一昨日の最高気温は観測以来最高の37.4℃。このところの日照り続きで木々もバテ気味。道端に落葉の目立つ鹿児島市内です。昨日の夕方近くから、久しぶりにまとまった雨が降りました。今朝の風はいつになく心地よかったです。
さてこの一月余り、歩く時の左足の足裏から甲にかけての痛みがなかなか引かないので、そろそろウォーキングシューズの買い替え時かな?ということで、鹿児島市の繁華街・天文館アーケード内に昨年オープンした、スポーツ用品の「ミズノ」の直営店、「ミズノウエルネスショップ鹿児島」を覗いてみることにしました。
このお店の特徴は、専門の知識を持ったフットケアトレーナーがお客の特徴に合ったシューズとインソール(中敷き)を選んでくれることで、上の画像はその時、シューズ選びの診断の元になるFoot Navi(足圧測定機)で計測された、自分の足のサイズ、圧力分布、重力バランスなどのデータです。
データを見ながらトレーナーにまず説明されたのは、これを「浮き指」と呼ぶそうですが、足の指がほとんど地面に接しておらず、後(踵)重心になっていること。つまり、歩く時の最後の蹴りが弱く、大きく踏み出せていないと、このような結果になるということでした。
そしてもう一つ指摘されたのは、土踏まずあたりの接地面積が右足に比べて左足が小さいこと。これが進行したものを「ハイアーチ(甲高)」と呼ぶらしく、放っておくと足の裏が持つ本来の能力(衝撃吸収や力の分散)がうまく発揮されなくなり、ふくらはぎや足の裏が疲れやすくなり、やがて膝や腰にも負担がかかりやすくなるということでした。
ハイアーチの原因は、足の裏の筋肉や健が、疲労や不適切な荷重により固くなり柔軟性を失ったことにあるらしく、こうならないためには、歩いた後のクールダウン(足の指・裏、ふくらはぎ、太ももの裏の筋肉のストレッチ)が必要らしく、特に夏場は筋肉の疲労が激しいので欠かさないで欲しいとのことでした。
確かに、歩いた後はシャワーを浴びてもなかなか汗が引かず、扇風機の前で只々じっとしていること多かったこの夏だったので、反省しきりです。
ということで、写真右(青色)が今回勧められたシューズ。量販店で購入し今まで履いていたもの(左側、黄色)に比べると、インナーソールを合わせた価格はかなり高めになりましたが、左足の痛み、時々ある腰の抜けるような感じ、歩行時の足を大きく踏み出せない感覚、いずれもその原因がデータの分析結果と合致していたので、何の迷いもなくの購入となりました。
新しいシューズで蹴りと重心を意識しながら歩き始めて今日で3日目ですが、忘れかけていた、ふくらはぎの微妙な疲労感が非常に心地いいです。久々の収穫でした。(^^)