台風一過、久しぶりに清々しい爽やかな5月の風を感じています。
写真は次男が母の日に作ったカレーです。昨年、初挑戦で好評だったので、“なら今年も!”ということらしいです。
一見何処にでもあるカレーのようですが、ジャガイモはなし、タマネギは形が無くなるまでとことん炒め、お肉は国産高級黒毛和牛をふんだんに使ったこだわりのレシピのようで、味は抜群に良いのだけれど… ただ材料費の出所が母親の財布からなので、嬉しいのやらどうなのやら…
母親としてはちょっとばかり複雑な心境〜 (;・・)ゞ だったみたいです。
さて、私の母の日はどうかというと、ちょうどその日に鹿屋の実家近くの大隅CCで高校の同級生とのゴルフがあったので、ハウステンボスのお土産のカステラを持って、ゴルフ帰りにちょっと寄ってきました。
ゴルフが終わり実家に着いたのが午後4時前、「夕飯は何時にするね〜」と母親が尋ねるので、
「6時くらいかな〜?」と答えて、TVを観ながら少し横になっていると、「できたよ〜」と台所から母親の呼ぶ声が…
唖然として時計に目をやると、まだ4時半。。
“嘘やろ〜”と、思いながらも、“まあ、いつものことか…”と自分を納得させて、いつものように母と二人での食事となりました。
リリー・フランキーのベストセラー『東京タワー』の「オカン」ではないけれど、まだ自分が実家にいる頃は、やたらと家に人を招いて豪快に料理を振る舞うことが大好きな母親でしたが、5年前に父が亡くなってからは、次第にその意欲も先細りとなり、今では自分と二人分の食事を作るのが精一杯のようです。
それでも昔の記憶がそうさせるのか、たまに実家に帰った時のその料理は、マグロの刺身に、鰻の蒲焼に、海老フライにステーキに、etc. カロリー計算、栄養バランス度外視のあれもこれものオンパレード… (-_-)
食べる側のお腹の好き具合とかは関係無し、とにかく早く、たくさんの料理を食べさせたい一心のこんな母親なのですが、同級生にこの話しをすると、どうやらこれは贅沢な悩みのようで、料理作りは認知症の予防にもなると言うけれど、それが出来なくなるとやはり… みたいです。
いつまでも元気で何でも食べられる丈夫な胃腸を保てるよう日々精進したいと思います。。