鹿児島市内は今週に入ってから、大粒の雨が時には激しく降ったり、やんだりの毎日です。気温も湿度もグンと上がって梅雨真っ只中の感じですが、何となく今年の梅雨もそろそろ終わりかな…? そんな予感もさせる雨の降り方です。
さて先週の土曜の夜、愛知県の豊田スタジアムで「ラグビー日本代表 vs スコットランド代表」のテストマッチが行われました。
スコットランドと言えば、昨年の「ラグビーワールドカップ2015」で、あの奇跡の南アフリカ戦の次の対戦国。その第2戦のスコットランド戦は、初戦の南アフリカ戦から疲れの癒えぬ中三日でしかも完全アウェイ。日本の不利な状況は重々分かっているつもりでも、まさかの大敗でベスト8進出の望みを絶たれたのは非常に残念なことでした。
あの時、日本代表をもうちょっといいトコンディションで戦わせてあげたかった… と、誰しも思ったことでしょう。
そのリベンジマッチがこんなにも早く実現するとは思いもしませんでした。しかもまさかの土曜の夜のゴールデンタイムに生放送されるということで、ビール片手にワクワクしながらテレビの前に陣取られた方も多かったのではないでしょうか。
結果は、残念ながら13−26で日本の惜敗。日本代表は途中イエローカード(シンビン:10分間の一時的退出)を2人も出し13人で戦う場面も見られましたが、相手との接点、体力面においてもスコットランドとほぼ互角。主力選手が怪我で抜ける中、まずまずの戦いぶりでした。
大事なのは、今週の土曜日の25日に東京の味の素スタジアムで行われるスコットランドとの第2戦。情報収集と分析力に優れクレバーな戦い方をするスコットランドがどれだけ修正してくるか、対する日本もどれほど修正できるか、前ヘッドコーチのエディ・ジョーンズに指摘されていた4年後の自国開催でのワールドカップにおける日本代表の“コマ不足”をいかに克服できるか、今後を占う試合になること必至でしょう。
スコットランドは今年の欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」で十数年ぶりにフランスを破り、上位とも接戦を行っている強豪チームだけに、そうそう簡単には勝てないことは確か…
試合開始20分までの攻防に日本の勝機あり… と思っていますが如何に。(=v=)