72時間以内に抗ウイルス薬を服用することが大切で、対処が遅れるとウイルスにより神経が傷つき、発疹が治っても神経痛としての痛みが長期間残りやすいとされています。そう思っていても、その症状が、「虫さされ」や「かぶれ」と間違いやすく、病院での受診が遅れるケースが目立つらしいので、その見極めとして、

①皮膚の症状が出る前に(チクチクやピリピリ)という感じがある。 

②皮膚の表面だけでなく奥のほうから痛みを感じる。

などの帯状疱疹の特徴を日頃から押さえておきたいものです。

 

さて、この帯状疱疹ですが、このウイルスに免疫力のない子どもを除いて、人から人への感染はないもの… と、思っていましたが、つい最近、成人の健常者間での感染を確認しました。前田歯科でもそのことを踏まえて、帯状疱疹の院内感染予防について考え直しました。

やはり “いたちごっこ” ですね。感染予防に終わりはないようです。。

 

 

 

 

野蛮

      田中正造
      田中正造

 

 先週の土曜日の夜9時より、NHK土曜ドラマ「足尾から来た女」の前編が放送されました。オリジナルの脚本は日本で最初の公害事件とされた足尾銅山鉱毒事件をもとに書かれたものです。

この事件、1980年(明治23年)、渡良瀬川で起きた大洪水で河川流域の稲が立ち枯れる現象が確認されたことに始まります。この時、被害をいち早く視察、その原因が上流にある足尾銅山から流れ出した鉱毒であることを当時の国会に告発し、その鉱毒反対運動のために自身の一生を捧げたのが政治家・田中正造(1913年・満71歳没)です。

 

 

     新田サチ と 田中正造
     新田サチ と 田中正造

 

ドラマ自体は、1906年(明治39年)発布の政府の政策により、足尾銅山の鉱毒を溜める貯水池として強制廃村を余儀なくされた栃木県谷中村の娘達が、田中正造の仲介で東京在住の社会運動家・福田英子のもとに家政婦として派遣された史実をもとにしたもので、谷中村に住む貧しい農家の娘・新田サチが見知らぬ東京の地で、様々な社会主義者や文豪と交わる中で成長していく姿を描いたものです。

 

 

ドラマの中、「東京の人は、谷中の事なんて誰も心配していないです。」というサチに対して正造は、「都をつくったのは町なんだ。町をつくったのは村なんだ。100軒の家も1軒の家から始まったんだ。その1軒を殺す都は己の首を絞めようなものだ。そんなことをする野蛮国は必ず滅びる!」と言い正します。

 

      サチ と 兄・信吉
      サチ と 兄・信吉

 

そして前編の終盤、強制執行で打ち壊される自分の家の前… その指揮をとる兄・信吉に向かって銅山の閉鎖を訴えるサチに対し兄は、鉄砲の弾を見せながら、「これで俺たちはロシアと戦ったんだ。こいつのおかげで俺たちは勝ったんだ!いいか?これは足尾銅山の銅で作られた弾だ。俺たちが目の敵にしている銅山で採れた銅なんだ。こいつに俺たちは助けられたんだ。」と言い諭します。

 

 

 

先日、2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の会長に就任する森元首相は、小泉元首相が訴えている「原発即時ゼロ」について次のように発言しました。「6年先の五輪のためにはもっと電気が必要だ。今から(原発)ゼロなら、五輪を返上するしかなくなる。世界に対して迷惑をかける」と…

 

さて… 皆さんはどのように思われますか?

 

1908年(明治41年)、政府は谷中村全域を河川地域に指定、1911年(明治44年)、旧谷中村村民の北海道常呂郡サロマベツ原野への移住が開始されました。

 

後編は今週の土曜日です。楽しみです。

 

 

 

 

 

「さとり世代」

     女子バレー優勝・九州文化学院
     女子バレー優勝・九州文化学院
      サッカー優勝・富山第一
      サッカー優勝・富山第一

 

昨日、一昨日の連休はテレビから目が離せなかったですね〜 特に、春の高校バレー女子と高校サッカーの決勝戦は見応えがありました。女子バレーは長崎の九州文化学院が東九州龍谷(大分)に試合開始から2セット連取されながらの粘りの逆転勝ち。サッカーは富山第一(富山)と星陵(石川)の北陸勢同士の戦いでしたが、試合終盤まで2点リードされた富山第一が終了間際に1点差に詰め寄り、アディショナルタイム残り一分でPKで追いつき、続く延長戦を制してこれもまた粘りの逆転勝ちを収めました。

この2試合、偶然にしてはあまりにも出来過ぎ… しかも、熱くなっているのはTVを観戦している親父達ばかりで、戦っている当の本人達は熱くなるどころか、自分たちのやるべきことを合理的に冷静に淡々とこなしている様に感じられたのは、自分だけだったでしょうか。これも、過程よりも結果を重視して動くと言われている「さとり世代」の気質なのかな〜 と思う次第でした。

 

 

 

さて、一昨日の日曜日は自分にとってのゴルフ打ち初め。鹿大歯学部同窓会の理事会のOB仲間との初ラウンドでした。この日は、菜の花マラソンも行われるということで、天候を気にされていた方も多かったと思われましたが、心配されていた雨はほとんど降らず、冬らしい曇天の最高のスポーツ日和となりました。

さあ、今年の打ち初め。「さとり世代」と違って、この日の成績が今年の運を左右しかねない… と、すぐ縁起を担ぎだしたがる困った親父世代達の初ラウンドは、皆さん山あり谷ありの新春に相応しい笑いの絶えないゴルフとなりました。

さてさて、今年も相変わらずのゴルフとなりそうです。「さとり世代」を見習って、高望みせず、ほどほどのスコアを目指せば親父達にも本当の悟りが訪れるかもしれません… ね。 ヽ(*^^*)ノ

 

 

 

一里塚

 

今日から仕事初めの方も多いことかと思われます。また新たな一年が動き始めました。前田歯科も先週の土曜日には全員が元気で出勤し、気持ちも新たにスタート致しました。本年も歯科的サポーターとして、皆様のお口の健康の維持のために努めさせて頂く所存でございます。宜しくお願い致します。

 

『門松は冥土への一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし』

 

新しい年は喜びに満ちた年でありながら、貴重な時間を過ごしてしまい、確実に一歩冥土へ近づいていることを指した句です。構造医学の吉田先生に頂きました。年を重ねる毎にその時間の大切さを身にしみて感じる今日この頃です。時間に繰り越しはありません。一分一秒を大事にしていきたいと思います。(*^-^)