今日の鹿児島市内は朝から雨。
暖冬という表現はどうかな?と思うけれど、確かに、車のガラスが凍りつくような厳しい寒さは数える程しかないような、そんな今年の冬事情です。
蒲団から抜け出せないほどの寒さでもないので、休みの日はいつも通りに起きて、一階のソファーに陣取り、温熱ヒーターの横で、まだ家族の起きないうちから本を読むのが最近のお気に入りになっています。
写真の「痴人の愛」を初めて読んだのは大学の時でした。
何故この本をあの頃に読んだのか、別に本の主人公と似たような境遇にあったわけでもなく、偶然? それとも何かに惹かれて? 今となっては確かめる術もないけれど、面白そうだったので、また手にしてみました。
話の展開が頭に全く残っていなかったせいもあり、読んでみて、久々に楽しめました。
あの時代はこの程度が〝痴人〟
今の時代、世の中は〝痴人〟のオンパレードですね。。