昨年から続いている左右のゴルフ肘の痛みは、
❶ 練習やラウンドの後に肘を冷却する。
❷ 練習と練習の間隔を少なくとも3日間はあける。
❸ 四つん這い姿勢で肩と肘の関節の潤滑を促す。
などで、だいぶ楽になってきました。あとは、スイングによる腕の引き抜きに抵抗できる筋力をつけて、痛みをもっと減らしていこうと思っています。
右図は『アナトミートレイン』という医学書からのものです。この本では、ヒトの筋肉は、ある一定の動き(姿勢も含む)に対して、それに関与する筋肉群が筋膜というものを介して “列車のように繋がっている” と紹介しています。この図はその中の“らせん線”と称されるもので、ヒトの体の回旋(ねじる)に関与している筋肉群です。
左図は、スイング中の腕の引き抜きに抵抗して、腕を体に引きつけるように外旋(外側に回転)させる動きに関与する筋肉群です。
ゴルフをされる方で、この図をみて“おや?”と思われる方も多いかと思います。ゴルフの左手グリップの要といわれる小指球筋が群の中に含まれています。
ゴルフ肘対策の筋肉強化のために、この筋肉群の中で特に大事なのでは?と個人的に思っているのがインナーマッスルといわれている棘下(きょくか)筋です。
トレーニング方法はこちらhttp://www.cudan.ws/kinyo/kata/rotator-cuff2.htmlを参考にして下さい。昨年から続けていますが、肘の痛みが心無しか少なくなってきている感じがします。それにも増して嬉しいのは、ドライバーの飛距離が増してきていることです。お試しあれ。。。