京都散策

10月になりました。今月は昼間に行われる歯科関係の会合に出席のため、診療時間に変更があります。ご迷惑をおかけします。宜しくお願い致します。

 

       古都の玄関口“京都駅”
       古都の玄関口“京都駅”

さて、先日の日曜日は自分の所属する国際顎頭蓋機能学会(ICCMO)の学会が京都でありました。元々年に一回、東京と福岡で交互に行われていたものですが、2015年に京都で行われる国際学会の準備を兼ねてということで今年は京都での開催となりました。前日の役員会に出席するため土曜日を休診にして鹿児島を朝方出発。新幹線で4時間あまり、お昼過ぎに京都に到着。京都を訪れたのは、大学時代に大阪で行われたラグビーの試合の帰りに寄ったのが最後だったので、実に30年ぶりの京都… 会議と翌日の学会の合間を縫って、この時とばかりに初秋の古都・京都を家内と散策してきました。

 

 

到着後、駅近くのホテルにチェックインし、最初に訪れたのは東寺(とうじ)でした。時間も限られていたので、駅に最も近いスポットとして選んだ東寺でしたが、東西に500m近くもある京都駅の大きさを計算に入れていなかったせいか、思ったよりも距離があり、日中の気温がまだ30度近くある京都路を汗をかきかき歩いた次第です。写真は東寺で最初に出迎えてくれた亀です。気のせいか何となく雰囲気がありませんか?… 

国宝の五重塔、金堂はさすがでした。金堂に安置された薬師如来像と両脇の菩薩侍像の前では、腰掛けて眺めているだけで心が休まりました。時間が許せば、ずっとその場に居たかったというのが本音です。

 

 

     京の台所“錦市場”
     京の台所“錦市場”

東寺を後にして向かったところは、四条通り近くにある錦市場(にしきいちば)です。観光名所にしては“かなり”目立たない所にあるので、見つけるのに苦労をしました。入り口から東西約400mにも及ぶアーケードの中では、魚や京野菜などの生鮮食材や、乾物、漬け物などの加工食品を扱う老舗・専門店が所狭しと軒を連ね、見るだけでも楽しく、そしてお土産として持ち帰るより、今ここで口にしたいと思う食材ばかりが並び、昔から「京の台所」と言われる所以を感じることができます。

 

 

 

写真は金平糖の老舗「緑寿庵清水」です。長女のお土産に頼まれたので、次の日、学会をちょっとだけ抜け出して買いに走りました。京都駅からバスで30分あまり、京都大学の近くにあります。何で金平糖?と思っていましたが、お店に入ってビックリ。抹茶、コーヒー、カボチャ、ゆず、ミルク、レモン…等々、ありとあらゆる味の金平糖が並んでいます。たかが金平糖と思うなかれです…

 

 

さて今回ですが、家内の持っているiPhoneの機能に感動しました。地図がなくても行きたい所へささっと誘導してくれるナビや、バスや電車の運行時間や、移動に要する時間をリアルタイムで教えてくれる機能等々… 効率的に情報が得られて無駄な時間がなくなるので、短い時間でも余裕を持ってブラブラ(散策)することが出来ました。

 

そろそろ自分もガラケーとおさらばかな?…(;・・)ゞ