暖秋

写真は先日の日曜日の夜、桜島方向に見えた満月を写した一枚。

 

この前日の土曜日は朝からぐずついた天気で、最高気温も20℃前後と長袖一枚では肌寒く、やっと秋到来?を感じさせる一日でしたが、今週に入ってからの鹿児島市内の日中は、連日夏日を思わせるような汗ばむ陽気が続いています。今週末の鹿児島地方は雨模様で、この陽気も今がピークと思っていたところ、気象庁の予報ではどうやら10月後半まで続くらしく、もうしばらくは夏服のお世話になりそうな、そんな感じです。

 

とは言ってもやはり季節は秋。夏場に落ちていた基礎代謝も徐々にあがってきているようで、このところよくお腹が空きます。

 

で、食事量も運動量も夏場と変えないでしばらく様子をみていたところ、明らかに体重の減少がみられました。

 

 

基礎代謝のことを構造医学では、生命活動によりできた余分な体熱を、体外に放熱させるために必要なエネルギーとして考えます。夏場に基礎代謝が落ちるのは、その放熱が皮膚や肺などからの水分の蒸発(不感蒸散:ふかんじょうさん)により自然に行われる量が多くなるからで、季節の替わり目、特に涼しくなった秋口に体調を崩しやすいのは、今まで行われていた夏場の放熱システムが急激に抑えられることにより、熱が体内にこもりやすく鬱熱(うつねつ)傾向になるからと考えられています。

 

 

なので、秋になったら体を動かして体循環を促し、熱を適度に逃がしていく必要があるということなのです。

 

 

食欲の秋、そして運動の秋とは昔の人はよく言ったものだと思います。(^^)