夏場の連日ゴルフから今日で4日目になりますが、なかなか大変です。仕事場でも暇があれば体を横にするといった調子で、無理を承知で望んだゴルフですが、これからはもっと気をつけようと思っています。驚いているのは、おそらく一番長引くだろうと思っていた肘の痛みがほとんど無くなっているということです。最近取り組んできた“四つん這い”姿勢のおかげなのか、それとも朝、昼、晩と絶えず肘を冷やしているせいなのか、とにかくまたひとつ、構造医学の恩恵に授かったなという感じです。構造医学ではこの“冷やす”ことを『生理的局所冷却療法』と呼び、病変組織を改善の方向へ向かわせる療法として重要視しています。やり方は、一度水にさらした氷をビニール袋などに入れて、患部に20〜30分あてるだけです。水にさらした氷は零度以下になることはなく、凍傷などを引き起こすことがないので安全です。氷で冷却することにより、患部の病変熱を奪い、循環と物質代謝を抑制して、過剰な免疫反応をおさえながら、一方で病変の進行も抑止します。
この“冷やす”、例えばスポーツの世界では“アイシング”として、また医療では脳が障害を受けた際の“脳低温療法”としてもおなじみです。