皆さんは、子供たちのカードゲームで使われる“レアカード”なるものをご存知でしょうか?『ポケモン』や『遊戯王』の…といえば思い出される方もいらっしゃるかもしれませんね。“レア”とは、それらの中で希少価値の高いカードのことを指します。これに絡めて、リクルートを経て東京都杉並区の中学校の校長を務めたこともある藤原和博氏(1955年生)が、「Business Media 誠」のインタビューで、面白い視点から話されています。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1303/13/news003.html
藤原氏は、現在の日本人の時給は800円から8万円の幅があるとして、この格差は仕事の「大変さ」や「社会的貢献度」などで決められているのではなく、その仕事の希少性、つまり“レアであるかどうか”が基盤になっているとしています。では、“レア”になるためにはどうしたらいいのか?…の回答として、明石家さんまのように10万人に1人の存在になるには、“お笑い”というひとつの領域だけで勝負するのは難しいけれど、自分の得意分野を混ぜて新しいカテゴリー(領域)をつくってしまえば“レア”性は向上し勝負できるとしています。例えば、「カリスマ美容師」になるのはちょっと大変だけど、人を笑わせるのが得意な「お笑い美容師」だったら「100人に1人×100人に1人=1万人に1人」という具合にハードルを低くすることができるわけです。要するに自分だけの土俵をつくることが大事なんですね。
私事で恐縮ですが、昨日、何とか無事に51歳を迎えることができました。人生あと○○年?… “レア”になるためには?… 時間との戦いです。。