先週の土日、くまもと県民交流館パレア・パレアホールで行われている「構造医学セミナー」に約1年4ヶ月ぶりに参加してきました。
いや〜久しぶりの熊本市内は暑かったです。( ̄_ ̄ i) これが盆地特有の暑さというものなのか… 昼間は熱風地獄でした。 それでも、久しぶりにお会いした吉田勧持先生は相変わらずお元気のようで、心無しか髪の毛が少し増えたように感じたのは気のせいかな?… ( ̄▽ ̄)
写真は以前このブログでも紹介しましたが、このセミナーに10年来一緒に通い続けている大学の同級生の檀上君です。セミナーが終わった初日の夜はいつものように、いつもの焼き鳥屋さんで、最近の近況から始まって大学時代の昔話や色んな話しに花が咲きます。
何を隠そう彼は、自分にトイレ掃除や「鹿児島倫理法人会」への入会を勧めてくれた張本人でもあります。
為になる、面白い本もたくさん紹介してくれました。
昨年映画化、暮れに初上映され、今年のGWまでロングランヒットとなった『永遠の0』もその中の一冊です。
実はこの映画、原作とのギャップを恐れるあまり映画館への足が遠のき、観る機会を逃してしまった自分でしたが、なんと彼は映画館に5回も通ったらしく、しかもその度に号泣… (〒_〒)
おまけに先週23日に発売になった映画の初回生産限定版DVDも早くから予約し、つい先日、家で奥さんと一緒にDVDを観てまた号泣だったらしい… です。
ということで、すっかり触発された自分は、セミナーの帰りに熊本市内にあるTSUTAYAで『永遠の0』初回生産限定版DVDを衝動買いしてしまいました。ちなみにそこは定価販売で6,480円(税込み)。
帰ってからアマゾンで調べてみたところ4,795円(税込み)でした。とほほ…
ゆっくりと観れるのはお盆休みの頃になるかな? 家族揃って号泣したいと思います。
さて、『永遠の0』といえば、主人公の宮部久蔵が最期に飛び立った飛行場として、海軍航空隊鹿屋基地を心に刻まれた方も多いかと思います。そして、今年の夏の鹿児島県高校野球大会、その鹿屋の高校生がやってくれました。
我が母校「鹿屋高校」は2度に渡る逆転劇を演出し見事ベスト4に進出。準決勝途中まで1点リードとしながら、強豪・神村学園に最後は力負けしましたが、明らかに見て取れる体格差も何のその、強豪校の威圧感に全く物怖じしない“超新人類”の戦いぶりは実に堂々としていて、“あっぱれ”としか言いようがなかったです。
そして、その神村学園を決勝戦の延長で制し、大隅勢として初めて夏の甲子園出場を決めた「鹿屋中央高校」も“あっぱれ”でした。生前、野球部の部長を務めていた父が、“今年のピッチャーはいいぞ〜”と言いつつも、鴨池球場を後に、何度も肩を落として帰ってくるのを見ているだけに喜びもひとしおです。
大隅勢として、まずは一勝してもらいたい!
その戦いぶりを一緒に見届けたいと思います。 \(^▽^)/
暑くなりました。ウォーキングが終わってからの汗がなかなか引きませ〜ん。頭っから水を浴びて、朝っぱらからエアコン全開、アイスコーヒーがぶ飲みで頑張ってます。v( ̄ー ̄)v
それにしても鹿児島市内、この時期にしては珍しく桜島の“どか灰”がお目見えしていないのが不気味です。なので、そうなる前に… ということで、先週末の“海の日”連休を利用して、ここぞとばかりに自宅のデッキ塗装を頑張ってみました。真夏の日射しを背中に受けながら、デッキに汗をポタポタ落としながらの仕事でしたが、さずがに二度塗りまでの体力はなかったものの、一仕事終えた後のビールは最高でした。
さて、連休中にフィナーレを迎えたもう一つのビッグイベントといえば、『The Open』(第143回 全英オープンゴルフ)だったですよね。今年はPGAツアーで初優勝した松山選手の戦いぶりや、直前の日本国内ツアーで2年ぶりに優勝した石川遼選手も繰り上げ参加するということで、何かと話題満載の様相を呈していましたが… いや〜 マキロイは強かったですね〜 ドライバーをブンブン!! しかも初日から首位を守り続けての完全制覇は圧巻でした。そのマキロイが今回の勝因について、戦いを終えた優勝会見で語っています。
以下引用。
「ロングショットでは、良い決断をして、良いスイングをするという“プロセス(過程)”に集中した。もしスイングに関してチェックしているポイントがあったなら、結果を気にせずそのポイントに集中する。基本的に、結果がどうなるかは考えていなかった。それから、“スポット”というのはパッティングに関して。グリーンでは、狙う“スポット”を決めて、毎回その上を球が通るようにした。カップに入れようとは考えなくて、もしそれがカップに入れば良いことだし、入らなかったとしても、また次のホールで同じことをする。“プロセス”と“スポット”。その2つを今週ずっと自分自身に言い聞かせていた」
「プロセス」と「スポット」 さすが、上手いこと言いますよね〜
「集中」と「完了」
これができれば、ゴルフは多分、そう難しくない… のかな?
7月も半ばを過ぎました。九州南部地方、どうやら梅雨明けした模様です。
今週末は鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ(祇園祭)」も行われます。祭りに、ビールに、焼き鳥に、かき氷… 年甲斐も無く気分の高揚する季節がやってきました。体調管理気をつけたいものです。(*^¬^*)
さて、前回の続きで、分かっているようで実際のところあまり分かっていない腰について少々…
腰の大きな役目のひとつです。頭や背骨を含んだ上体の荷重を受け止め、その力を左右の足に分散させています。しかも、上図のような理想な位置関係では、お互いの力のベクトルが120°という角度をなしているので、力関係は3方向に等しく分散されます(3人で綱引きをしている場面を想像してみて下さい)。とりもなおさずこれが、人間がほとんどバランスを崩すことなく片足立ちができる理由でもあり、二足歩行ができる所以となっています。
「廊下に立っていなさい!」 小学生の頃かな? 身に覚えありませんか?
動かないでじっと立っていることは結構苦痛だったですよね。プラプラ動いていればなんでもないはずなのに…
これと同じようなことだと思って下さい。
上図の皿?(たらい?)… 手元がその重さを感知しながら微妙に動いていたほうが安定していますよね。 このことを、「動的に安定している」と言います。
さて、さっきの皿まわしを人間に見立て、皿=頭、棒=背骨、手元=腰と考えるとするならば…
では、手元である腰に、背骨を含む上体の荷重を感知して微妙に動く機能があるものなのか?
もともと腰(骨盤)は、上図のように仙骨と左右の腸骨がガッチリと固まって動かないものと考えられていましたが、実はそうではなく、左右の腸骨と仙骨とに挟まれた部分には、上体の荷重を受けながら絶妙に動く仙腸関節(紫色の部分)があることが分かってきました。
左右の足に力を分散させながら、微妙な動きの中で上体の荷重のバランスを絶妙にコントロールして安定させる。これが、もうひとつの腰の役目です。
人間は動いている方が安定する。
動くことは人間の宿命のようです (・・;)
9日の夕方です。今現在の鹿児島地方はどちらかといえば小康状態… 夜間から明日の朝にかけてピークとなりそうです。久しぶりの台風直撃ということで明日の診療はお休みとしました。
子供の頃はと言えば、台風が来ると学校も休みになる、しかも、しょっちゅうやって来るので慣れっこになっていたのか台風に対してさほどの恐怖感もなく、非常食のカップ麺やお菓子をしこたま買い込んで、停電になった時のロウソクの灯りを何となく楽しみにしていた覚えがありますが、今では家と病院のまわりの掃除や後始末に大わらわ… できることなら来ないで欲しいと願うばかりです。
写真は先週末、自宅の2階ベランダから写したシマトネリコの花です。毎年6月あたりから、集まってきたミツバチのブ〜ンブ〜ンという音と一緒に、いい香りを漂わせてくれますが… それも見納めのようです。
さて、前回の続きでもう一つ本をご紹介します。これも10年以上も前に出版された本になります。『腰痛は〈怒り〉である〜痛みと心の不思議な関係〜』は、ニューヨーク大学のサーノ博士が唱えたTMS理論を分かりやすく解説した本です。
前半部では、一生のうちに誰でも一回は必ず体験するといわれる腰痛の原因、運動不足や老化、背骨のズレ、骨粗しょう症、骨盤のひずみ、不良姿勢、二本足で立つ人類の宿命、etc. と、それぞれの原因に特化した治療法について、種々のデータや論文をもとに検証を試みそのあり方に異論を唱えています。
そして後半部では、腰痛に限らず近年増加している肩こりや首や背中の痛み、様々な部位の関節痛など筋骨格系の痛みを伴う症状をTMS(Tension Myositis Syndrome:緊張性筋炎症候群)としてひとつの症候群としてまとめ、それらの直接的原因を心理的緊張による自律神経の乱れから起こる血流不足と酸素欠乏とし、身体への直接的な治療を止め、
グループミーティングなど心理面へのアプローチを行うことでTMSの症状が改善されたと報告しています。
「読むだけで腰痛が治る!」
「読む薬」として話題になった本です。(^^)bGood!
7月になりました。
どうやら今年はエルニーニョじゃないようですね。
夏本番は間近のようです…
先週末の梅雨の晴れ間の日曜日、ここぞとばかりに、気になっていた伸び放題の自宅の庭の草取りをやりました。暑くならないうちにと朝方6時の決行でしたが、今の時期はすでにヤブ蚊の最盛期… ブンブンと飛び回る蚊と格闘しながら、時々蚊に血を吸われながらの2時間余りの仕事でした。
久しぶりに慣れない姿勢を続けたせいなのか、終わった時にはさすがにぐったりで、シャワーを浴びた後はしばし爆睡… (´0`)
で、そのせいなのか週始めから腰に重たい感じがあります。明らかに腰痛の予兆… 悪化しないように日頃の動作に気をつけたいと思います。
作家の夏樹静子は自身54歳(1993年)の時に、“腰掛けられない、座れない”という突然の腰痛に見舞われます。『腰痛放浪記 椅子がこわい』はそんな彼女が、時には横向きに寝ながら、ボール紙に貼りつけた原稿用紙に書き綴った3年間に及ぶ闘病記です。
あらすじは…
発症初期の段階で整形外科医に“運動不足による筋肉劣化”と診断された彼女は足繁くプールに通い始めます。しかしながら、筋肉がついたにも関わらず痛みはなかなかとれない… 彼女の治療遍歴の始まりでした。鍼灸療法、野菜スープ、温熱療法、手かざし療法、気功、カイロプラクティック、尾てい骨治療、霊の供養etc. 周りの知人友人に勧められるままに、ありとあらゆる治療法に手を出していきますが、状態は悪化の道をたどるのみ… あっという間に2年余りが過ぎてしまいます。
転機はある診療内科医(平木)との出会いで訪れます。平木に初見でつけられた診断名は「心因性疼痛障害(心身症)」。 激痛と心の問題との関係性を全く理解出来ない彼女でしたが、平木とFAXでのやりとりをするうちに約2ヶ月間の入院生活を決意することとなります。
そして入院観察の後、彼女に選択された治療法は〈12日間に及ぶ断食療法〉でした。外部との接触の禁止、テレビ、ラジオ、新聞、読書、電話も禁止。鎮痛剤、催眠導入剤等の薬物も一切禁止の闘病生活と、壮絶な痛みを許容できる心の治療の始まりでした。
最初の頃は平木を罵り、怒りを発散させる彼女でしたが、平木との会話中に訪れる痛みのない穏やかな時間を少しずつ認知するようになります。そして治療は終盤、彼女の中の大部分を占める夏樹静子という偉大な作家にお葬式を出すという核心の部分に近づいていきます…
自分のことは自分が一番良く知っている。
う〜ん それが一番危ないのかも… (-_-)
幸せかみしめるために
前田歯科クリニック
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