2015年2月


「脳疲労」

早いものです。今年になってもう2ヶ月が過ぎようとしています。でも、まだ2月ですね。鹿児島市内の今朝の冷え込みは、最近の寒さの緩みですっかり忘れていたものを思い出させてくれました。まだまだ油断は禁物のようです。



さて、自分のことで全く恐縮ですが、最近非常に困っていることがあります。

 

それは、“お腹が異常にすく”ことです。食べて1時間近くも経つと、気分が悪くなるくらいにお腹がすきます。

 

バレンタインでもらった義理チョコ、日頃食べつけないチョコレートを最近つまんでいるせいなのか? とも思いましたが、その時無性に欲しいと思うのは、チョコでもない、トンカツや焼き肉のような“こってり”のタンパク・油物系でもない、ご飯類や麺類のいわゆる炭水化物系、つまりブドウ糖です。

 

暦の上では春でも、まだまだ寒いので基礎代謝量がそれほど大きく変わるはずもなく、おまけに日頃の運動量が特別に増えたわけでもないので、果たして体のどこが欲しているのか…? 自分のことながら理解に苦しむ毎日です。

 

 

   藤野武彦氏と夢の物質「プラズマローゲン」
   藤野武彦氏と夢の物質「プラズマローゲン」

さてさて、今月の2月8日の夕方のTBSテレビ「夢の扉+」で放送された、九州大学名誉教授の藤野武彦先生のお話しは非常に興味深いものでした。

 

藤野先生は、現在のストレス社会の中で正常な機能を果たせなくなった脳の状態のことを「脳疲労」という言葉で表現され、現代病とされる肥満や糖尿病、うつ病や認知症などは、その「脳疲労」によって引き起こされるという仮説を以前から唱えられている先生です。

 

先般、10年後の65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になるとの推計が厚生労働省から発表されましたが、番組の中ではその認知症の治療、つまり「脳疲労」を改善する「プラズマローゲン」という物質の研究に長年勤しまれ、難しいとされたその大量精製に成功し、その臨床試験で認知症患者の約半数に顕著な改善例を見出した研究成果が報告されています。

 

また藤野先生はご自身のホームページの中で、1日1回は食べたい物、好きな物を満足するまでたっぷり食べる「1日1快食」が、疲れた脳を癒し病気を改善する方向へ導き、最終的にはダイエットにも繋がっていく、と説明されています。

 

 

毎日、好きな物を好きなだけ食べる… 

 

 

物は溢れて、できそうだけど、なかなかできない… (_ _。)・・・

 

 

これこそ現代社会の盲点でしょうか?

 

 

藤野武彦先生HP:http://www.boocs.jp/index.html

 

 

 

 

 

 

懐かしのPaiste

 

写真は、自分が高校1年の時に購入したドラムセットの中の一部、スイスのシンバルメーカーPaiste(パイステ)社のシンバルです。

 

先週末の暖かな日曜日、自宅の外の物置の奥から5年ぶりに引っぱり出したところ、鎌倉の大仏様のように、見るも無惨な青緑色のサビだらけだったので、金属磨き剤の“ピカール”で必死にサビを落として、何とか“それ”らしくなったところです。

 

 

 

実は、ドラムセットの中で残っているのはこのシンバル3枚と、スタンド類が僅かばかり… ドラム本体は5年前の実家の物置小屋の火事で跡形もなくなってしまいました。なぜシンバルだけがここにあるのか? 実家から自宅に移した理由を未だに思い出せませんが、“何かがそうさせた”ということなのでしょう。

 

左側の小さな2枚は上下で合わせて使うハイハットシンバルと呼ばれるもので、開いたり閉じたりしながら、主にビートを刻むために使うものです。右の大きな一枚はライドシンバルと言い、これもビートを刻む時に使います。

どちらもパイステ社で最も人気の高い、今なお世界中で愛されている「Paiste2002」シリーズで、国産の“鍋ぶた”シンバルとは比較にならない桁違いの透き通った音を出してくれるので、その当時、国産の何倍もする価格でしたが、他はどうでもこれだけは譲れないということで、父親に頭を下げて頼み込んだことを思い出します。

 

 

 

その「Paiste2002」に果たして出番は? ということで、鹿屋高校OBバンド“ミッシェル”の今年一発目のライブが、今週末の22日の日曜日、鹿屋名物お馴染みの“焚き火ライブ”になりました。

 

会場はいつもの川沿いの、屋外の、冬場は凍えそうな水辺ステージ…(|||_|||) 

 

ではなく、暖か〜いライブハウスということでメンバー全員一安心といったところです。ヽ(^◇^*)/

 

 

今回新たにチューリップのcover曲3曲が加わり、レパートリーも17曲となりました。忘れないよう練習するのもちょっと大変。さて一体どこまで行くのやら… このメンバーにギブアップはなさそうです。。



月刊 焚き火ライブ in かのや/face book 

https://ja-jp.facebook.com/pages/月刊-焚き火ライブinかのや/201204850008991

 

口は万病のもと

鹿児島地方、昨日の祝日の午後は久しぶりの暖かな日射しでした。先週末からの寒さからすれば、さしずめ“三寒一温”といったところでしょうか。少しずつ春に向かっているようです。もうひと頑張りです。


        講演会の一コマ
        講演会の一コマ

さて、先週末の日曜日、鹿児島県歯科医師会館にて、鶴見大学歯学部の花田信弘先生をお招きして「微生物と健康の関係」についての講演会が行われました。

 

皆さんは、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、関節リウマチなどの生活習慣病の原因のひとつに、お口の中の微生物が関係していることをご存知でしょうか?

 

正確には、微生物の中でも歯周病の原因菌とされるグラム陰性菌の菌体の外壁を構成しているLPS(リポ多糖体=内毒素)といわれるもので、それらは菌体と共にヒトの血管の中を遊走し、血管の存在するあらゆる臓器に達し炎症を引き起こし、生活習慣病の引き金、そしてその重症化にも影響を及ぼしています。

 

本来無菌であるはずの血液中に、これらの細菌が認められる状態を「菌血症」と呼びますが、生活習慣病を患ったヒトの動脈血中の細菌と、口の中の細菌が同種であることが近年確認されるようになり、これらの関係性が分かってきました。

 

では、歯周病にかかっていなければ、生活習慣病にはならないのでしょうか?

 

実は、最近の実験研究で、歯周病に全く罹患していなくても、3週間歯磨きをしなければ、先ほどの「菌血症」になることも分かってきました。

 

 バイオフィルムの成熟(Growth)と細菌の拡散(Dispersal)
 バイオフィルムの成熟(Growth)と細菌の拡散(Dispersal)

これは、3週間歯磨きをしなければ、右図のようにグラム陰性菌のすみかであるバイオフィルム(歯垢=プラーク)が形成され、成熟(Growth)し、その中から細菌が拡散(Dispersal)することを意味しています。

 

自分では一生懸命歯磨きしていると思っていても、その個人の習慣性により、どこかに磨き残しが3週間以上存在すれば、いとも簡単に「菌血症」になる可能性がある訳です。

 

 

恐いですね〜 

 

 

恐ろしいですね〜 

 

 

 

歯科医院での定期的なチェックと、プロ(歯科衛生士)による定期的なお掃除(PMTC)をお勧めします。=^-^=

 

 

 

 

 

 

 

“ おじゃったもんせ〜 Kanoya ”

原油価格の下落に驚きです。写真は、週末になるといつもごった返している自宅近くのガソリンスタンドの看板、レギュラーガソリン1ℓあたりの税込み価格です。昨年の夏頃には最高156円だったものが、先週末にはなんと117円になりました。

 

世界不況や中国経済の失速による原油の需要の落ち込みが下落の原因の一つとされていますが、最大の原因は、2010年頃からアメリカで本格化した“シェールオイル”の生産量らしく、この10年足らずで10倍にも膨れ上がったそれにより、原油の世界的な需要と供給のバランスが崩れてしまった… ということらしいです。

 

ともあれ、この原油の下落が日本経済復活の追い風となることは確かなようで、けれども、この機に乗じて有無を言わさずの消費税アップ!は間違いないようで、安倍さんのシナリオは既に出来上がっているみたいですね〜 (-_-)

 


 

さて、ガソリンも安くなったので、先週末、昨年の12月21日にめでたく鹿児島市から鹿屋市まで完全に繋がった高速道路を利用して実家に帰って来ました。今回新たに開通した区間は、東九州自動車道17.7km(曽於弥五郎IC〜鹿屋串良JCT)と大隅縦貫道6.1km(鹿屋市串良町〜同市笠之原町)を合わせての23.8kmの無料通行区間です。

 


 

国土交通省の発表では、今回の開通により、鹿児島市〜鹿屋市間の所要時間が1時間55分から1時間41分へ、約14分の短縮となっていますが、鹿児島市星ヶ峯の自宅から鹿屋の実家まで自分が実際に計ったところでは、所要時間は昼間で約1時間10分、これまでより約25分の短縮という結果となりました。

 

あとは、フェリーの旅客・車両の運賃、高速道路の料金、自動車の走行距離と燃費、ガソリン代等の合計の経費の面を考えた時に、フェリー利用と高速道路利用、どっちが得か?を計算してみたところ、現在のこのガソリンの価格では明らかに高速道路利用に軍配が上がるようです。

 

もし、ガソリン価格が以前のように高騰したとしても経費面ではトントン。それより何より、高速道路の所要時間の約1時間チョイは大きな魅力です。

 

 

同級生も鹿屋市役所の観光振興課で頑張ってます。

 

 

近くなった鹿屋へ “ おじゃったもんせ〜 ” (^o^)/