写真は、先日の1月11日の成人の日の祝日、鹿児島市の宝山ホール(鹿児島県文化センター)で行われた『財津和夫コンサート2015~2016』のチケット。座席番号は1列目の27番。なんと宝山ホールの最前列のど真ん中です。
このチケットをとってくれたのは、自他ともに認めるチューリップの熱狂的なファンであるバンドのメンバーのYさん。
ということでこの日も、メンバーのもう1人を含む3人で、最前列から熱い声援を!と、いきたかったのですが、今回あまりにもステージに近すぎたせいか目の前の財津さんと眼が合う事もしばしば… 考え過ぎかもしれないけれど、そのせいか妙に緊張してしまい、年甲斐も無く子供みたいにステージ奥のドラムの方へ目をそらしてしまう自分が何とも情けなかったでした。
それでも、“この年になってやっと音楽を楽しめるようになりましてね… ”と、何気に漏らした財津さんの言葉に表れているように、肩肘張らない自然体の財津和夫を身近で垣間見ることのできた素晴らしい一時でした。
ライブの後半、財津さんがまさかのコーラスなしで歌った、1972年リリースのチューリップ2枚目のシングル『一人の部屋』が耳に残っています。
“つまらない つまらない 一人の部屋の中は本当につまらない…”
まるで誰かに訴えかけるように、1人熱唱していた財津さんの姿が忘れられません。
財津和夫68歳、そしてスペシャルゲストの姫野達也64歳。
歌う方も、聴く方も、いい感じの年になってきました。今度はもう少し後ろの席で、まったりとした時間を過ごしたいと思います。。
一人の部屋:https://www.youtube.com/watch?v=5reVIWJTgfA