梅雨なんだけど、ジメジメとした南国の梅雨らしさは、さほど感じられない今日この頃です。
その、どちらかと言えば清々しい、梅雨の晴れ間も重なった先週の土曜日の夕方、チューリップ・ライブ2019が鹿児島市民文化ホールでありました。
途中、チューリップのリーダーの財津和夫のソロ活動としての来鹿はありましたが、フルバンドとしては実に7年ぶりになります。
昨年の暮れに博多であった同じツアーに知り合いが参加していたので、当日の曲の構成など、大方のところは情報として入っていましたが、ライブが始まる前のステージに並べられた楽器類が目に入ると、さすがにちょっと緊張して、チューリップを初めて観た中2の頃を思い出してしまいました。
2014年にリードギターの安倍俊幸が他界してから、フルバンドとしての活動を観るのは初めてでしたが、リードギター、キーボード、ドラムのサポートメンバー3人が加わるようになり、逆にパワーアップしており、それでいてオリジナルのメンバーは肩の力がちょっと抜けて、そんな余裕が音作りに出ていた今回だったような気がします。
それでも、終盤になるとさすがに体力勝負らしく、懸命にライブをこなすメンバーの息づかいに合わせるかのように、お客自身もヒートアップしていく様は、ライブでしか味わえない醍醐味でした。
メンバーの言葉から、鹿児島が特別な存在であることがよく伝わってきました。
「鹿児島、好き!!」なんて、ファン冥利に尽きると思います。
よか晩でした。。