「献上鶴乃子」


 

10月に入りました。

 

写真は博多の銘菓・鶴乃子の高級仕様。皇室へ献上されることから名がついた「献上鶴乃子(けんじょうつるのこ)」です。

数年前、知人からお土産物として頂いて初めて食べましたが、同じ銘柄のお菓子でありながら、その味は全く別物と言っていいほど美味しかったので、それ以来博多へ行った時は必ずお土産として買ってきているものです。

 

 

ということで、先週末は福岡県歯科医師会館で行われた会議に出席するため、久々の福岡出張でした。博多駅に着いたのは土曜のお昼過ぎ。台風18号の影響なのか、その日の朝方の鹿児島市内も蒸し蒸しとして暑かったですが、いや博多も暑かったです。会議が始まるまでの空いた時間を利用して、会館周辺の天神あたりをうろちょろしましたが、もう汗びっしょりでした。

 

 

でも、会議が終了し懇親会が始まる午後6時頃の外の気温は急激に下がり、ひんやりとして、上着を羽織らないと肌寒さを感じるほどで、やはり本格的な秋の到来は、直線距離で200kmも北に位置する博多のほうが一足早いようでした。

 

 

さて、懇親会の場所は博多の老舗料亭「稚加榮(ちかえ)」。十数年前、同じく懇親会で出された“天然ひらめの活け造り”の味が忘れられなく、今回もそれを大いに期待をしての出張でしたが、そうは問屋が卸しませんでした。

次の日、実家のある鹿屋で所用を控えていたので、朝6時過ぎには新幹線で博多を後にしなければならず、久々の博多の夜も早々の散会となり、結局そのまま博多ラーメンの暖簾(のれん)をくぐることもなく、やや消化不良気味の今回の出張となりました。

 

 

今週末あたり、お土産に買ってきた“からし高菜”と、とんこつ味のカップ麺で博多の雰囲気を味わいたいと思います。。