ジャンベ(djembe)

写真は先週の木曜日の日の出前、朝5時過ぎの桜島方向の1枚。東の空を紅く染めているのはこの時期によく見られる朝焼けです。

 

空が白み出す時間帯も段々と早くなり、今週あたりから朝方の気温も徐々に上がり始め、歩いていても少しずつ汗ばむようになってきました。そんなわけで、目覚ましの時計の針をいつもより30分早めて、プチ・サマータイムをただ今励行中です。

 

 

 

 

ということで、朝方に使える時間が少し増えたので、新たな試みとして始めたのが写真の楽器「ジャンベ(djembe)」

 

去年の暮れに東京のお茶の水の楽器店を訪れた際に、店頭にあったジャンベを実際に叩いてみて面白そうだったので、中古品をネットで探していたところ、大きさも価格も手頃なものが見つかり、さっそく注文をして今月の初め頃届いたものです。

 

「ジャンベ」は西アフリカ一帯で伝統的に演奏されている打楽器で、1本の木を花瓶の形(ゴブレット型)にくり貫いて、それに山羊の皮をロープで締め付けたものが基本的な構造ですが、サイズは打面が7インチ(約18cm)〜16インチ(約40cm)までいろいろとあるので、今回はなるべく邪魔にならなくて重くないものを… ということで、7インチでしかも本体が木ではなくファイバー製の軽いものにしてみました。

 

 

 

西アフリカではこんな感じ。
西アフリカではこんな感じ。

実際に叩いてみての「ジャンベ」ですが、打面の叩く部位によって変わる、ゴブレット型の構造から引き出される豊かな低音から歯切れの良い高音までの多彩な音色が非常に魅力的で、どこかドラムセットに近いところもあり、近年、伝統的な演奏形態だけではなく、それを通り越してジャズやロックなどの自由な演奏形態にも用いられるようになってきているのも分かるような気がしました。

 

 

ただ、難があるとすれば、7インチサイズでも叩いた時の音が異常に大きいこと。ドラムの音圧にほとんど近い形なので、防音設備のない一般の家の中での演奏は、家族にも隣近所にも迷惑をかけること必至でしょう。

 

 

ということで、誰もいない朝の病院のレントゲン室の中で、ひたすらジャンベを叩き続けている今日この頃です。。