8月24日に『ドキュメント矢沢永吉』がNHKで放送されました。
決してファンではないのですが、何となく気になって録画したものを先週末見ることができました。
随分前になりますが、初めてマジマジと見たのもNHKのロングインタビューでした。
当時の記憶としては、高飛車というか、あまり良い印象はありませんでした。
ただ、信条のロックとは別に、矢沢永吉の歌うバラードに、どこか引き込まれる感覚を持っていたのは確かです。
今回のドキュメントでは、おそらく自分にとって最期と位置付けるアルバム製作の仕上げのために、単身アメリカに渡り、現地のミュージシャンと一人で交渉を重ねていく様子が描かれています。
日本人には決して出せないグルーブ感。求めるギターのワンフレーズ。なかなか言葉では表現できないその部分を、言葉の壁を気にせず、人目なんか目もくれず、自分をさらけ出して伝えようとする姿に共感が持てます。
今月発表されるアルバムを耳にしたいと思いました。