熟成牛

 

昨日の鹿児島地方は、もう梅雨入りしたのかな?と思わせる程の雨でした。まだ早い… お天気の神様にもう少し頑張ってもらわねば… と思う今日この頃です。

 

さて、大学の友人が長年勤めた鹿児島大学病院を退職し、開業医として独立することとなったので、労いの意味を込めての食事会を、週初めの月曜日に話題のお店『Gyudo!』http://gyudo.comで行いました。

このお店、鹿児島で初めて熟成牛をメインにした焼き肉屋さんで、肉の中心の温度を人肌程度で抑えて焼く “コールドステーキ”や、今まで耳にしたことのないようなバラエティに富んだお肉の盛り合わせ等々、味はもちろんのこと見た目も楽しめるので、週末ではなかなか予約の取れない人気店となっています。

 

      お勧めの“コールドステーキ”
      お勧めの“コールドステーキ”
     一風変わった肉の盛り合わせ
     一風変わった肉の盛り合わせ

 

牛肉の熟成(エイジング)方法にはドライエイジングとウェットエイジングの2種類があるらしく、このお店ではドライエイジング、温度0〜4℃、湿度80%を保った熟成庫内で約50日間寝かせるという方法をとっているようです。

 

 

さて、肉を寝かせるとどうなるのか? 時間とともに、肉の中にある酵素によりタンパク質が分解され、旨み成分であるアミノ酸に変化して美味しくなるのだそうで、もともとは日本の霜降り肉よりも脂身の少ないさっぱり系の赤みの肉を好む欧米で考え出されたものらしいです。

このお店では国産の「北さつま牛」を使用し、「第6の味覚」といわれる「脂味」と、エイジングで得られる味覚「旨み」のブレンドに試行錯誤を重ね、この美味しさにたどり着いたということで、“ちょっと脂っこいのは苦手”と言われるお肉嫌いの方にもお勧めしたい一品です。(⌒¬⌒*)