ゴーヤーマラカス

今朝の鹿児島市内は少し冷え込みました。昨日あたりからキンモクセイの香りがほのかに漂い始めています。秋ですね〜 =*^-^*=

 

さて先週の土曜日は、沖縄県の那覇市で行われた九州各県歯科医師会の全体会に出席のため、土日を利用して約24年ぶりに沖縄を訪れました。鹿児島空港から沖縄までの飛行時間は約1時間15分。

那覇空港に降り立ったのがちょうどお昼前頃でしたが、いや〜暑かったですね〜、隣県でありながらこんなにも違うものかな〜?と、改めてその距離感を感じた次第でした。

 

 

写真は、全体会終了後の懇親会の席で出された沖縄料理です。ミミガー、ジーマーミ、テビチ、中身汁 …と、隣の席の沖縄の先生に料理名と使われている食材を教わりながらの会食でしたが、豚肉は頭のテッペンから足の先まで残すところ無く、そして周りを海で囲まれているのでワカメや昆布などの海藻類がふんだんに使われている割には、何故か?魚料理があまり見られないのが不思議でしたが、質素でありながら栄養価の高そうな料理は、さすが暑い沖縄ならではと感じました。

 

 

余興の琉球舞踊を楽しみながらの懇親会の後は、こちらも久しぶり、那覇市内の公立病院に勤める大学時代のラグビー部の後輩と落ち合い、お互いの近況と昔話に花が咲いた那覇の夜となりました。

 

 

 

さて次の日は、公務から解放され全くのフリー。後輩に案内されて時間の許す限りの沖縄観光となりました。

 

その中の一つ、写真は初めて訪れた「ひめゆりの塔(写真右下側)」と、慰霊碑です。慰霊碑の前には、ひめゆり学徒隊を含む多くの方が亡くなった沖縄陸軍病院第三外科壕(洞窟)が実在します。隣接する併設の「平和祈年資料館」には、国内で唯一住民を巻き込み地上戦となった沖縄戦の中で、彼女たちが辿ったそれぞれの道が克明に記録として残されています。

 

同じ年頃の子をもつ親としてなのかもしれませんが、志半ばにして命を絶たれた彼女たちの無念さを思うと胸が締め付けられ、その前でしばらく動けなかったことを憶えています。今度は観光ではなく慰霊のために、また是非訪れたいと思いました。

 

 

 

「ひめゆりの塔」を後にして、時間が許せば「辺野古」まで足を伸ばしてみようかなと思いましたが、時間的に無理そうだったので、ならばということで「普天間基地」へ向かうことになりました。

 

途中荷物を預けるために那覇空港に寄り、そこから北に向けて車を走らすと、国道58号線沿いの左手に白塗りのフェンスが延々と続く米軍基地が見えてきます。

 

 

 

その途中で国道を右折して数百メートル進んだ住宅街の中でした。「その林の向こうが普天間基地ですよ」と後輩が言うので、ちょっとびっくりして車を停めて周りを見てみると、やや小高い丘の上に基地があるらしく実際にその中の様子を確かめることはできませんでしたが、その周りを囲むように人家がひしめいていることだけは確認できました。世界一危険な基地と呼ばれる所以がよ〜くわかりました。

 

写真はその普天間基地の案内看板です。基地の入口近くで写真を一枚と思いましたが、近くを米軍兵がうろちょろしているし、もしも… の時を考えて今回は看板の写真で我慢ということになりました。

 

 

 

さて時間も少なくなり、最後は国際通りでお土産買いということで、今回の来沖の記念の一品として買ったのが写真の「ゴーヤーマラカス」。ゴーヤーの形をしたプラスチック製のマラカス(シェーカー)です。

 国際通りの「高良レコード」にしかないオリジナル商品ということで思わず手が出てしまいました。価格は税込み453円。

 

今回、ゴーヤーを食べる機会に恵まれなかったので、これで沖縄旅行の締めとなりました。=^-^=