先週末で53に突入しました。
20年前は「地下鉄サリン事件」
10年前はマグニチュード7.0の「福岡県西方沖地震」
ちょうど10年前のその日は病院のスタッフの結婚式で、披露宴の途中サプライズで43才になったお祝いしてもらったのは嬉しかったけれど、当日の地震による交通規制で、福岡から列席予定の多くの方が式に間に合わなかったあの時の状況が、つい昨日のことのように思い出されます。
そういうこともあり、変な意味で節目の年だったので、今日一日何もなければ… と、祈りと願いをこめて過ごした今年のバースデイでした。
写真左は、病院のスタッフからのプレゼント、日本酒の「ぐい飲み」です。
鹿児島の伝統工芸品で、知る人ぞ知る「薩摩錫器(さつますずき)」と言います。
その歴史は古く、島津家十九代当主・島津光久の時代の1656年、現在の鹿児島市谷山の奥に錫山が発掘されたことが始まりのようで、当時の日本列島の錫鉱山としては鹿児島の錫山鉱山と兵庫県の明延鉱山しかなく、当時の薩摩藩に多大な利益をもたらしたとされています。
人体に害がない上に、融点が低く加工しやすい錫器は、元禄時代以降の町人文化の中で高級感のある飲食器や工芸品として親しまれ、明治以降では庶民の生活用品としても利用されるようになり、鹿児島ではどこの家にも何種類かの錫器があるまで普及したと説明書に記されています。
が、果たしてそうでしたかね〜? 記憶が曖昧で…
自分としては、この年にしてにして初めて見、手にしましたけれど… ;;;;(;・・)
まあとにかく、今年のさくら前線は今月の21日、鹿児島の開花からスタートしたようです。
鹿児島地方の満開は今月末の31日。
花見て一杯… (* ̄0 ̄*)
薩摩錫器で乾杯!といきます。。
今日の朝は暖かでした。今年になって初めて長袖のTシャツ一枚で歩くことができました。
でも、季節が変われば風向きも変わるということで、ここのところの鹿児島市内、どうやら灰まじりの雨のようです。雲に隠れて見えませんが、爆発的噴火ではないけれど、おそらくボコボコやっているのでしょう。o(´д`)o
話しは変わって“キンカン”と言えば…
今が旬、風邪をひいた時など喉に優しく美味しい“キンカンの甘露煮”の果物の金柑(キンカン)。
「キンカン塗って また塗って〜♪」の、蚊に刺された時に田舎の祖母がよく塗ってくれた、㈱金柑堂の薬のキンカン。
そして、ニワトリが鶏卵として生む前の卵黄の呼び名で、まだ白身にも殻にも覆われていない、精肉店のショーケースの一番下あたりでよく見かける、果物の金柑に似たあれもキンカンと言うらしいです。
実は、先週の金曜日、鹿児島KYT読売TVで放送された「かごピタ 宮下純一の行ってみっが!」の中で、近所の“とりさし専門”のお店「味喜屋(みきや)」さんが紹介されました。
そこで話題になっていたのが、鳥刺しを卵黄のキンカンに付けるのその食べ方で、TVを見ていた家内とそれを聞いた子どもたちのリクエストもあって、次の日、仕事帰りに鳥刺しとキンカンを買って帰ることとなりました。
キンカンそのものを生で口に入れるのが初めてで、最初は少し抵抗がありましたが、実際に食べた感じは…
あっさりとした新鮮な鳥刺しの味を引き立たせる濃厚な味わいと、卵の黄身よりも粘度があって鳥刺しに絡み付くその感じが絶妙で、どちらかと言えば烏骨鶏(うこっけい)の黄身に近いような、癖になる味とはまさしくこのこと… と思った次第でした。
それにしても、この食べ方もっと早く知っておきたかったですね〜 ( ´△`)
さて、「味喜屋」の大将(店主)は前田歯科の開業当初からの患者さんで来月も来院される予定。
他にも門外不出の秘伝の食べ方がないか… 探ってみたいと思います。( ̄∇ ̄)
“寒の戻り”と呼ぶには少々気が早いのかもしれないけれど、このところ冷えますね〜 ε-(ーдー)
一昨日のお昼頃でした。 “なごり雪?”
3月には珍しい、風に煽られてひらりひらりと舞う雪を診療室の窓から見ることができました。
「なごり雪」と言えば、イルカのカバーバージョンが大ヒット。作詞作曲は“かぐや姫”の“正やん”こと伊勢正三。
原曲は1974年に発売された“かぐや姫”のアルバム『3階建の詩』に収録され、同収録曲には「22才の別れ」「赤ちょうちん」「うちのお父さん」etc.と聞けば、懐かしさに目を細められた方も多いことでしょう。
実は、この“なごり雪”という言葉、現在では気象用語として普通に使われていますが、元々は気象用語でも何でもなく、“正やん”が自分で考えた造語らしく、40年近く経った最近になってやっと気象協会も使うようになったらしいです。
「なごり雪」の曲のイメージと言えば別れや卒業ですよね。
卒業といえば、今日は鹿児島県の公立中学校の卒業式でした。
先週は公立の高校の卒業式で、高一の長女は卒業式の後、卒業する部活の先輩達と昼間はカラオケ、そして夜はピザ、パスタ、ケーキetc. 食べ放題のお店でお別れ食事会… 父親の自分の時は、卒業式のあと教室にもどって授業だったと話すと、呆れた顔をされました。
さて、私事で恐縮ですが、会計から始まり監事まで8年間続いた鹿児島大学歯学部同窓会の役職を、役員の新旧交代のため昨日の同窓会の理事会で無事卒業、ようやくお役御免となりました。写真は理事会の後の懇親会での風景。
思い出といえば、同窓会の仕事にかこつけて、理事会終了後、仲間と毎回の如く繰り出した天文館。( ̄∇ ̄)
来月からその楽しみもなくなって、名残惜しいところもあるけれど、そこはそれ、空いた時間を利用して何かを始めるチャンス!!
結構ワクワクしてます。(≧ω≦)b OK!!
3月に入りました。写真は、桃の節句に家内が作る “桜餅” です。
色づきの浅い、淡い薄紅色(さくら色)が特徴で、これを見ると春も間近… 顔も自然にほころんで、ほのぼのとした気分にさせてくれる一品です。
さて、ブログのタイトル名?? と思われた方が多いかもしれません。
『無限軌道』とは、今から40年前の1975年に発売されたチューリップ通算5枚目のアルバムのタイトル名で、“チューリップのお勧めのアルバムは?” と聞かれたならば、迷わず “自分はこれ!” と言いきれる、当時レコードがすり切れるほど何十回も繰り返し聴いた懐かしの一枚です。
名曲「サボテンの花」や、歌手のあべ静江さんに提供した「私は小鳥」などが収められており、オリコン誌最高位4位まで上り詰めたこともある “知る人ぞ知る名盤” でもあります。
“君の人生を見つめてごらん 君はやりたいことをやっているかな… ”
アルバム一曲目で、問いかけるように始まる『無限軌道』は、ジャケット(右上写真)の雰囲気からもお分かり頂けるように、別離、失恋、疑念、嫉妬、失意、死、etc リーダーの財津さんが伝えたい鬱屈とした人生観、社会観がアルバムの全編にわたってちりばめられています。
でも最終的には…
それでも素敵な人生ゲーム。“人生って色々あるけどね〜 でもね、それでいいんだよ。”と、肯定的に語りかけてくる、繊細で時には軽快なメロディーラインは、当時思春期真っ只中の自分をどれほど癒してくれたことか… いや〜本当にお世話になった一枚でした。
さてさて、その『無限軌道』の中の一曲を、先月の焚き火ライブで演奏する機会に恵まれました。
当日は、天候不順のため会場がいつもの鹿屋リナシティ水辺ステージではなく、ライブハウス「BUZZ STYLE」。
ライブハウスらしく、機材も音響もライトやスモークなどの演出効果もバッチリ。ただ、当日の出演者の多くが弾き語りだったために、会場はさながらボーカルコンテストということで、ミッシェルのボーカルはやや緊張気味だったかな (・・;)
今回、久々のYouTubeへのアップとなります。曲目はアルバムの3曲目「愛のかたみ」です。
聴き所は、曲の終盤のリードギター。
終った愛に区切りを付け、再出発を誓う男の決意。
ドラマのエンディングみたいな、例えば… 冬の荒ぶる海、遠く水平線のかなたをみつめる男の後ろ姿をご想像頂けたらいいかな (ё_ё)
幸せかみしめるために
前田歯科クリニック
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