昨日の日曜日の夕方から夜にかけて、鹿児島市民文化ホールで行われたチューリップのライブ『 TULIP “THE LIVE” 40th memorial tour 』を高校の頃のバンドのメンバーと一緒に見に行ってきました。チューリップのライブ自体が実に33年ぶりで、半ば興味津々の自分でしたが、まず最初に驚いたのは受付け前で開場を待つファンの年齢層です。どうみても自分と同じ年代か60代、ひょっとすると70代もいるのでは?という人々が大半を占めており、まさにチューリップ結成40年という時間の流れを大いに感じさせるものがありました。開場は午後5時、開演が5時30分、そして終焉は8時過ぎで、ちょうどライブの真ん中あたりで15分間の休憩が入ります。これらの時間の割り振りも、きっとファンの年齢を気遣ってのことなんでしょうね〜。
さて、本題のライブは、オープニングの『夏色のおもいで』に続いて全曲フルコーラスでの演奏が続きます。途中、財津さんの “すべらないMC” と安部さんのそうでない…もありのライブで、いい意味で、昔と少しも変わってないな〜。そして、最後はみんな総立ちで『魔法の黄色い靴』の大合唱!!33年前にタイムスリップしたみたいで、いい年して、叫び出してしまいそうなくらい懐かしく楽しいひと時でした。
懐かしいといえば、故郷の博多の思いを曲にしたという『博多っ子純情』の姫野さんのあの超個性的な癒しの声に、大学を卒業して鹿児島を離れ、初めて勤め出した頃の自分が思い出されて、ちょっと“うるうる”きてしまいました。もうひとつ、生ギターコーナーの中で財津さんが歌った『僕のお嫁さん』(歌詞:http://www.kashizo.com/data/017ti/001_tulip/014.html)でしょうか?そういえば昔は、お嫁さんを守るんだ!と思っていたよな〜って。で、今では… 娘も次第に大きくなり、病院でも… 自分では守っているつもりが逆に守られているの〜?と思える今日この頃です。