先週の金曜日のことでした。母親が入所する施設の担当者から連絡があり、施設内でコロナ陽性者が1人出たとのこと。
母親が通っているデイケアに来ていた方からの感染らしく、施設の他の入所者と従事者は濃厚接触ではないということで、そのPCR検査は翌日の土曜日に行われることになりました。
母親が抱える持病を考えると、さすがに落ち着かない、ある意味覚悟もした1日となりましたが、翌日の夕方近く、関係者全員のPCR検査陰性の報告を受けて、ほっと胸を撫で下ろした次第です。
ただ、PCR検査陰性は感染をしていないということではないので、これから2週間の経過観察の間はまだまだ気が抜けないところです。
この時、藁をもすがる思いで感じたのが、ワクチンの早期接種でした。
そのワクチン接種がいよいよ始まります。昨日の厚生労働省の通達によると、まずは医療従事者から始まり、次に高齢者、基礎疾患がある方、そして一般の順になります。
今回のワクチン接種は強制ではなく希望者のみですが、その判断も難しいところがあります。
ワクチンと言えば、個人を守るためと捉えがちですが、このコロナに関しては自分だけの対処だけでは防ぎようがないのは明らかです。
全体の感染レベルを下げるという観点から考えれば、できるだけ多くの接種が望まれるところですが、ワクチンの副作用の報告もありますし、その辺りの情報を個人がどのように受け止めるかで対応も人それぞれでしょう。
地球温暖化。シベリアの永久凍土の溶解。その中で眠っていた未知のウイルスの大気中への放出。
SDGs
環境ベースで物事を考える力が必要とされています。