早いものです。今年になってもう2ヶ月が過ぎようとしています。でも、まだ2月ですね。鹿児島市内の今朝の冷え込みは、最近の寒さの緩みですっかり忘れていたものを思い出させてくれました。まだまだ油断は禁物のようです。
さて、自分のことで全く恐縮ですが、最近非常に困っていることがあります。
それは、“お腹が異常にすく”ことです。食べて1時間近くも経つと、気分が悪くなるくらいにお腹がすきます。
バレンタインでもらった義理チョコ、日頃食べつけないチョコレートを最近つまんでいるせいなのか? とも思いましたが、その時無性に欲しいと思うのは、チョコでもない、トンカツや焼き肉のような“こってり”のタンパク・油物系でもない、ご飯類や麺類のいわゆる炭水化物系、つまりブドウ糖です。
暦の上では春でも、まだまだ寒いので基礎代謝量がそれほど大きく変わるはずもなく、おまけに日頃の運動量が特別に増えたわけでもないので、果たして体のどこが欲しているのか…? 自分のことながら理解に苦しむ毎日です。
さてさて、今月の2月8日の夕方のTBSテレビ「夢の扉+」で放送された、九州大学名誉教授の藤野武彦先生のお話しは非常に興味深いものでした。
藤野先生は、現在のストレス社会の中で正常な機能を果たせなくなった脳の状態のことを「脳疲労」という言葉で表現され、現代病とされる肥満や糖尿病、うつ病や認知症などは、その「脳疲労」によって引き起こされるという仮説を以前から唱えられている先生です。
先般、10年後の65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になるとの推計が厚生労働省から発表されましたが、番組の中ではその認知症の治療、つまり「脳疲労」を改善する「プラズマローゲン」という物質の研究に長年勤しまれ、難しいとされたその大量精製に成功し、その臨床試験で認知症患者の約半数に顕著な改善例を見出した研究成果が報告されています。
また藤野先生はご自身のホームページの中で、1日1回は食べたい物、好きな物を満足するまでたっぷり食べる「1日1快食」が、疲れた脳を癒し病気を改善する方向へ導き、最終的にはダイエットにも繋がっていく、と説明されています。
毎日、好きな物を好きなだけ食べる…
物は溢れて、できそうだけど、なかなかできない… (_ _。)・・・
これこそ現代社会の盲点でしょうか?
藤野武彦先生HP:http://www.boocs.jp/index.html