6月5日の日曜日、鹿屋バラ園で行われていた「スプリングファンタジーナイト2016」の最終日は朝からあいにくの雨模様となりました。夕方から始まる「焚き火ライブ」に備えて、お昼までに最後の音合わせをいつものスタジオで済ませ、その後近くのファミレスでたっぷりと腹ごしらえをして、会場のバラ園の多目的ホールに着いたのは午後3時過ぎ。
いつもは込み合うバラ園の駐車場も、さすがにこの日は空きが目立ち、園内の人影もまばらのようで、音もなく静かに降り続くこぬか雨が、その静けさを演出しているのは確かでした。
さてこうなると、一番心配したのは観に来てくれるお客さんの人数のこと。。
いつになく静まり返ったバラ園を見渡して、もしかすると観客がスタッフと出演者だけの寂しいライブになってしまうのでは?… そんな予感がしたのは自分だけではなかったと思います。
でも、それも取り越し苦労だったようで、ライブ開始の5時半前には用意した席がほぼ埋まるほどの満員御礼状態。くしくも、傘が用を成さないその日のこぬか雨に、集客のお手伝いをしてもらう結果となったようでした。
さて、9ヶ月ぶりに活動を再開した鹿屋高校OBバンドのミッシェルは、今回、約2年ぶりに専属のベーシストが入り6名での出演となりました。曲の構成もチューリップのお馴染みの曲を、より厚く迫力ある形でお届けするということで選びぬいた5曲(⒈虹とスニーカーの頃 ⒉サボテンの花 ⒊青春の影 ⒋銀の指輪 ⒌心の旅)
久しぶりの出演で多少の緊張感はあるものの、前日の練習の時から感じていたバンドとしてのアンサンブルの楽しさを、久々に本番でも味わえた充実したライブとなりました。
演奏が終わり、メンバーのひとりが、全く見ず知らずの二十歳前後の女性に、「いい曲をありがとうございました」と声をかけられていたのを非常に嬉しく思いました。
お客様あっての『うけるライブ』、まだまだ続いております。(*^-^)