昨日の未明あたりから、断続的に激しいい雨に見舞われている鹿児島市内です。
昨日のニュースでは、26年前の「86水害」のことが取り上げられていました。
ここしばらくは、今の状況が続きそうです。大ごとにならないことを祈るのみです。
さて、先週の土曜日の夕方から、場所は市内にある鹿児島サンロイヤルホテルで、学生時代所属していた鹿児島大学医学部ラグビー部の同窓会が行われました。
有志が集まってのラグビー部の同窓会は、機を見てこれまで何度かありましたが、部創設に関わった大先輩の方々が参加されての同窓会としては実に20数年ぶりになります。
学生時代は、一見優しそうに見えても、実は眼光鋭く、雲の上の存在の先輩が多かっただけに、その当時、まともに話ができた記憶は全くありませんでしたが、当日、終始和やかな雰囲気の中で談笑できたのは、やはり年月の成せる技だと思いました。
話は、医学部が今の鶴丸城跡にあったころの部創設のころから現在に到るまで、ラグビーに限らずその話題が尽きることはなく、ホテルに泊りがけの企画となった今回の同窓会の趣旨が十分に理解できるものでした。
自分がまだラグビー部に入部したての頃でした。とある懇親会の席で、既に医師として活躍されていた先輩の先生が、まるで幕末の薩摩藩士に伝えるが如く、部員に向かって「日本を支える医療従事者が、ここ鹿児島から育つことを願っている」と説かれたことを今でも思い出します。
その意思が通じたのか、諸先輩の中には国内外に限らず、それこそ第一線で活躍されている方が多数いらっしゃいます。
その時部員を諭した先輩が果たして誰だったのか、この30年あまり確かめる機会に恵まれなかったのですが、今回、やっとそのお名前と現況を知ることができました。
残念ながら、今回は出席が叶いませんでしたが、次の5年後の同窓会では是非ともお会いしたいと思っています。
実は今回、その先生のお名前を知り、今の自分との接点について、縁というか、宿命というか、何かしらの大きな存在に心中穏やかでない自分を感じています。
人間どこで繋がっているか分からないものです。。