写真は先日の日曜日、父の七回忌法要を実家のある鹿屋で済ませた帰り道、車の中から写した鹿児島県の国分市付近の午後4時頃の模様です。
この日の未明から降り始めた雪で、鹿児島市に通じる高速道路は早々と通行止め。フェリーの運航状況を確認し、吹き荒れる雪の中を鹿児島市の鴨池港から大隅半島の垂水に渡り、何とか遅れることなくお寺には着いたものの、お昼過ぎにはそのフェリーも視界不良のため運航中止の情報が…
久しぶりに集まる親族とゆっくり過ごしたい気持ちは山々でしたが、そうも言ってられなく、もし同じ状況があったとしたならば、生前の父もおそらくそう進言してくれただろうと、法事の後の食事会を済ませ足早に実家を後にした次第でした。
錦江湾の海岸沿いの一般道をチェーンを装着し、途中前を走るチェーンをつけていない車の一瞬の横滑りにハラハラドキドキしながらの約3時間の道のりでしたが、何とか日没前には無事我が家に帰り着くことができました。
そしてもう一枚は、それから一晩降り続いた雪で静まり返る月曜の朝の鹿児島市田上台の様子。
ほとんど車も通らない道路のど真ん中を悠々と歩いて向かう通勤途中の一コマ。遠くに見えるのは日の出前7時前後の雪化粧をした桜島です。
今年で開業して22年目になりますが、いつもは何気に通る病院裏手の階段下が凍りついたのに気付かず、そこで転んだのも初めて。外にある給湯器の配管が凍りつきお湯が出ず、診療前に大慌てしたのも初めての経験でした。
家の軒先々で、大小いろんな形の雪だるまを見かけます。このところのおとなし目の桜島のおかげで、いつもは雪も少なく灰色の雪だるまが今年はまっ白です。なかなかこういう組み合わせもお目にかかれない…
なんだかんだで大変なんだけど、雪解けも進み、残り少なくなった雪を見ているとちょっとだけ寂しいような…
やはり、ここは南国鹿児島です。(^^)