今年もあと僅かとなりました。
そして私事で恐縮ですが、今年は色々なことがありました。
心が折れそうになりかけたこともしばしば、
感動のあまり涙が溢れ出て止まらなかったことも、
轟音と共に激しく打ち付ける風雨に震えたことも、
全開の窓から入り込む風に清々しさを憶えたことも…
『人間万事塞翁が馬』
まさに誰かに、自分の心の有り様を試されているかのような、良いこと、そうでないことが大きなうねりを持って交互に押し寄せて来た、そんな一年でした。
なので、逞しくなりました。
来年もまた、自分の課題を淡々とこなすのみ。
ドーンと来い!です。
ということで今年も、とりとめのない“よもやまブログ”にお付き合い下さいましてありがとうございました。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
年内の診療は28日まで、年明けて4日から新年の診療開始となります。
皆様のご健康とご多幸を祈年しまして、今年の締めに致します。
感謝、感謝 。 o(*^▽^*)o
写真は、つい先日我が家に届いた鹿児島の焼酎「一どん(いっどん)」です。独特な形の瓶の由来は、漁師が船の上で酒盛りしても簡単に倒れないように、ということらしいです。製造元は鹿児島県南さつま市・笠沙町にある「㈱杜氏の里笠沙」。
シラス台地でもよく育つ救荒作物として知られる“さつまいも”を原料とした鹿児島の焼酎は、昔は自家醸造が盛んでしたが、日清戦争(明治27年)以降の日本経済が苦しくなった頃から、国が自家醸造を禁止し、徴税を目的とした焼酎の売買を奨励したために、共同醸造への時代と移っていくことになります。
しかしながらその頃の焼酎造りは、清酒を造る際に使われる黄麹(きこうじ)を使用していたために、高音多湿の南九州の気候条件下ではその温度管理が難しく、もろみを腐らせてしまうことも多く品質が一定化していませんでした。
そこで、鹿児島よりも暑い土地である沖縄で盛んに造られていた「泡盛」の黒麹による焼酎造りの技術を習得するために、明治30年頃、笠沙の「黒瀬」という集落から数人が琉球に渡ります。
やがて黒瀬地区は、焼酎造りの杜氏(とうじ)が集まる「杜氏の里」と呼ばれるようになりますが、そこで本格焼酎造りの技を体で覚えた杜氏たちは「黒瀬杜氏」と呼ばれ、季節になると九州一円の酒造場に出かけ、焼酎醸造の一切を任されるようになり現在の焼酎造りの基盤を作ったとされています。
「一どん」は、その焼酎造りの技を黒瀬集落に最初に伝えた黒瀬杜氏の「片平一(かたひらはじめ)」に敬意を込めて命名したものらしく、管理の難しいとされる黄麹を使用しているせいか、口当たりが良くまろやかな風味は女性にも好評の焼酎です。
限定生産のため購入方法は、往復ハガキによる月一回だけの応募に限られ、しかも月毎の抽選です。
一昨年、友人からもらった「一どん」があまりにも美味しかったので、それから毎月ハガキを出し続けて1年とちょっと… 今年は無理かな? と諦めかけていたところに、いい時期にいいタイミングで当選ハガキが届きました。(*^-^)
少し早いですが、今年の良い締めになりそうです。。
写真は家の裏庭の紅葉(モミジ)です。暖冬のせいなのか、今年は12月に入ってやっと色づきました。しかも、例年であれば色づきを楽しむ間もなく2.3日でドサッと落ちる葉っぱが、今年はなかなか落ちません。何かいい感じで秋の名残を楽しんでいます。
さて、先々週の事でした。家内がスーツケースのキャスター(車輪)が壊れたと言うので見てみると、4つあるキャスターの1つのゴムの部分が劣化してボロボロになっていました。修理に出すと本体よりも高くつきそうなので、もしかしてと思いネットで検索してみると… やはりあるんですね〜DIYで修理するサイトや、YouTubeの動画まで。w(゚o゚)w
修理に必要な材料は、ハンズマンなどのDIYホームセンターで手軽に手に入るということなので、先週の土曜日の午後を利用して早速チャレンジしてみました。
使った材料は、
① ゴム車輪(直径40㎜)… 1個
② ステンレス製六角ボルト(M6×50㎜)… 1本
③ ステンレス製ワッシャー … 2個
④ ステンレス製六画ナット … 2個
材料費は合計200円ぐらいで、これに古い車軸を切断するための金属用の薄いノコギリが200〜300円ぐらいなので、総額500円弱で済んでしまいました。
写真は取り付けが終ったところ。奥側の純正のキャスターに比べて見栄えがちょっと… ですが、スーツケースの動きそのものに関しては全く問題ありません。
大変だったのは古い車軸の切断で、男手で約10〜15分ぐらいかかります。そしておそらく迷うのは純正のキャスターと同径のゴム車輪が売ってないこと… 今回も純正のキャスターの直径が45㎜であるのに対し、ゴム車輪は径が10㎜刻みでしか作られていないので、止むなく40㎜で対応しましたが、思ったよりも安定感はGood! なので、もし迷った時は少し小さめでもOKだと思います。
しかし、便利な世の中になりました。修理にリサイクル、物が売れないのも分かるような気がします。(。・・。)
12月に入りました。暖かい空気に包まれた暖冬の影響なのかもしれませんが、ここのところ、ちょこちょこ雨の降る鹿児島市内です。晴れた日との寒暖差が大きいだけに体調管理に気をつけたいものです。
さて、今年も何かと話題の多かったゴルフ界、国内ゴルフツアーの賞金ランキングは男女共に韓国勢がトップを独占、しかも女子は1位から5位までを外国勢が占めるという少し残念な結果となりましたが、それでもまだまだ女子は面白い。(^^)
それに比べて男子は… という感じで何とか頑張ってもらいたいのですが、やはり“持っている”と言われたこの人、石川遼が日本に帰ってくるとトーナメントのリーダーボード(順位表)が毎日気になって仕方がないですね〜
先週の「カシオワールドオープン」は優勝争いの末惜しくも2位となりましたが、速報で結果を知っていても、久しぶりにワクワクしながら楽しめた男子のトーナメントだったような気がします。今週行われる最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」も楽しみにしたいと思います。
さてさて、同じく気になる選手がもう一人。レギュラーツアーとは別のシニアツアーに参加中の田村尚之(たむら なおゆき)は1964年広島県生まれの現在52歳。アマチュア時代に、あの“プロよりも強いアマ”と評された中部銀次郎の記録を越える日本アマ23年連続出場(最高2位)、中国アマ優勝5回、広島県アマ優勝13回などなど、他を圧倒する恐るべき戦績を残し、50歳なったのを機に普通の会社員から一転プロに転向した異色のゴルファーです。
写真でお分かり頂けるように一見独特のアドレスで、しかもスイングもかなり変則的なので果たしてプロで通用するかな? と思っていたところ、シニアツアー参戦2年目の昨年の賞金ランキングは16位、そして今年は何と堂々の4位ということで、歴戦の強者が揃う中これまた素晴らしい戦績を残しつつあるようです。
そんな彼が今年の春に出した本「がんばらないから上手くなった(ゴルフダイジェスト社)」から…
「練習は週に1回。それも何十発か打っておしまい。」
「アマチュアのゴルフは気持ちよくが基本。だから、寒い1月から3月はゴルフもしないし、クラブも握らない。」
「本番前に練習なんかして曲がったら嫌だから、普段のラウンドではスタートの10分前に到着、そのままティショット。」
過去の戦歴からはおそらく想像すらできない、屈強のアスリート像とは全く真逆の田村尚之の姿がそこにあります。月イチゴルファー必見の一冊です。。
幸せかみしめるために
前田歯科クリニック
鹿児島市田上5-34-60 1F
099-275-0730