2018年9月


AMR(薬剤耐性)

今年の8月、抗生物質がほとんど効かない多剤耐性菌により8人が死亡したという発表が、母校の鹿児島大学病院でありました。

 

この報道をご覧になって、あれ? それでおしまい? 人的な責任問題はどこに行ったの? と、思われた方も多かったのではないでしょうか。

 

大学病院としてはあらゆる手を尽くしたが防げなかった、ある意味、諦めともとれる発表でしたが、その背景にはAMR(薬剤耐性)の問題が根強くあります。

 

 

感染症という病気の治療に大きく貢献してきた薬剤(抗生物質)ですが、その歴史は、薬の効かなくなった耐性菌に対してまた薬の開発を行うという、いたちごっこの歴史でもありました。

 

その後、耐性菌による死亡者数は年々増加を続け、このまま何も対策を講じなければ2050年にはその数は1,000万人に達し、現在1位のがんによる死亡者数を越えるというレポートも2015年に発表されました。

 

 

それを受けて、世界レベルで、薬剤(抗生物質)の乱用が見直されてきているのが現在の状況です。

 

歯科では、感染を伴わない抜歯に関しては原則、抗生物質の予防投与は行わない。感染を伴うような疾患でも、抗生物質の選択、使用量についてなど、新たなるガイドラインも設けられました。

 

 

慣れ親しんだ薬の魔力から解放されるにためには、まずは術者も患者も正しい知識が必要です。

 

 

AMR(薬剤耐性)についてのホームページです。参考になさって下さい。 http://amr.ncgm.go.jp/general/

 

 

 

 

 

 

祝・初優勝

鹿児島市内は朝から雨。

 

朝の通勤時はどしゃぶりでした。

 

雨、風、気温、噴火、地震…

巷は、そういった情報に溢れています。

 

備えあれば憂いなし。

 

確かにそうなんだけど、何故か窮屈さが先行する今日この頃です。

 

 

 

さて、鹿屋出身の女子プロゴルファー・香妻琴乃がやってくれました。

 

2011年のプロテスト合格後、2014年にはたびたび優勝争いを演じるなど、人気、実力ともに将来を期待された彼女でしたが、時折見せていた好不調の波が災いしたのか、ここ2年間はシードをはずれ、もう表舞台に立つことはないのかな〜 と、思っていた矢先のことでした。

 

今年に入って、女子のトーナメントの上位にたびたび顔を出してはいましたが、最終日、もしくはその前日にスコアを崩すことが多く、優勝するには何かが足りないよな〜 と感じていました。

 

優勝したその日も、飛び抜けての優勝スコアではないだけに、必ず他の有力選手に追いつかれるだろうと思っていたところ、その有力選手がことごとく自滅していく姿を目の当たりにして、こんなこともあるんだな〜 と、久々にゴルフの神様を見たような気がします。

 

 

全てにおいて、彼女にとって特別な日であったことは間違いないでしょう。

 

 

最近、表情が厳しくなったと思っていたので、また琴乃スマイルを見せてくれる日が楽しみです。。

 

 

 

 

 

 

『神はからい』

最近、どういうわけだか、まだ暗いうちから目がさめるので(おそらく午前4時頃…)、昨日は布団を飛び出して、久々の朝のウォーキングにトライしてみました。

 

このところ、夕飯までの空いた時間に歩くことが多くなったので、朝早くは約1年ぶりでしたが、最近の朝の気温の低さも手伝って、いや〜気持ちよかったです。

 

あんまり気持ちがいいので、もったいなくて普段の倍歩いてしまいました。

 

ということで、今朝も… と思っていたところ、今日は完全に寝過ごしてしまう始末。。

 

あ〜そうか。思えば最近暑さを理由に歩いていなかったので、早起きの原因はそこにあったかもしれないと、改めて納得した次第でした。

 

 

 

 

話は変わって、先日、斎藤一人さんの本を読みました。とは言っても、著者はお弟子さんの〝みっちゃん先生〝ですが。

 

斎藤一人さんとの出会いは、6年前に友人に勧められて聞いた「上気元の魔法」のCDにあります。

 

それ以来、随分と助けられたCDの中の斎藤一人さんの考え方ですが、なぜだか著書に接する機会はありませんでした。

 

CDの中にある言葉があまりにも本質をついていたし、それ以外の情報を入れたくなかったというのが本音かもしれません。

 

 

 

そんなわけなので、『神はからい』は何か縁がある本でした。

 

自分の感じていたことを一つでも、その本の中に見つけることができると嬉しいものです。

 

そんな機会を与えてくれた本でした。

 

 

 

 

 

 

ひこうき雲

9月に入りました。

 

風が涼しく感じる今朝の鹿児島市内です。

 

そんな感じなので、いつもであれば目を背けたくなるような青い空にふと目が移り、収めたのが写真の“ひこうき雲”。

 

毎日同じ時間を飛んでいると思うので、同じひこうき雲が目に入っているはずですが、今日は特別でした。

 

思わずカメラを手にした一枚でした。

 

 

 

「ひこうき雲」といえば荒井由実の初期の作品。

 

2013年のジブリの『風立ちぬ』の主題歌にもなりました。

 

当時、隣の席で見ていた家内に気づかれまいと、溢れ出る涙をそのままにして見ていたことを思い出します。

 

 

 

最近ではNHKの「西郷どん」で、なぜだか同じように涙腺が弱くなります。

 

なので、専ら見るのは土曜お昼時の再放送。

 

 

もちろん一人で。

 

ここはそういう場面じゃないだろう。と、思っていても、感極まって何故だかいつも目頭を熱くさせられます。

 

 

 

自分だけかもしれません。

 

 

鹿児島の地がそうさせているのかもしれません。。