2014年11月

「サントリー ホワイト」

今年もあと一月余りですね。早いものです。アメリカでは今週末あたりから、年間売上げの3割を稼ぎ出すと言われるクリスマス商戦が始まるようです。これから年末〜年明けと、子ども達にとっては待ちに待ったハッピーシーズン到来。そして一方では、財布のヒモを締める暇がない、長い長いサンタロードが始まりましたね〜 (・・;)



写真は先週末、近くのスーパーで見つけた「サントリーホワイト」の復刻版です。


1929年に国産ウイスキー第1号として発売された「サントリーウイスキー白札」の当時のデザインをそのまま再現して、先月、数量限定で発売されたものです。元々数量限定とかプレミアという言葉には弱いほうですが、それより何より、久しぶりに見た「学生の酒ホワイト」が無性に懐かしくなって思わず手にとってしまいました。


あの当時、確か「だるま」の愛称で親しまれたサントリーオールドが2,700円前後、部屋に置くだけで何故か様になっていた角瓶のサントリー角が2,400円前後、そしてサントリーホワイトが1,300円前後だったと思います。


なのでホワイトの費用対効果は抜群で、しかも「レッド」や「トリス」のように翌日に残らないので男性に限らず女性でも… ということで、学生の集まるお店には必ずと言っていいほど置いてあったというか、それしか見えてなかったと記憶されている方も多いのではないでしょうか。


さて当時の、肝心な味わいの方はどうかというと、確かに、味わい滑らかなオールド等と比べると、舌にチリチリとくる感じが少々安っぽいのかな〜という感じもありましたが、当時の貧乏学生に見合った分相応のお酒としては100点満点の出来ではなかったかと思っています。


ということで、実に大学を卒業してから約27年ぶりにそのチリチリ感を味わいたくて飲んでみましたが…  いやいや昔のような面影?低評価?は長年の品質改良で何処へやら… 正統派のスコッチウイスキーにも引けを取らない味わいは切れが良く、「角」よりもハイボールとの相性が良いのでは…と思った次第です。




最後に、最近のお気に入りのスコッチウイスキー「ラフロイグ」をご紹介します。天文館での飲み会の締めに、一人でも飲みに行きたくなる癖のあるお酒です。



好きになるか、嫌いになるか、おそらく二つに分かれると思いますが、宜しければ自己責任でお試しあれ〜(*^¬^*)

忘年会『お魚工房・魚 iwo』


寒くなりました。2段階くらい飛び越えていきなりという感じですね。風邪を引かれる方も多いようです。冬はまだまだこれから。油断は禁物です。


さて、そろそろ忘年会シーズン到来。12月の予定表もなんだかんだで既にビッシリという方も多いことでしょう。12月になると連日の飲み会もきついし、お店探しも大変だよな〜 ということで、先週の土曜日の夜、鹿児島市の天文館にある『お魚工房・魚 iwo』で一足早めの病院の忘年会を行いました。


ちょっと変わったお店の名前だったので調べたところ、「いを iwo」とは元々魚類全般のことを指す言葉らしく、「いを」→「うを」→「うお」と変化して現在の「魚(うお)」となったようです。しかも「うお」では不安定な母音の連続になり言いにくいことから、結果的に「魚(さかな)」と呼ぶようになったらしいです。



   予想以上の大きさの伊勢エビでした…
   予想以上の大きさの伊勢エビでした…

さて、今年の忘年会のスタッフのリクエストは“ふぐ料理”。(◎_◎;) 


忙しさにかまけて病院の食事会も久々なので、その要求はOK! が、「伊勢エビも食べたい」と言い出したので、予算内で済むようにお店の店主と交渉してその要求も何とかOK!! 

ということで、見ているだけでも頬が緩んできそうな“ふぐ”と“伊勢エビ”の刺身の各種大皿を目の前にスタートした食事会は、ちょっと早いけれど、一年の締めに相応しいワイワイガヤガヤの話題満載の忘年会となりました。



         これで2杯…
         これで2杯…

右の写真はふぐのコース料理の中のひとつ、一人につき一杯ずつ出された“ひれ酒”です。

 

スタッフ全員が飲むのは初めて、しかも匂いがキツくて全員飲めないということだったので、「えっ、ウッソ〜」と表向きは驚きを装いながら、内心ニコニコ顔で自分とスタッフの分も含めて計6杯頂きました。

酔いが後からやってくる日本酒の恐さを忘れた訳ではないけれど、気付いた時には既に遅し… 帰りに長女に頼まれた“抹茶サツマイモアイス”をローソンで買ったまではいいけれど、それからの記憶が… 

 

気付けば自宅の1階のソファの上で朝の5時。予定していたゴルフを思い出し、何とかゴルフ場には着いたものの、寒いわ、頭は重いわ、体は動かないわの散々のゴルフで今年の忘年会シーズンの幕が開きました。

 

 

『お魚工房・魚 iwo』の“ふぐコース”、一人前6,500円。 http://www.hotpepper.jp/strJ000973520/course_cnod23/

 

 

今ならお勧めです。(=v=)

 

 

 

 

 

 

 

 

自分でできる 簡単ハリ治療 


先週あたりから家内が左手首の腱鞘炎(けんしょうえん)になっているようです。包丁を握る手がかなり痛むらしいので、とりあえず包丁を小型の軽量タイプに買い替えて手首に負荷がかからないようしてみましたが、それほど効果が上がらないようなので、痛みを緩和するために2〜3日前から自宅でハリ治療を始めました。



 使い捨ての100個入り
 使い捨ての100個入り

 

 

ハリ治療といっても、通常のハリ治療院で行われているような大掛かりなものではなく、丸いテープに長さ0.6㎜の針のついた“円皮針(えんぴしん)”という針を痛みのツボに貼っていくだけのものです。

 

歯科医師であり鍼灸師でもある大分の同級生の檀上先生から“誰でも簡単にできるから…”と教わったもので、彼のお勧めの針はセイリンという会社の「PYONEX・パイオネックス(長さ0.6㎜)」という円皮針で、滅菌個別包装の100個入りで定価2,160円、ネットで簡単に購入できて肩こりや腰痛、五十肩、ゴルフ肘痛など身体の痛みやコリなどの様々な病状に応用できる優れものです。

 

 

    自作の「ツボ探索棒」
    自作の「ツボ探索棒」

 

使い方として、まず円皮針を貼る場所(ツボ)を見つけます。

 

例えば、肘を曲げると痛むならば、肘を曲げたままの姿勢で、腕を上げて肩が痛むならば、腕を上げたままの姿勢で、痛みを最も感じる姿勢を保ったまま患部周辺を「ツボ探索棒」で同じ強さで押していき、時には飛び上がるどの痛みを放つ一番い痛い点をみつけたならば、そこが円皮針を貼るツボです。

 

 

 

見つけたツボに円皮針を貼って痛みがひどくなるようであれば、それはツボをはずしていることになるので、円皮針を外せば貼る前の状態に戻ります。痛みが楽になってもまだ痛むようであれば、さらに他のツボを探して円皮針を続けて貼ります。たとえ、直後に効果が無くても一日ぐらいは様子をみて、もし変化がなければ効果なしということなので、その時はツボを見つけ直すか次なる手を考えます。

 

コツは、痛みのツボを正確に見つけ出すこと…

 

 

円皮針の針がかなり小さいのでちょっとでも外れると効果は期待薄です。

 

 

“下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる”で、たくさん貼っても通用しませんので、あしからず。(^▽^;)

 

 

 

三叉神経痛

11月に入りました。朝晩も冷え込むようになりましたね〜 さすがに歩きの格好は、半袖のTシャツから長袖へ変更、しかもその上からダウンを羽織っての冬装備。それで一生懸命歩いても汗がなかなか出てこない… 少し物足りない感じの今朝でした。


 

さて先週の水曜日の夜は、定例で毎月一回行われている勉強会「一三歯科臨床研究会(一三会)」の日でした。例会は夜8時〜10時までの約2時間、2名の会員がそれぞれ約1時間の持ち時間で症例発表等のプレゼンテーションを行います。先月は自分の担当月で、今回は前歯にオールセラミックスを使用した審美的改善例の1症例と、あまり聞かれない言葉だと思いますが、歯の痛みから少し領域を広げた「顎顔面痛」と呼ばれている病状の改善例についての報告でした。

 

 

皆さんは、食事中または冷たい水やお湯を飲んだ時に、数秒〜数十秒続く突発的な歯の激痛を感じたことがありますか? もしその時に、歯科医院で診察を受けてムシ歯や歯周病等の原因が見つからなかった時、そして歯科で出された痛み止めを服用しても、なかなかその痛みが治まらなかった時は「三叉神経痛」の疑いがあります。

 

 

三叉神経とは12対ある脳神経の一つで、眼や鼻の周囲、上あごや下あご、歯やお口の中の様々な感覚や、あごを動かす筋肉や顔の表情筋の運動を支配している神経です。例えば、ムシ歯で歯が痛むのは、この三叉神経の末端の歯の中の神経が刺激されてそれが電気的に脳に伝わり、結果的に脳が痛みとして認識しているからです。

 

では、なぜムシ歯がないのに歯が痛むのか? それは、脳から出た三叉神経が末端の歯に行く途中で何らかの刺激を受けたためで、それによりあたかも歯が痛むような錯覚を起こさせているからです。その刺激とは、三叉神経近くを流れている脳血管(90%)や脳腫瘍(8%)による圧迫です。

 

 

治療法は脳神経外科でのMRIなどの検査により、明らかに三叉神経と血管が接触していることが確認された場合には、それらをはがして圧迫をとる外科的治療法が適応となり、そうでない場合には神経の興奮状態を抑える薬(テグレトール)などで経過を観察する場合が多いようです。

 

 

ちなみに、三叉神経痛は口の中だけではなく、顔を洗ったり、化粧、ひげ剃りなどでも痛みが誘発されることもあります。

 


時々顔がピリピリツとなる方… 



くれぐれもご用心を… !?(゚〇゚;)

 

 

 

(写真は脳神経外科医 福島孝徳 公式サイトより参照)